2017/12/03 のログ
チルユキ > ごつん、と
頭に何かがぶつかって、大きく前に傾く。
点々と転がるそれへ指先を伸ばし、淡い風に包んで引き寄せる。
手の中の小さな石。赤や緑の遊色が、僅かな光を反射してきらきらと揺れる。

この辺りに出るという山賊の強奪品か、小動物の手に運ばれた小さな拾得物なのか、想像を巡らせるしかないが案外気に入って、脚間のスカート地にころりと転がす。

チルユキ > ぼんやりとしていたらまた眠気が思考を浚いに来る。
木の洞に潜るのも面倒になってくる、もので。
目を閉じたら後はもうそのまま。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からチルユキさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にソラさんが現れました。
ソラ > 九頭竜山脈に走る街道の一つを暗い色の外套を纏い荷物を背負い歩く人影。
時折にすれ違う人が居れば軽く頭を下げ、馬車が来れば脇に避けて通り過ぎるのを待ち歩くのを再開する。

流石に日の高い時間帯だけに山賊が現れる確率も低く安全な旅路。
自然と気も緩み景色を楽しみながら仕事中だと言う事も半ば忘れてしまい。

「いい天気だしこうやって歩くにはいい日ね」

ふと足を止めて空を見上げれば眩しい日差しに目を細め。
本当にいい日に仕事を受けたと頬を綻ばせて行く先を眺めて歩くのを再開する。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からソラさんが去りました。