2017/10/18 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
タマモ > 別に今日の目的は、釣りではなかった。
だが、たまたま見付けたこの場所だ、やらずにはいられない。

轟々と響く滝の流れ落ちる音を聞きながら、少女はのんびりと釣りを楽しんでいた。
別にお腹がすいている訳でもないため、釣れては戻して、そんな感じだ。
滝の側だから、釣れないかもしれないと、そんな考えもあったのだが…
思いの外釣れる、そんな調子に、それなりに満足気な表情だ。

ご案内:「九頭龍山脈 山中」にハルクラムさんが現れました。
ハルクラム > 九頭龍山脈の随分奥だろうか、上流からの流れの早い川水が、轟々たる音を響かせながら落下している。
辺りの木々はまばらに立っているところ。
曇天の空の中、グォオオオンっと、猛々しい吠えが聞こえるだろうか、いやそれは女性らしきモノの声、
しかし紛れもなくその姿は、竜でもあり、しかし人間でもある。

上空を優雅に舞っていた彼女は、地上滝近く、なにやら動物らしき、いや妖怪らしきモノを見た。興味を抱いたのか、徐々に
低空へと翼を降ろし、彼女が逃げなければ話しかけて来るだろう――いきなり取って喰うようなそんな手荒な真似はしない。

タマモ > さぁ、次の獲物だ。
そんな事を考えながら、釣針を垂らす。

…のだが、その耳がぴくりと揺れた。
聴覚の良い自分でなくとも聞き取れる、そんな大声…というか、吠え声だ。
はっ、となって視線を水中へとしっかりと向ける。
その視線の先では、見えていた魚影が散り散りに散って行くのが見て取れた。

「………」

沈黙、こちらへと興味を持って降りてくる、何か。
まだ視線は水面へなので、それが何かを確認をしていない。
それを見て相手が何を思うかは知らないが、逃げる様子はまったく見せないだろう。

ハルクラム > はてさて、彼女の吠え声によってかの妖狐かと見える、自分と同じくらいの歳の(体格は無論違うが)娘が
狙っていただろう魚共は逃げていってしまったのだろう。そうはいってもこの竜女、魚が逃げてその妖狐を
困らせることは全く考えていなかったようだ。
それがため全く申し訳無さそうな気持ちもなく、妖狐の顔を見やりたい…のだが顔は上げてくれない様子で

「……ふおお?聞こえてるよねぇー?あれぇー、魔竜様を無視するのはちょっと失礼だよぉぉ。」

その妖狐とは僅か五メートル辺りのところで滞空飛行している。かくて見降ろしているという状況。翼の風圧はそれほどでもなく、微かに
水面に綺麗な円波を描いている。だが、魚は恐れているのだろう、一向に妖狐の下へは戻ってこないか

タマモ > ふぅ、と溜息を一つ、手にしていた釣竿をぽんっ、と消した。
水面下の魚影は完全に消えた、もう釣る事は無理との判断だ。

さて、そうしたところで、吠え声の主が目の前の水面へと降り立った。
浮いているのは、初めに声の掛かっている方向で大体分かる。
ゆっくりと顔を上げれば、こちらからは相手の姿が、相手からは己の顔が見えるようになるだろう。

「聞こえぬ訳がなかろう?お陰で、楽しみが一つ潰されたんじゃからのぅ?
まったく…妾が何をしているか、見て分からなかったのか?
少しは気を利かせて欲しかったものじゃが、まぁ、良いか」

魔竜とか言っていたが、何だろう、それは?な感じだ。
釣り自体は、一応それなりに楽しんだから、もう良いだろう。
呆れたような表情を浮かべ、肩を竦める。

ハルクラム > わぁ、竜女はぽかんと口を開けて驚いてみせた、妖狐の手にしていた釣竿がふと消えたのだ。無論妖狐ならそれ位の妖力は
使えるとは普通理解できるのだが、彼女は理解が遅いのだろうか。
靭やかに伸びた玉子色の髪、顔を上げれば絶世、傾国級の美人だろう。期待していたその顔、艷やかな頬、
鋭く人外的な赤みを帯びた瞳である。さすが綺麗だなぁ…っとこれについてもまた驚いている様子。

