2019/12/26 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
■タマモ > ここは九頭龍山脈、麓付近の獣道。
茂る草葉、それを器用に避けるように、そして足音を忍ばせ、ゆっくりと歩いていた。
何かから、逃げている?いやいや、そう言う訳でもない。
少女は気紛れだ、それは、目的や行動、その理由等も含め、色々な事で。
今こうしているのも、単に、そうしているだけ。
何かを見付ければ、静かに近付き…
………うん、それはそれ、状況次第で考えよう。
少女は、そんな、行き当たりばったりな性格なのだ。
■タマモ > 時折、ぴくん、と耳が揺れる。
しかし、それだけで、特にこれと言った動きは見せない。
理由は簡単だ、その音の主は、この周囲で生きる動物達。
少女は、そうした動物に対しては、何もする気はないのだ。
まぁ、それがどうしてなのか?まで問われると…
いや、うん、止めておこう。
それに関しては、少女の根元の部分、そこに触れるから。
ともあれ、少女は変わらぬ歩調で、獣道を歩き続ける。
とは言え、もう少ししたら、止める予定だ。
延々と何も起きぬ時間、それを過ごすのは、苦手だからだ。
■タマモ > 少女のこの先、何かと出会ったのか。
それとも、何もなく、戻って行ったのか。
それは、誰も知る事はない、だろうか?
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にミゲルさんが現れました。
■ミゲル > 九頭龍山脈の街道から少し離れた山中。
山刀を片手に小枝や草を切り払ってもなる音を隠せずに進む。
意味のない伐採を行っているというわけではなく、この辺りで見かけられたという変わった動物を探すためであり。
ただ見かけられた場所が街道から離れた山の中という話なので仕方なく進むのだがその音で仮にいたとしても逃げるかもしれない状況。
それでも入って探すしかないと草枝の鳴る音を立て歩き。
「ン……いるといいけど……」
あいまいな割に実入りのいい仕事、それだけに他にこの仕事を受けている冒険者も多いという話。
できれば先に見つけたいと思いつつ…同業者に気を付けて山中を散策していく。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からミゲルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にジョージアさんが現れました。
■ジョージア > 小柄な身体には不相応な荷物を担いで、もうどれだけ歩いただろうか。
完全に暗くなる前に何処か、夜露を凌ぐ場所を見つけるべきだと分かっていたが、
ほんの少しだけ、と目についた大樹の足許、転がる岩に腰を下ろした。
背負っていたふたつの荷物―――兄の形見である両手剣を布に包んだもの、と、
それも兄の形見である、薄汚れた背嚢とを足許へ置いて、深く、深く溜め息を吐く。
当ても無く、情報のひとつも無く、無謀な旅だとは分かっている。
それでも、兄の辿った道をなぞることで―――いつか、兄を殺したモノに行き会えるのではないか、と。
――――今の己には、それだけしか考えられなかった。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にリヒトさんが現れました。
■ジョージア > そうして、夕日が沈み切る前に。
娘の姿は荷物と共に、何処かへ消える。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からジョージアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からリヒトさんが去りました。