2016/11/06 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にエドヴェルト=ランデルさんが現れました。
エドヴェルト=ランデル > 山中に分け入りしばらくは木の幹に付けられた目印に沿って進む
次第に辺りに霧が立ち込め、更にもう少し進めば僅かに硫黄の匂いが漂う
木々が途絶え巨岩が転がるそこに人知れぬ温泉を見い出せばここか、と周囲を見渡した
麓の温泉宿で聞いた古傷に効く、という場所であったがゴツゴツとした岩が並ぶばかりで、人の手は殆ど入っていない

自分以外の人の気配のないことを確認すれば衣服を脱ぎ、ゆっくりと湯に浸かる
じんわりと身体についた無数の傷に湯が染み込むような感覚にほぅ、と息をついた

エドヴェルト=ランデル > 古傷とはいっても激しく厳しい修行の日々を過ごした幼年期に付いたものばかり
痛みはなくむしろ傷を負った部分が強靭になっている風ですらあった

じっくりと身体を湯につけ暖めれば、そのうち、湯を出て山を下っていくのだった

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からエドヴェルト=ランデルさんが去りました。