2017/06/10 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にジンさんが現れました。
ジン > 九頭龍山脈、その山中に一つの大きな滝があった。
水の流れ落ちる、その滝壷への近い場所に人数人が乗れる程度の大きさの岩。
そこに、一人の男が座しており、傍らには鞘に収められた二振りの刀が置いてある。

これもまた、修行の一環。
目を閉じ、周りの音に、自然の気配に、身を委ねる。
ただ力を得るだけが、本当の強さではないのだ。
心を磨き、技を磨き、力を磨く。
それこそが、極みの域に達するに必要なもの。
男は身動ぎを一つもせず、静かに座し続けていた。

ジン > 男はそのまま、ただただじっとし続ける。
それは、一体どれだけの時間となるのか…それは分からない。
何事も無いのであれば、何時間と男は座り続けるだろう。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からジンさんが去りました。