2016/09/02 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にシャニスさんが現れました。
■シャニス > 「えっと……どっちの道かしら?」
山歩きには不向きな黒いドレス姿で山道を歩き数時間。
簡単に書かれた地図とドレスに不似合いなリュックを背負った姿で分かれ道の手前で立ち止まる。
途中までは地図の通りに来ていたのだが目の前の地図にはない分かれ道。
その前で立ち止まり困ったように首を傾げて。
「水浴び場だから…上なのかしら?」
名前で考えれば上かなと片方の道を見て、でももしかすれば…と反対の道を見てしまい。
どっちの道が正しいか判らずに決心がつかずに右に左にとその場を何度も行き来する。
■シャニス > 「た、たぶんこっちですわね。この木に見覚えが…?」
以前に来た時は昼の明るい時間。今のような日の暮れた時間ではなかったために目標物と聞いていた物も見つけれず、仕方なく勘を頼りに上にと続いていく道が正しいと思いそチラに足を向ける。
道をそちらと決めて段々と細くなっていく山道を登り進んでいく事数刻。
気が付けば道らしい道は判りにくくなり周囲に増えた木々の隙間から月明りが見えるようになれば足を流石に止めて。
「迷いました…わよね?」
完全に目的地と違う場所に進んだと漸く気が付き途方に暮れて…
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からシャニスさんが去りました。