2018/08/08 のログ
芙慈子 > 青年の身体を抱えると、蔓のヒトガタはゆっくりとした動きで移動を始める。
ゆっくりとした――というよりは、緩慢な動作しか出来ない仕様のようだ。
少女も少女でのんびりと歩くので、その程度でちょうどいい。

「山を下りるにも体力がいりますよ。
 それに、ちょうど二人目がほしいっていってる村の女性がいるんです。
 体力がなければ子作りも出来ませんから、食べてがんばってください」

麻痺で意識朦朧とする男に平然と言ってのける、まだ歳若い少女。
どうやら彼を村人の一人に宛がうことにしたらしい。
不穏な話をしながら、小さな少女と、男を抱えた人ならざる大きな影は村へと向かっていく。
翌朝、本当に村の女の相手をすることとなるのかは、相手の回復と気分次第となるのではなかろうか―――

ジュン > 「っ…はぁ…はぁ…確かに体力は付けないとだが……は…?2人…目…?」
疑問が口に出るも朦朧とする意識では頭が回らない
そのまま村へと連れていかれるそこで村人の相手をしたのかは……
ただ、ここまで話すことは出来ているので翌日には回復自体はしたであろう…

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」から芙慈子さんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からジュンさんが去りました。