2016/09/25 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」にディン・タウロスさんが現れました。
ディン・タウロス > (街道から外れて山へと入り、奥まったところに湧いていた
温泉へ日頃のあれこれの疲れを取ろうと浸かって。
触手達は適当に自由行動をさせ、温泉に一緒に入ってるものや
近くをのそのそ動いてるもの、木に登っているものとそれぞれ
が楽しげに動いていて)

「ふぅ…最近、あちこちに行ってたからなぁ、気づかない内に
疲れが溜まってたみたいだ。熱い湯が気持ちいい…」

(適温より少し熱めのお湯ながらもそれがまた心地よく、頭に
湯で濡らした手拭いを乗せ、縁へと背中を預けてリラックスし
た様子)

ディン・タウロス > (湯に浸かり、温泉の周りで各々好きに過ごしている触手
達を眺め、増えたなぁ…とどこか遠い目をして。
このまま増え続けるのか、増え続けたら食事をどうしたも
のかと考えながら、肩まで湯に浸かった状態で欠伸をして)

「ふわぁ…ん…強い敵と戦えば触手にも犠牲が出て減るだろ
うけど、そんな危ないことも酷いことも出来ないしな。
俺にしたみたいに融合して二匹が一匹になってくれたら一気
に半分になるんだが…そういう能力を持った奴で女でコピー
させてくれるようなのいるかな」

(条件付けが厳しいというより、融合能力といった特殊な能力
を持った存在はそうはいないだろうと、別の方法で数を抑制
するかどうにかしないとなーと考えて)

ディン・タウロス > (流石に熱い湯に長く浸かっていてのぼせそうになり
湯から身体を上げて縁に腰掛けるようにして膝下だけを
つけるようにして)

「こいつら、熱い湯の中を泳いでるけど茹で触手になったり
しないだろうな…まあ、そんなどじはしないとは思うけど」

(湯の中をのびのびと泳いでいる触手達に大丈夫だろうかと
想うものの、危険なところまでくれば自分で上がるだろう
し、と放置することにして。火照った身体に風が気持ちいい
と目を細めて)

ディン・タウロス > (それから足湯をしたり、また肩まで浸かったりとを
繰り返し、触手達と温泉を楽しんで。
流石にこれ以上はのぼせる、というところまでくれば
湯を出ることにする)

「さて、この後はどこに行こうか…王都に戻るかまた適当に
ふらふらするか…」

(この後の予定は特にない、風の吹くまま足の向くまま、自由
気ままな旅はまだ続く……)

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」からディン・タウロスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にリーユエさんが現れました。
リーユエ > お世話に為っている麓の集落から少しばかり離れた木々茂る中、其処に少女の姿は在った。
何時もの衣装は所々に痛んだり解れたりの跡、茂みの陰に隠れる様に身を潜める。
見上げる空は雲に覆われ、月明かりの見える様子も無い。

事の発端は、数日前から感じていた幾つもの気配。
何処か懐かしい感じがしていたのは、同じ故郷を持つ存在からの気配だから。
そして、時期を合わせた様に届いた自分宛の一通の手紙。
内容は数日後…つまりは今日、指定の場所への呼び出しだった。
本来ならば明らかに怪しい呼び出し、なのに応じてしまったのは離れている想い人の居場所が教えられ、会いたいと云う強い思いを抱いていたからかもしれない。
早々に用事を済ませ、彼女の元に向かおう…そんな思いと共に、呼び出した者達の前に姿を現わした。
決して自分より強い力は感じられない相手、だが、気配から多数だと理解出来る。
それだけならば何の問題も無い。
本当の問題は、その日、空には月明かりが輝いていない事だった。
用件を問う自分に対し、其の者達は無言で襲い掛かって来る。
力の差は歴然で、一人、又一人と当身で意識を失っていく相手。
距離を置き、再び当身を打ち込み倒す。
異変は直ぐに感じるべきだった、場所を変え、見えた人数を倒している筈なのに襲ってくる数が減らないのだ。
理由は簡単だった、此方は確実に当身で意識を奪うだけの攻撃しかしないのだと相手は分かっていた。
為らば命の心配は要らない、意識を失ったならば気付けで起こせば良い…数が減らない訳である。
そうなってしまうと数の差は大きい、一人を相手に其の体力を、力を削っていけば何れは何も出来なくなる。
次第に戦力差は縮まり、並び、不利な状況が強まってしまう。

(残りの力も僅か、符も…残り少ないですね…如何したら…)

懐に仕込んだ符の数を確認し乍、小さく吐息を付く。
間違いなく追い込まれている、やられてしまうのは時間の問題かもしれない。
不意に此方へと向けられる投擲物、反応して茂みの陰から飛び退る。
見付かった…今近くに感じる気配は数人程度、再び打ち倒すか逃げに集中をするのか、構えを取り乍思案していた。

リーユエ > 本当為らばこんな簡単に符が尽きる事は無い、何時も手にしていた鞄の中に大量に残っていたからで。
勿論の事、此の場には鞄も持参していたが…其の鞄も、途中で失ってしまった。
取り囲む迄はいかないも、距離を取って確実に包囲の輪を確保している。
下手に突っ込めば打ち倒されるのが分かっているのもあるし、多分は残った者達を集める時間稼ぎだろう。
牽制に再び飛来する投擲物、呼吸を整え様とした一瞬を付かれたか、避け切れずに肩に…当たる瞬間、バチンッと何かに弾かれたかの様に地面に落ちた。
何かを確かめる様に、胸元へと手を添える。

(最後の護符…今ので…?)

痛手と為る攻撃等に反応して身を護る護符、其れが全て使い切られたのだと理解した。
此れ以上の攻撃は受けれない、緊張は高まっていく。
気配の揺らぎにある程度の予想は相手も出来たのだろう、包囲の輪が少しずつ狭まってきている。
離れていた気配も、最早感じ取れる程に近付いてきてしまっていた。
絶体絶命、そんな言葉が頭を過ぎる。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にリーゼロッテさんが現れました。
リーゼロッテ > 森の奥でひっそりとしていたものの、何やら騒がしい音が聞こえた。
何かなと思いながら山を下り、音の発生源へと木々の合間を走り抜け、時折倒木の上を起用に転がったりと足を止めることなく走り続ける。
すると、暗がりに何かが動き回っているのがみえた。
けれど、月明かりもない今となっては、詳細な姿すら伺えしれない。
トントンと枝を蹴って高いところへと上がると、目を凝らして追い掛け回されている姿を確かめようとした。

(「あれって」)

暗くとも動きが止まってよく見れば、それが誰かがよくわかった。
そして、何故か自分の大切な人が狙われている現実に、とても冷静に対応にあたっていく。
ライフルを構えて、近づこうとした一人に向かって照準を合わせると、左手の甲に黒い羽の紋様が浮かび上がる。
トリガーを引き絞り、放たれた弾丸は本来なら魔力の塊にしかならないが、月と同じ光を放つ炎が圧縮され、直撃すれば命を激痛とともに焼き焦がす凶悪な弾丸と化す。

(「ユエちゃんに何するつもりかしらないけど、容赦なんてしないんだから…」)

童顔が何時になく真面目に引き締まり、鋭い狙いで次々と弾丸を放ち、斜め上の頭上から狙撃を繰り返す。