2019/01/25 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
■タマモ > まだ薄暗い山中、僅かな光が薄っすらと浮かぶ。
それは、少女の少し前に浮かぶ狐火。
それを灯りにし、適当に散歩を楽しんでいた。
「…む、これは確か…食べれるものじゃな。
ふむふむ、これはなかなかに甘くて美味しいはずじゃ」
時折、視線に入る山菜や木の実に、手を伸ばし収穫。
ひょいぱく、と木の実は即口の中へと放り込まれていた。
何度も何度も、色んな理由で山中を伊達に歩いてはいないのだ。
■タマモ > 「さて…適当に歩いて来たは良いが…」
ふと足を止め、そう呟けば、ぐるりと辺りを見渡す。
「………ここは、どの辺なんじゃろうか?」
うん、目的無しの適当な散歩。
道なき道を歩く少女、位置把握なんてしてる訳がない。
よいせ、と適当な大きさの岩に腰掛ける。
手にしていた、残った木の実も口に放り、もぐもぐ、ごくん。
休憩がてらに、次はどっちに向かおうかと考え始めた。
■タマモ > 「………ふむ」
何か思い付いたらしい、一つ頷く少女。
ぱちん、と指を鳴らせば、浮かんでいた狐火が、ぽんっと消えた。
腰掛けていた岩から、腰を上げる。
「この山中、襲われる立場よりも襲う立場。
…と言うのも、偶には良かろう。
まぁ、そんな相手が居れば、の話じゃがのぅ」
碌な案が出やしない。
しかし、決めたからには行動である。
月明かりしか照らさぬ状況、にも関わらず、少女は再び歩み始めるのだった。
■タマモ > さて、そんな少女が何かを見つけたのか。
それはまた後の話。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にラファルさんが現れました。
■ラファル > 九頭龍山脈のなかに幼女は一人で、彷徨いていた。
冒険者ギルドで受けた依頼をこなす為ではあるのだが……イマイチやる気がおきない。
理由は簡単であり単純明快であった。
「おなかすいたぁ……」
人並みの食事では足りない、ドラゴン並みの食事でも足りない。
目の前の幼女の胃袋は、底無しかと思われるぐらいに大きくて、本気になればこの周囲の地形を地面でも、木でも問答無用で食べ尽くす。
いわば歩く災害だったりする。
とはいえ、普段の活動に必要なエネルギーはそこまででもないから、普通の食事をしていればとりあえず動いていられる。
色々とするならば、たくさん食べたほうが力が出る。そういう話である。
猪でも食べてから、依頼に行こうかな――――少女は考える。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」に竜雪さんが現れました。
■竜雪 > 九頭龍山のなかにもう一柱な竜が追加された模様。妙な半透明の板のような地図?を持ち、
山中にも拘らず平地でも歩いているかのようにスタスタと歩く速度が平坦過ぎる。
背中に背負って…いや、浮いている3振りの拵えはその都度邪魔にならない様に動いてる。
「………」
特に喋る事もない。ついでに言うと表情は死んで居る様な無表情っぷり。
時々―何かを確認するかのような視線を右から左へ 左から右へ注ぎ、野生動物や魔物や取り敢えず動くものは
ちょいちょいと手を動かして 重力スキルで気絶させたりしている。
価値のあるものだけ、重力を駆使して手元に引き寄せ また動くといった
一定かつ合理的な無駄のない狩り?をしている―冒険者紛いな動きを只管。
■ラファル > 「――――、あ。」
風が、動いた。
大気が動き、風が吹き、少女に匂いを運ぶ。
