2019/12/05 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道 温泉宿」にボブさんが現れました。
ボブ > (ダイラスの造船所へ竜骨用の樹を運搬し、ハイブラゼール近くの自分が住む村へと戻る最中、
男は一夜の安らぎを求めて、山中にひっそりと佇む温泉宿で一泊を取る事にして)

「ふぅ~~、ここに来るのも久々だな。
傭兵時代以来だから……軽く2~3年ぶりといったところか」

(男は操っていた馬車の御者席から降り、温泉宿の外観を眺めながら感慨深く独り言を洩らし、
受付へと歩みを進めれば、女将が受付に付いているのを見つけて、部屋を一つ取り、
その部屋へと入れば一人用の部屋は無く、最低二人部屋からという事なので一人で使うには広い部屋がそこにあって)

「う~ん……一人で使っても二人部屋料金な訳だから損と言っちゃあ損なんだが、
ここの温泉はそんな小さな事、気にする必要のないくらいいい温泉だからな、さっそくひとっ風呂浴びに行くか」

(男は備え付けの浴衣に着衣を替えれば、ハンドタオルを肩に引っ掛け、宿の廊下を露天風呂に向かって歩いていく)

ボブ > (廊下を歩き、男湯・女湯という暖簾が掛かった扉の前まで辿り着けば)

「そういえばここは混浴じゃなかったんだな。
すっかり王都の九頭龍の水浴び場での流儀が頭にこびりついていたな。
まぁ、今日はこっちの流儀に乗っ取ってゆっくり風呂に入るか、馬車で寒風にさらされて身体も冷えている事だしな」

(扉の前で男は呟きを洩らし、そして男湯の扉をくぐり、廊下からその姿を消していった)

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道 温泉宿」からボブさんが去りました。