2019/11/27 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中の温泉」にユキノさんが現れました。
ユキノ > 「せーの、よっこらしょー!」

明るい声を山中に響かせて、一人の少女が石を積む。
どうやら湧き出る温泉を堰き止め、即席の湯船を作っているらしい。

「うーん……良い感じです!」

湯船は小さく、体格にはよるが2,3人も入れば密着してしまう程度。
だがそれだけに湯の溜まりは早い。
ちょっと熱めだが、この寒い季節には丁度良いだろう。

「さ、一番風呂はいただきです!」

誰にともなく宣言すると、鎧を外し、服を脱ぎ。
寒風吹きすさぶ屋外で着々と生まれたままの姿になっていく。
愛用の剣だけは手元に置いて、他の装備は少し高めに積み上げた岩の上。
熱い湯に飛び込んだ少女の白い肌は、見る見るうちにほんのり桜色へと染まって行った。

「んー♪やっぱり外のお風呂は気持ちいいですね!」

誰かに話しかけているのか、浮かれすぎての独り言なのか。
とにかく楽しそうである。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中の温泉」にジュンさんが現れました。
ジュン > 「っふー…やっぱりこの時期の山越えは堪える…」
寒風の吹きすさぶ山中
黒い外套に身を包んだ青年が山道を歩んでいた

「これはさっさと、街に行ったら熱い風呂でも…ん?」
ふと何か気配を感じ
不思議とそちらへと歩んでいけば

「湯気…?こりゃラッキー少し浸かっていくかな」
と漂う湯気を見つけ、その元の方へと向かっていけば
少女の手作りの湯船の位置に出る
そしてその少女には何者か青年があらわたのもわかるだろう

ユキノ > 山中の露天風呂からは色々な物が見える。
植物であったり、動物であったり、色々と。
熱めのお湯で温まった体を湯船と言うか岩に腰掛けて外気で冷ましながら、それらを眺めて一息つく。

「うーん、のどかですねぇー……ん?」

のどかな光景の中、似つかわしくない黒い人影が見えた。
そんな時の対応は一つだ。

「やっほー、こんちはでーす。」

にこにこしながらひらひらと手を振る。
湯気で見え辛いが、腰掛けたまま膝から下を湯に浸けたままである。

ジュン > 「おっと先客がいたのか、こんにちは」
声を掛けられるとは思ってもみなかったが
湯気で隠れているとはいえ裸体を見られて何も言わないということは普通に対応して方がいいだろうとこちらも挨拶を返す

「温泉、俺も入っていいかなさすがにちょっと寒くてさ」
とたずねつつも早く入りたいのか、すでに外套を脱ぎ入る支度を始めている

ユキノ > 「そうですね、今日は格別に寒いですからね♪」

自分の体を抱いて寒そうなポーズを取ってみせる。
その割に随分楽しそうではあるが。

「まぁ旅は道連れ世は情け、なんて言いますしね。
 いいでしょう、このお湯をご馳走してあげます!」

自分で沸かしたお湯なはずも無いのだが。
少し横に寄って青年の分のスペースを開けてあげる。
ちょっとだけ、全部脱いだところでやっぱだめー!ってやってみたくなっている様子なので入るなら今の内だろう。

ジュン > 「本当寒いよねーそんな時に温泉見つけられるなんてついてるよ」
楽しそうな様子を少し不思議そうに見ながら

「それじゃあお邪魔するね…っーーーやはり脱ぐと寒いっ」
さくさくと服を脱ぎ全裸になれば中々にがっしりとした体格を露わにする
ただやはり寒いのか少し身を縮こませつつ開けてくれたスペースにはいり

「っ、っはー…生き返るねこりゃ」
足を入れただけでもかなり違ったようでちじこませるのを直しながらゆっくりと浸かっていく
たが体格がいいせいか開けてくれた分も合わせても少女に体が少し触れている

ユキノ > 「つまり私がいてラッキーって事ですね♪
 まぁ、お湯に浸かってる内に寒くなくなりますよ!」

くすくすっとやはり楽しそうに笑う。
自分の労働が人の為になるのはとても良い事だ。
一旦狭くなったお湯の中に戻ってみたりして。

「そうでしょうそうでしょう、こういう野趣溢れる物もたまには!
 後はご飯があればさいこーなんですけどねぇ。」

体が触れることも気にせず、相手が誰か知らないことも気にせず。
自分が語りたい事を語るのだった。

ジュン > 「まあ確かに?可愛いこと混浴できるのもラッキーだ」
そういう気持ちを少しも隠さずにそう返し

「あーご飯ねぇ一応干し肉とかならあるけど食べる?」
そう尋ねながら
体が触れていることにも気に留めていない様子であれば
どれくらい行けるかと下心を持ちながらそっと手を伸ばして脚に触れようとする

ユキノ > 「そうですか?それならダブルラッキーと言う事ですね!
 これで今年の運は使い果たしましたよ、お兄さん♪」

照れるとかそう言う事は一切しない。
臆面も無くにーっと笑ってそう返す。

「あ、勿論です!食べます!」

寧ろこちらから青年の脚に手を乗せ、身を乗り出して体を近付けつつあーんと口を開ける。

ジュン > 「ほんとついてるよ、でも使い果たしちゃったのは困ったね」
とおもむろに近づかれ

「おとと慌てないで、ちょっと待って」
ひょいとどこからともなく―――自身の能力で荷物を引き寄せると
そこから干し肉を取り出して

「はいどうぞ」
あーんと開けている口に差し出す
そのついでとばかりに近づいた体を抱き寄せるように軽く触れる

ユキノ > 「それはお兄さんが頑張ってどうにかしましょう♪」

荷物を引き寄せる様子にも驚く事は無い。
少なくとも表面には出さない。
細かいことを気にしない性格のようだ。

「あーん……ぱくっ」

抱き寄せられても嫌がる素振りはなく、差し出される干し肉に食いつく。
指ごと口の中に入れて肉を奪い去るくらいの勢いだ。
かと言って噛み付くと言う事も無いが。
干し肉をゲットして幸せそうにもぐもぐしている。

ジュン > 「まあ頑張るよ、美味しい?」
味も何の変哲のない干し肉だ

また干し肉に集中しているのかわからないが
また嫌がる様子がなければこれ幸いと体を触っていくことにする
抱き寄せた背中から肩、腕、また戻ってから脇腹、脚へと触っていく

ユキノ > 「はい!干し肉にしては中々のお味ですね!おいしいです!」

褒めてるのかけなしてるのか良く分からない評価ではあるが、満面の笑みで食べている。
美味しいと言う言葉に嘘は無いのだろう。

「んー?ひょっとしてお兄さん、私に干し肉のお礼を求めちゃってますか?」

流石に体に触る手には気付いたらしい。
ほんの僅か乳房を青年の胸板に触れさせ、上目遣いでにやーっとする。
かと思えばすぐに離れてみたりして、まるで遊んでいるようであった。