2017/11/05 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にヴィーラさんが現れました。
ヴィーラ > 九頭龍山脈の山中の一角、人では登りにくい崖に空いた洞窟の傍。
わずかなスペースに木材を集めて組み立てたと思われる簡易な小屋を前に満足そうにする小柄な人影。
力任せに建てられた丸太の柱に綺麗にそろっていない木の板の壁、不器用に半分に割られた丸太で作られた屋根。
一見見れば子供の工作のような小屋ではあるが作った本人は満足そう。

「確かこんなので……後はドアと窓だっけ?」

山の麓の村での物々交換の次いでに眺めて覚えてきたたくさんあった家の構造。
それを真似ている訳だが真似はマネという出来具合。
でもそれでも目的のものができたので満足には違いなく何度も頷き。

屈んではいれるほどの隙間から中を覗き込んでこんなものかなと旁の確認をしている。

ヴィーラ > 中を覗き込み確認をすると隙間から月明りは入ってはいるが妥協のできる範囲。
もう一度屋根をかぶせればそれは大丈夫になるはずと考える。
素人の考えなだけに何時倒壊するか解らない作りではあるが偶にやってくる夫と名乗る面白い男をいつまでも毛布一枚で眠らせれないというそれなりのやさしさ。

確認を終えて小屋から抜け出せば洞窟の奥から毛布を持ってきて小屋に運び込み始める。

ヴィーラ > それなりの多くの毛布を運び入れ、小屋の隅に毛布の山ができるとこれぐらいで大丈夫かと首を傾げ。

「まあいいか」

これだけあれば快適に眠れるだろうという何とも大雑把な考えで納得をする。
そうしてやることをやったという満足感に眠気を誘われ、
積み上げた毛布の山に潜り込み眠りについて…。

ご案内:「九頭龍山脈 山中」からヴィーラさんが去りました。