2019/05/07 のログ
ラファル > 「うー……ん?だれも、いないかー。」

 少なくとも、自分の知覚できる範囲には、という枕詞がある。
 盗賊とかはさっきイナイイナイしちゃったし、それもそっか、という認識。
 そうなると、退屈だよなー。と思う。
 お腹もすいてきたし、狼とか、猪とかそういったものでも食べようかなぁ。
 幼女は考える。
 先ほど匂いを嗅いだ時に、それ系の野生動物の匂いは有ったし。
 それもいいか、と考えるのだ。

「よし!」

 猪鍋ー!と、決めた幼女、トコトコっと、歩き始める。
 森の方へと、サクサクくさをかき分けながら。

ラファル > 「猪いのしし、いのしっしー。
 ぼくはおなかがぺっこぺこー。」

 調子はずれな歌を歌いながら、森の中へ。
 森の中をさくさくと草をかき分け進む足取りに迷いはなく。
 そのうち歩く足音は、草をかき分ける音すらしなくなっていく。
 猪に近づくにつれて自然とどうかするように少女は進み。

 そして、素手で猪を捕まえるのだ。
 幼女に見えぬ筋力を発揮した彼女はそのまま頭をかち割って。
 そこから血抜きをして手際よく肉を、皮を剥いでいく。

 食用の肉を大量に獲得し、肉を焼いて食べて。
 残りをしまって、その場から去っていく――――。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からラファルさんが去りました。