と、彼女の残念そうな感想に返答しようと、見降ろしたままではやはり失礼だったとここでわかった彼女。翼を降ろし
岩肌の地面にすっと体を降ろす。

「うぅー?うーん、魚釣りしてたの?あー、そっかぁ、あたいが魚達を怖がらせちゃったからできなくなっちゃったんだぁー
 ごめんねぇ、楽しい所おじゃましちゃってぇー」

反省の色、ちゃんと悪気は感じてるようでここは純粋に顔にも現れているのが判るだろうか。但し、妖狐の方も少し疑問を
浮かべている心があるのを竜女は若干勘付いたのだが、特段それに言及して自分はこうとか今は言う場面ではないか。

タマモ > 空を飛んでいる、そして吠え声、その辺りから相手の種族は大体の察しは付いていた。
なので、姿がはっきりと見えた今でも、そう驚きはしない。
ただ、相手の方はどうやら驚いているようだ。
それが単に、手元から釣竿を消したのに驚いていただけなのだが…まさか、それだとは思っていない。
驚く相手の様子に、むしろ、首を傾げてみせる。

まだ浮いていた相手…地に降り立てば、己と同じような身丈なのが分かった。
とは言え、種族が種族だ、あの見た目がまんま年齢とは考え難いだろう。

「………ふむ、理解はちゃんと出来たようじゃな?ならば許そう。
それなりに楽みはした後じゃった、そう問題は無い」

これで更に態度が悪かったりしたら、文句の一つも言ってやろうと思っていたりはした。
だが、相手から出た言葉と、見える表情で、反省をしているのは分かる。
ならば責める理由も消えた、と言う訳で、気にするな、と歩み寄ってぽんぽんと肩を叩いてやる。
気安いって?いつもの事だ。

ハルクラム > よかった、この妖狐さんは優しい妖狐さんだったと、安心したように頬を緩め、薄目になって妖狐に肩を委ねた。
身丈は一緒、なのだがしかし体格の方はまず間違いなく竜女の方が、なんというか、全体的に豊かだ。
寄ってきたその妖狐からすれば肩を叩くにもまず膨らんだ胸が邪魔で前からは叩きに行けなかっただろう。
年齢に関しては、妖狐が思うほど高齢ではないかもしれない。まだまだ若い方である。が、幼くても諸々経験は積んでる方だ。

「ふえへぇ、ありがとうございますのー、ふぁん、優しいなぁー
 あたいは、ハルクラムなの、魔竜様って言っちゃってたけど、そう、巷で人気のお姫様だよぉー」

肩を叩かれたから、こちらも何かスキンシップしてみたい、そう思えば彼女、急に大胆、片手を妖狐の背に回して
頬に口吻をしてみせた。よく知り得た相手ならこれだけでは済まない、いきなり抱き倒すこともあるのが彼女のやり方だ。

「ちゅっ、ふひひ、んー挨拶だよぉ?んんー、妖狐さんの頬おいしいぃー」

こちら、気安いどころか相手との立場とか実力とかは殆ど気にしないで接する質だ。嫌がられなければこのまま妖狐の
彼女に身を擦り寄らせることを止めないだろうか。

タマモ > どうやら、気安くしたのは悪くなかったかもしれない。
見た目から表情が緩む相手に、うんうんと頷いて。
肩を叩いた事に関しては、手が駄目ならば尻尾で叩くから安心して欲しい。
…何を安心するのかは、それも気にしない方向が良い、うん。
ともあれ、なんだか色々とスタイル的には、あれだった。

「いやいや、これがもし釣り途中だったら…どんな目に合わされたか、ではあるがな?運が良かったんじゃろう。
ふむふむ、ハルクラムか…なんかよく分からんが、ドラゴンの類じゃろう?ちと違うが、似たような匂いを知っておる。
…いや、すまんが、そっちは知らぬ。
おっと、妾の方がまだじゃったな…妾はタマモじゃ」