姉とは違い、何も持つ者のない少女は逆に、五感で周囲を把握する。
風を読み空気を読み、地面からの振動を読む。
周囲の獣が倒れていく振動、風が運んでくる匂い、それらを認識すれば少女は顔を上げた。
「――?何してるんだろ。」
しかし、目的が見えない。
家の中にいずっぱりの次女、最近酒瓶の中で仕事している長女。
たまに家の仕事も手伝ったりしているようだけれども、家の仕事でこの周囲に来るようなことはないと思う。
疑問を覚えた次の瞬間には、姉の方にすたこらかける。
風のように木々を跳躍して、激突コースで、姉にダイブ。
「竜雪ねーちゃー。なにしてんのー?」
激突コースであること自体、認識しても気にしない。
そんな少女。
■竜雪 > 攻撃側が成る丈血を流さない、外側から圧し潰す圧壊コースで
魔物を中心に野生動物を狩りながら移動するという無駄なコストのように思えて
分別働く謎行動を実行中のとある商会の三羽烏ならぬ三姉妹の長女。
隠蔽スキルはあっても使いません、むしろ見つかってもどうにかします。
ごそごそと怪しいその半透明の地図を丸めてどこぞにしまおうかと手を動かしていたら、
此方に急激に近づいてくる影ならぬ三女が迫ってくる!…ふ、造作もな…
ごす
「うごっ」
良い音がした。乙女あるまじき声も漏れた。
丁度脇腹付近に直撃をされた、アサシン的にそこは弱点の一つ、脾臓のある位置だ。
刺しどころ次第では一撃必殺も夢でもない、ダイブをされエビぞりに反り返ってくるくると数m吹き飛ばされて―
適当な距離を飛んだ挙句、ずざざざっと綺麗な着地に失敗し、受け身も適当だった為、
汚い着地をした長女は、落ち着いた頃に土がついた衣服を軽く叩いて何事も無かったかのような顔をしつつ挨拶をしたという。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと実験をしに」
家にすら帰宅する事ほぼなくなっている長女、酒造缶詰状態だった長女、
ついに出てきたとしたら こんなところに出没したと。
■ラファル > ごすっ。
良い音がしました。小さな体は姉の悩ましいボディにクリーンヒット。
脇腹のあたりに激突して、強靭な鱗と肉体故に――――。
ああ、そうか。質力×速度=破壊力。
姉の体はずざぞぞぞ、と森の中を、飛んで行きました。
「おー………。」
とんだなぁ、と額に手を当てて庇のようにしつつ眺めて。
もっかい突撃。
今度はちゃんと直撃コースは避けて、彼女のとなりに到着します。
「こんばんはー。
実験?なんの?」
少女は、姉の言葉にツインテールの髪の毛をクリンと揺らしながら首をかしげる。
面白そうなこと、ワクワクするので興味津々で眺めます。
■竜雪 > 防御力は(竜単位では別)人で例えてしまうと極めて普通だった。
森の中を吹き飛ばされて 木々に当たってもその木々は面白い様にポキンポキンと薙ぎ倒されていきました。
竜×竜は敵対したら碌でもありません、特に長女と三女のぶつかり合いはマジで危険な事に。
三女に見つかってしまったので、傍に降り立ってきたその姿を見下ろして 仕方ないなとため息交じりに
どこからか取り出したのは 白い半透明の紙に包まれた 白い粉のようなものと蜂蜜の入った小瓶と
多分水入りの蓋つきのガラス瓶。特に白い半透明で粉が怪しそうだ。
「気持ちよくなって時々掃除に使う粉と蜂蜜を混ぜると面白い味になる事に気づきました。
人里離れたこの地なら 迷惑掛からないかと思ったのに見つかるとは私もまだまだ未熟。」
これを飲むといくらか体力が戻る筈…特につい先ほどの衝撃によるダメージをどうにかしたい!
