2018/04/28 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にカイルさんが現れました。
■カイル > 夜の闇夜に光る月は満月。その満月の光が木々を照らし出して、その輪郭を際立たせていた。
ただ山は静けさをたたえておらず、夜行性の動物の鳴き声や飛翔する音が時折耳をかすめる。
山中を歩く男は十分に目が効くらしい。わかりずらいわずかな獣道を見つけ出しては、それを辿るように進んでいく。
しばらく歩けば僅かなせせらぎの音。視界は開け、月明かりが降り注ぐ。そこは向こう岸まで数メートルほどの浅い川。
男は川に近寄れば、その水を掬い顔へと水を這わせ小さく息をついた。
「くーっ、冷てえ。でも気持ちいいな」
濡れた手で髪を後ろへとやれば、空に浮かぶ月へと視線をやり。
■カイル > 「あー身体も顔もべったべただよ。クソ。軽く汗ながしちまうか。」
鎖製のチュニックを川辺におけば川へと入っていって
川の中へと座りこめば小さく息をついた。
川の水はひんやりとしていて心地よい。