と、そんな感じに言葉を返していたところで、頬に触れる感触。
いきなりの大胆な行為に、くすりと笑う。

「おやおや…お姫様じゃろうに、何とも…種族の違いじゃろうか?
妾だけと言うのもあれじゃ、妾も、と…」

まぁ、誰でもこんな事をする訳でもないだろうが、初見の相手にこれというのが、あれである。
人気とかよく分からないが、お姫様だとも名乗っていたし?
とは言え、せっかくなので返しておこう、そうしよう。
相手の唇が己の頬に触れる距離だ、こちらが逆にするのも楽なものだろう。
まぁ、こちらの場合、軽くぬらりと頬を舐めてみるが。
…調子に乗るな?いつもの事である。
ちなみに、擦り寄ってくるのは好きにさせている、こちらも気持ち良い感触を味わえるのだし。

ハルクラム > 運がよかった、またまたハルクラムはぞくっと身を震わせて助かったなぁということをひしひし感じる。
タマモ、よくわかった、といった感じにハルクラムは頷く、よろしくね、とばかりにっこりと笑顔を見せてみれば、
そちらからは頬を舐められて、ぴくんと身体を震わせて。別にいやらしい気持ちは無い、ただ気持ちよく感じている
だけだろう。その笑顔にも何の後ろめたさも無い筈で。

「ふにゃあん、舌っ、やわいーあったかいぃー
 うんうん、お姫様だけど、そう上品にしろとかお母様も言わないのー、そもそも上品な仕草って何なのか知らないしぃー」

自分の身が穢されることも全く気にしない、お姫様というにはあまりに威厳が無いというか…、奔放な性格である。
どんな人にでもするかというと、危険でなければほぼ誰でも、といった具合だろうか。しかも公然な場所でも、であるから
人によってはいい迷惑になる場合があるだろう。
人気、どんな人気かについては察してほしいか、彼女の容姿と、この性格からしてある程度知り得る所はあるかもしれない。

「うひひ、きもち、んー、きもちいのすきー。ねえ、触るぅ?はるくのおっぱいー」

ただし、そちらが頷くのもまたず、オーバーオールのハングを外して、ぼろんと上半身、溢れる乳房。
相手が同年齢帯の娘であれ何であれ、見れば興奮してくれるものだと彼女の経験がそう考えている。まして彼女は特別、
タマモなら容易に制していたかもしれないがハルクラムからは既に薄らな淫香が漂っていたのだ。

タマモ > うん、言葉に対する反応も、刺激に対する反応も、素直なものである。
言葉に頷き、笑顔を浮かべ、頬を舐められる感触には軽く震えていたのも感じ取れた。
刺激にさえも素直な反応というのは…場所が場所だからか、それとも場所は関係ないのか。
ともあれ、これはこれで楽しめるものである。

「ふふ…ハルクラムの頬の味、悪くはないぞ?
上品な仕草か………いや、まぁ、妾もよく分からん。
気にせんでよいのなら、別に深く考えんでも良いじゃろうな?」

味わうように頬を舐めながら、ふむ、と軽く思案する。
正直、自分も上品がどうこうとか言われても、細かい事なんて分かりはしない…なので、すぐに考えるのを止めた。
少女のこの様子、この性格、この反応…人気に関しては、まぁ、何となく分かるかもしれないか。

「ほほぅ…気持ち良いのが好きか、そうかそうか、それは良い事じゃ。
………って、いきなりじゃな、ハルクラム?…む…ハルク、のが良いのじゃろうか?
ふふ…良いならば、楽しませて貰うかのぅ」

うんうんと頷きながら答えるも、次の問いに答える前に、自ら乳房を晒す少女。
あ、なるほど…前の考えが、確信に変わる。
そうなれば、やる事は一つだ、するりと伸びる手が乳房に触れ…遠慮なく、柔らかさを確かめるように揉み始めようと。

淫香に関しては、側に寄ってきた時点で気付いてはいた。
そもそも、それなりの種族の判断も匂いで出来る程なのだ、当然である。
が、せっかくなのだ、それも利用するのも楽しいか。
漂う淫香に己の力を含ませ、触れる舌から、手から、返すように少女へと注いでいた。
効果があるのならば、触れれば触れる程に、少女が思っている以上に刺激が強まってくる事だろう。