2017/01/08 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にカイルさんが現れました。
■カイル > すっかりと日が落ちた山中。池の辺りに男は現れていた。
山中の中、その場所だけがひらけた場所となっており、月明かりが煌々と
男の姿を照らし出す。男の目の中には池に落ちた月明かりが反射していて。
沈黙したまま、男は剣を抜き池へとつける。血が池へと溶けて池を赤く
染めるところが日中であれば見えたのであろう。
暗い池の水面には変化はない。
・・・・
沈黙したまま黙って立っている。仕事のあとはいつもこうだ。
興奮していて、仲間ですら殺しかねない。なので、いつもこうして
静かな場所で頭を冷やす事としているのだった。
ゆっくり息を吐き出す。殺しの後の火照りも徐々に収まりつつあり。
■カイル > 剣の切っ先を見つめる。剣の先から水滴が垂れ、池へと落ち池の水面には
波紋が描かれ、映し出される月はゆらゆらと揺れた。
ゆっくりと息を吸い込む。森独特の香りが身体へと入ってきて
興奮がゆっくりと和らいでいくのを感じる。
肌寒さと共に身体を緩く震わせればゆっくりと剣を払った。
いくつかの水滴が湖面へと落ち、再び波紋を描いていく。
耳に聞こえるのは木々のざわめきだけだ。