2018/07/21 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にカイルさんが現れました。
カイル > 首に貴金属をジャラジャラと下げた男。これは先程、貴族の馬車隊を襲った時の戦利品だった。 馬車隊には手練の傭兵が沢山乗り込んでいたが、後ろから急襲した事で簡単に皆殺しにする事ができたのだった。

「しかし、なんであんな役にも立たない連中引き連れて目立ちたがるのかねェ。俺としては完全に亀が甲羅の上で派手な祭りでもしながら歩いているようにしか見えねェ。まだ馬車一台でこそこそ通った方がこちらとしては見つけにくくて骨が折れるっちゅうもんなんだがな。」

日もくれてきてもう完全に辺りは真っ暗だ。この辺りで日中に山中を抜ける事ができなかったやつでもいねェかな。とそう考えながら山中を散策する男。近くに水の染み出す岩を見つけるとそこに口をつけて染み出す水をすすった。

「っかあ、海苔くせェ。ちっと喉乾いちまったな。手頃な川とか泉とかあればいいんだけどよォ。」

カイル > 水分を手になじませると顔を撫でた。無精髭がチクチクとした感触となって手に感じる。

「狩りをすんならまず適度に喉と腹を満たす事とすっか。そういやあ。数日前からろくなもん食ってねェな。酒は戦利品のやつをたらふく飲んでるけどよ。」

小さく息をつくと、再び山中をさまよい始める。泉、それとフルーツでも手にはいればかなり上等な部類だなと重いながら山中に足を進めていき。