2017/06/23 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > (暑い昼下がり。どばーーん!九頭龍山脈にてでっかい水柱が立ち上がった。3mぐらいあるオーガーが海中に飛び込んだよな音を立てて吹き上がる水しぶき。九頭龍山脈中ほどを流れる冷たい川の、小さな滝壺の中央が波打ったかと思えば、その波の中央から顔を出すのは銀髪の遊牧民。ぴゅー、と口から水を吹いて。首を左右にぶるぶると気持ちよさそうに振った)
「あははっ!冷たい水気持ちいいっー!」
(山があったら登ってみよう精神で九頭龍山脈を登っている途中で見つけた滝壺で水浴びをしているところだった。ふと思いついて、近場の崖から思い切り滝壺へとジャンプしたのがついさっきの話。水深のある滝壺でぷかぷか浮かぶ。水の心地よさに声音を弾ませ。それから、遊牧民に伝わる顔を出したまま泳ぐ力強い古式泳法を披露する。犬かきである)
(銀髪の遊牧民が冷たい滝壺を泳いでいる。荷物や衣類は岸辺で折りたたまれ、刀も笛もそこに置いてある。岸辺に背を向けて泳ぐのに夢中の体たらく)
■タピオカ > (やがて犬かきに飽きれば、一度水中に身を踊らせ。全身脱力をして水の浮力に身体を預けた。ぷかー。浮かぶ全身。前髪の張り付いた額と身体の表側だけを出して空を見上げる。瑞々しい九頭龍の碧い木々の葉の隙間にきらめく太陽。まぶしげに、気持ちよさげに細められる瞳。濡れた髪から1滴の水が頬へ垂れ。「命の洗濯……」とか呟いた)
「次はどこに行こうかな。随分東に来たから……」
(なんとなく故郷の陽射しを思い出しながら、自分の歩いてきた道と地図とを脳裏に浮かべる。山脈のふもとにある温泉宿に泊まるのもいい。少し先に進めばミレー族という半獣たちの隠れ里があるのだとか。その様子を見るのもいいし、街道沿いに遺跡まで戻るのも良いかもしれない。とりあえず今は、ゆっくりと瞳を閉じて。瞼の裏まで赤くなるよな明るい差し込みのお日様を感じつつ。しばらく水遊びをしよう。ぷかぷか。)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からタピオカさんが去りました。