■ラファル > 妹の方の防御力は―――時と場合と気合による。
ぶっちゃけ、防御力の上がる食事をしていれば防御力上がるし、していなければ、『気』を使ってあげる。もしくは、そもそもダメージを受けるように動かない、というところであるだろう。
三人の中で一番戦闘訓練をしてるといえば、末娘だったりするから末恐ろしいところでもある。
とはいえ、長女の天性の才能は計り知れないので、訓練してるから強いとは一概に言えないのが、三姉妹。
あ、次女はぶっちぎりで弱いです。
「くんくんくん。」
見慣れぬ者の匂いをとりあえず嗅ぐ、犬のような行動にも見えますが。
犬のような行動です。
とはいえ、警戒してるから匂いを嗅ぐというところなのかもしれません。
「へー。回復薬なの?」
はちみつは万能甘味、白いような粉は栄養だと判断したもよう。
食べ物に関しては人一倍敏感な娘、毒かどうかは大体分かる。
アヘったりするような白い粉ではないということもわかったのだ。
「うん、竜雪ねーちゃ。
……ボク、おかーさん以上にあちこちいるよ?」
そうなのである。
小柄な文速度と小回りがきくので、母親以上に神出鬼没であっちこっちいる。
そんな娘なのだ。
速度特化系、自由奔放ドラゴン、忍者を添えて。
■竜雪 > 攻撃力に特化した動きをするため 物理的防御力は微妙だった。
直線攻撃と波状攻撃しかしてこない為、数より質で来られると撤退も潔くする。
三姉妹それぞれ特化した部分はあるだろう、普段訓練?秘密です。
「気分だけでしょう、因みにこの粉、掃除にも使えます。綺麗になりますよ?
ただのクエン酸という大量に舐めると酸っぱいだけの物体です。
回復はしたいのですが気分的に。 まぁ 難しいですね…炭酸水は無理でしたので、
この粉を 水に溶かして 蜂蜜を多めに注いで… 少し振って。 ハイ出来上がり。」
その場で水入りの瓶に白い粉と蜂蜜を注いで蓋をして ガシュガシュと振り混ぜると 蓋を回して外し 少し匂いを嗅いで。
「今度売ろうと思って居る、レモネードとかいう代用になると思うドリンクです。」
味はあくまで代用なので、と一口飲んでから三女にそれを差し出す長女。
「気を付けてね、ここ最近辺りがきな臭いのだから。
魔族の国に人が少数入ったとか 争いがあったとか色々とあったらしいのだから。」
その母親 一週間一寸気配が途絶えてます。
何をしているんでしょうか。 三女の破天荒と自由度は止められないので諦めてます。ええ。
■ラファル > 三女の訓練は基本的に戦闘では、妨害とかを中心に動きます。
波状攻撃、直接攻撃、それらに対応するための訓練なので、どんな時でも一定の戦果を挙げて、機を見て逃げる。
一番面倒くさいタイプではないかと思われます。
「洗剤……?
炭酸水って、あのしゅわしゅわの水だよね?それなら作れると思うけど。
おー……。」
がっしゅがっしゅがっしゅと、瓶の中で揺れる液体。
粉と水とはちみつが混ざった物体が出来上がった。
「代用になる?何の代用としての飲み物なの?」
差し出された飲み物をくぴくぴ、と飲んで、んにゃむ、と不思議な味に目をぱちぱちと。
はい、と回復したい姉に返す。
「うん、タナールでは日常茶飯事だよ?
