2019/04/12 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 /山中」にマリサ・ブラックバーンさんが現れました。
マリサ・ブラックバーン > 夜の九頭竜山脈で赤い炎が天を焦がす。
隣には軍服姿の騎士見習い。

周囲には黒焦げの山賊の死体が複数転がっている。

「ふーーっ! ふーーーっ!」

帝国の人間が多数国に入り込んだことに危機感を募らせた上層部より、騎士の下層身分のメンバーに"朱金"と"辰金"の探索命令が降りていた。
見習いと言う事で十把一絡げに九頭竜山脈へと送り込まれるマリサ達。

九頭竜山脈は広いと言う事もあり、各々が別れての捜索を行うことに。
無論、万が一本物を見つけた際に功績の配分で揉めることを避ける意味合いもあったのだが。

マリサは捜索範囲の中でもとりわけ賊や魔物の類が出没すると言われているエリアを請け負っていた。
こうすれば丁度良い腕試しの相手に巡り合えるかもと淡い期待を込めてだが。

「結局会えたのは賊だらけだったがな。」

雷撃で黒焦げにした賊達に視線を向け、口の端を伸ばすマリサ。

実戦に飢えているマリサにとっては賊退治でも良い経験で。

暫くぶりの実戦は終わった後も気持ちを昂ぶらせていた。

マリサ・ブラックバーン > 多少なりとの達成感と自惚れを手に入れて。

マリサは鼻歌を歌いながら山を後にする。

ちなみにこの後捜索を続けるも肝心の金属は見つからず、大した手柄にはならなかったと言う。

ご案内:「九頭龍山脈 /山中」からマリサ・ブラックバーンさんが去りました。