2020/06/14 のログ
■オグルゴブリン > 今夜も空振りに終わる狩りである。
次はもう少し人里近くで、と考えはしたがそうなると危険度がぐっと増すことも理解している。
吹き矢を構えるのを止め、代わりに親指と人差し指で輪を作りそれを軽く咥えるとピュィーと指笛を吹いて向かい側のオグルゴブリンに合図を送る。
この合図は撤退の合図。
まだ狩りを続けられるだけの体力と時間はあるが、無駄にそれを浪費しても仕方あるまいと二匹のオグルゴブリンは闇の中へと消えるのであった。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道」からオグルゴブリンさんが去りました。