2016/11/21 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」にディン・タウロスさんが現れました。
ディン・タウロス > (触手達に山賊達の足跡を追跡させ、ぞろぞろと大小長短様々な触手と一緒に山の中を歩いていて。触手達の先頭集団がどうやらアジトらしき場所、中腹にある足跡の続いている洞窟を見つけたと連絡を受ければ歩く速度を速める)

「さてさて、間に合えばいいんだが…間に合わなかったら全員触手のご飯になるからな…どちらでも構わないがどうせなら助けてやりたいような気もするし。取りあえず、視覚を繋げて…と。ん?見張りがいないな…不用心な」

(洞窟前の触手と視覚をリンクし、確かに足跡がその洞窟に続いていることを確認はしたものの、見張りらしき人影がないことに訝しげに首を傾げ、中で戦利品の品定めでもしているのだろうかと歩きながら考える)

ディン・タウロス > (洞窟前の触手達に追いつき、洞窟が見えて向こうからは見えないようにと森の木々の中に隠れて直に様子を見て。見張りがやはりいないことに首を傾げて訝しがりながら、取りあえず洞窟の中に入ってみるかと、首から下を全て触手に戻し、首の付け根から8本の触手を這わしてそれで頭部を支える姿へと変わる)

「これなら俺も天井に張り付いたりとか出来るからな。触手を先行して視覚を共有しても良く見えるんだが、判断に少し誤差が出るんだよな…遠隔だとなぁ。ま、それはさておき中に入るか…さてさて、鬼が出るか蛇が出るか、って出るのは山賊だろうけど」

(頭部からの指示に末端の触手の反応が少しではあるが誤差が生じることがあることが分かり、なるべく近くから指示を出すように心がけていて。触手に身体を変えたことで脱げた服を8本の触手を使い器用に畳んで背負い袋に入れて。それから触手達に2mサイズの蛇の姿になるように指示をして洞窟に入らせ、自分もまた天井に張り付いて洞窟の奥を目指し始める)

ディン・タウロス > (先行している触手達の視覚とリンクし、一度に洞窟のあちこちを確認しながら奥へ奥へと進んでいって。そして触手達が察知した匂いと音に小さくため息を零し、天井に張り付いて自分は移動を止める)

「まぁ、見張りがいない時点でそうだろうとは思ったけど…間に合わなかったか。仕方ないな、みんな、いいぞ?動くもの食べられるもの、全てを好きなだけ好きに貪って喰らいつくして。骨の一かけらも血の一滴も残さず余さず、痕跡ひとつ残さず美味しく頂いちゃいな」

(触手達との感覚のリンクを切断し、どこか喜び勇んでいそいそと蠢き始める触手達を見送って。自分はその場で天井からぶら下がったまま、触手達の食事が終わるまで待つことにする。暫く擦れば、洞窟の奥から絶叫、悲鳴、そう言ったものが響いてくるのを、8本の内の二本で耳を塞いで聞かないようにする)

ディン・タウロス > (2本の触手で耳を塞ぎ、器用に6本の触手を使って洞窟の天井をぺたんぺたんと入口へと向かい戻っていって。食事が終わるまではどうせ自分は暇だし、洞窟内の山賊の財宝は言わなくても触手達が回収してくれるので入り口で待機することにする)

「それなりに人数がいるみたいだし、久しぶりにいい食事なりそうだな…と、太陽が眩しいな。暗い所から明るいとこに出ると目が痛くなるし…触手が乾燥しそうだ。水、水、と…」

(洞窟の入り口まで辿りつき、外へ出れば大した時間洞窟の中にいたわけでもないのに光が目に刺さり。触手も日差しで乾燥しそうだと岩陰に入り、水を触手から滲ませて潤いを保っていく)

ディン・タウロス > (待つことしばし、触手達が洞窟からどこか満足げにびたんびたんと出てくるのを眺めて。山賊達の財宝もきちんと回収して持ってきていることを確認すれば触手達の方に向かい、身体を再構築して、背負い袋から服を取り出してきていく)

「さて、これで暫くは食べさせなくても大丈夫だろうし…次はどこに行こうか…あ、そもそもの目的は温泉だったな…確か、あっちだっと思うんだけど…」

(集落の壊滅、山賊の壊滅と色々とあって当初の目的を忘れかけていたが思い出すことが出来て。取りあえずあっちだったようなと記憶をたどりながら、温泉を目指してそこから立ち去っていった)

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」からディン・タウロスさんが去りました。