第七師団の人が大勢魔族の国に行ったし。
第10師団の人もその付近で交戦したって言うし。
それに……これは秘密秘密。」
色々とあった、ええ、少女はこう見えて忍者でありストライダーであります。
ひょろり、といろいろなところで、情報をかき集めていたりするのです。
こう、言ってはいけない秘密の盟約とかも。
竜雪ねーちゃも、気をつけてね、と。
■竜雪 > 長女 そのもの自体が果たして真実かどうか。
三姉妹の内 一番 謎の事をしている。
今の所重力スキルと超攻撃型タイプに特化しているが、
実際の所本当は別のタイプではないのかという疑いがある。
その内 工事が終わる謎のダンジョン要塞がお披露目されれば、その際に暴露しても。
「くえん酸は洗剤にも掃除にも。
今回は水ですが、本来は炭酸水で作るべきです。ここに持ってくるまでに炭酸が抜けますよ。
レモンの代用がくえん酸。本来はレモンと蜂蜜と炭酸水によるレモネードというドリンクの代用に過ぎません。」
ここにあるのはあくまでも お外でもできる簡単代用ドリンク代わり。
少し減って返ってきた瓶を受けとると 多分回復というか、
少し安らいでくる気がする自動回復に期待すべく 飲み干す。
「タナールじゃなくて魔族の国。
第七は崩壊したのでは?情報が聊か古いですね…これは更新しておかねば。
第十は竜が主体でしたかね、竜というかワイバーンでしたっけ?
どこでだれか聞いているか 此処では秘匿情報は口にしたら駄目ですよ、
あくまでも此処で喋っていいのは漏れても問題内のない会話だけです」
それに自身も家族にすらいえない秘密要塞の建造中だったりする。
母親が要塞というか物体を魔改造にもっていかせて常時脱線中で工事が終わらない。
あれっていつ終わるんだろうと思うこの頃。
「では、そろそろ 久方ぶりに家に帰ろうかと思うのですが、ラファルはどうするのです?」
■ラファル > 姉も既に神の一柱とも言えるので、いろいろ出来て当然、そんな考えがあったりもする。
「くえんくえん、食えるけど食えん。
あ、レモネードの代用のみものか!!
レモネードよりも安く売る感じかな?」
最後まで飲み干す姉を眺めながら、なるほどと、うなずいてみせた
「第七?壊滅したよ、その後新しい将軍―――今回は女将軍の人だけど。
その人が将軍になって今再編してたよ。
第十には、ボクらと同じドラゴンもいたんだ。
将軍のドラゴンは古龍だったよ、ボク見た。
で。おかーさんが協力しようと接触して断られてげきおこふあいなりてぃぷんぷんドリームだったよ。」
実際に見てきた物も含めて言葉を放って、秘密は秘密のままに。
建造中の某は知ってる。行きたい、お酒のみたい。
でも入れてくれないのでちょっとしょぼくれ。
「ん、ボクも帰るー。」
依頼に関して。
分身を残してやらせればいいよね、という考えで分身を作り上げて、よろ!おう!と、自分同士で声掛け合って。
本体は姉について帰るのだった。
分身は、ちゃんと依頼をこなして戻るのだった。
器用な娘である。
■竜雪 > でも姉は三女と違う決定的な事がある。
隠蔽スキルが ない。 寧ろ目立って良しな攻撃スタイルの為、
今後とも身に着けないつもりだ、こそこそする性格ではないので多分ないだろう。
「大量に飲むと 腹下します。はっきり言って大量は毒です。
何事も適量 何事もほどほどに。所詮代用は本物に負けます」
危険な酒は造りませんよ 今の所。やろうと思えばできる度数の高い酒、高そうな白ワイン、貴腐ワイン。
材料的に足りなくて生産の目星が立っていない、竜帝酒等。
「将軍。色々と苦労していそうな気がします。
ああ、ドラゴンも色々いるのでは?…そうですか。」
口調は丁寧に勤めているが それだけだ、喋る事がないと言葉数が減ってくる。
建造物体の武装とか大まかな部分は出来ている。酒造の部分が終わっていないだけ。
入れてもいいが 工事中過ぎて秘密にしたい部分もあるので 自分と母のみに絞ってる。
それももうすぐ終わる筈 多分。追加がない限り。
あっさりと分身を作って指示をしている妹を見る。
いや、分身とかのレベルではない、なんたること。あれは影分身ではないのか!
色々と突っ込みたいのもあるが そのへんの突っ込み体力がなくなった姉は妹と共に 普通に帰宅していったという。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」から竜雪さんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からラファルさんが去りました。