2019/09/23 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にレーナさんが現れました。
レーナ > 日も暮れた時間の九頭龍山脈に走る街道の一つ。
運よく山賊に会う事もない安全といえる旅路。
ランタンの灯を揺らして、空いた片手は常に剣にと触れて街道を歩く。

「この道は未だに慣れんな……」

金に余裕があるときは船か場所を使う事が多いだけに徒歩での山越えは未だに慣れない。
しかしそれを選んだのは自分なので文句を言う相手もいない。
それゆえに独り言のように呟きながら歩み続ける。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にエズラさんが現れました。
エズラ > 街道から少しはずれた場所にキャンプしている男が一人。
遠くに灯明が揺れているのを目にして、一瞬警戒する――どうやら一人らしい。
夜の山道を歩行でゆくのも何かと辛かろう――そう思い、立ち上がる。

「おうい、この先は険しいぜ、夜が明けてからに――」

自身もランタンを提げながら旅人の傍へ歩み寄るが――すぐに男が破顔して。

「――レーナ!相変わらずヘンなところで会うな――火に当たっていけよ」

レーナ > 街道を進んでいれば少し先、街道から離れた場所に明かりを見つけ一度足を止める。
態々明かりを灯して待ち伏せる山賊はいないとは思うが例外はいるもの。
迂回するべきかと考えるが、先に明かりの傍にもう一つ明かりが生まれ近づいてくる。

さてどうするかと思えば先に相手からの声、それはよく知ったもので。

「それは私の言葉だ。お前はどこにでもいるな……エズラ。
ついでに食事もごちそうになってもいいぞ?」

知った相手だからこそ言える言葉、誘われているのに更に要求を出したりとして。

エズラ > 「ハハハ!先手を取られちまったな――」

こちらの姿を確認するや、間髪入れずに食事を要求してきたその態度に、思わず声を出して笑う。

「ああ――勿論いいぜ。さ、こっちだ――」

ほら、あそこだ――とテントを指し、誘導していく――

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からエズラさんが去りました。
レーナ > 「今更遠慮する関係でもないだろう?」

街で会えば大抵は食事を集ることがすっかり多い関係。
今回は場所が場所だけに保存食しかなく、相手に集ればないかいいものがあるという考えで笑い。

「では御馳走になるぞ」

差されたテントを見ればそこへと案内されていく。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からレーナさんが去りました。