2016/07/18 のログ
タマモ > 力を失った手から零れ落ちる銃、ひょいっとそれを手に取って角度を変えて見詰める。
この時点では、まだよく使い方は分からない。
貫かれたまま痙攣を始める少女、その耳元へと唇を寄せた。

「安心せい、お主のすべては妾が貰ってやろう。
ふふ…この武器の使い方も少々興味があったのじゃ、丁度良い」

手にした銃を懐に…ではなく、開いた空間の中へと放り込む。
そんなところに入れておいたら、あの子にばれてしまう。
程よく、物を収めておく空間を開く力が得られていたのは助かった。
それではさっそくと、少女を貫いたまま場所を移す。
今の場所は夜空も見える、それなりに目立つ場所だ。
生い茂る木々の元へと移動をし、少女のすべては食い尽くされる。

ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈/山中」にディン・タウロスさんが現れました。
ディン・タウロス > 人が3人並んで歩ける幅があり、
高さも3mはあり、奥行きがどれくらいあるかまでは分からな
いが、かなり深くまで伸びている洞窟。
山賊達のアジトになっているそこの前で、適当な岩を椅子代わ
りに腰掛けていて。
現在は自分は人間としての姿をしており、洞窟の方へと視線を
向けてのんびりと欠伸を零して。

「まだあいつらの食事が終わるには時間がかかりそうだな。
しかし、ここの山賊の規模が大きくて助かったぜ。
触手達の食糧がたくさんあるってことだからな。
人質に取られてるようなのもいないし、全部分別せずに食べて
いいって楽でいいや」

触手と視覚をリンクさせ、山賊の他には誰もいないことを確認
しておき、山賊達が悲鳴を上げて逃げ惑い転げまわり、阿鼻叫
喚の地獄絵図になっているのを眺めながらまだ終わらないかな
ーとのんびり待っている。

ディン・タウロス > 「それにしても、ある意味、悪循環だよな…触手達を
食べさせないといけないから山賊達を襲って飯にして。
そうすると触手達が増えてまた大量の飯が必要になって。
山賊を襲えばそれでまた触手が増えてってなって、減らないから、どん
どん襲う山賊の規模が大きくなるし、そのうち絶滅しちゃうじゃないか
山賊達」

それはそれで山賊街道が安全になる、という意味ではいいこと
であろうけれど、こちらにとっては食糧難になる。
後は戦場に出るか、戦争で出た死体をこっそりと回収するかし
かないだろうかと思えば、危険度が跳ね上がるなぁ、とため息
を零して。

ディン・タウロス > 「とはいえ、戦場に出て触手を使うとこっちが
敵味方の区別なく襲われそうなんだよな。
敵であれ味方であれ、仲間の死体を食われればそりゃこっちが
悪者で襲われるのも納得できるんだけどな。
どこかに大量の死体でもなんでもいいから、こいつらを食べさ
せていけるだけの食糧が出る場所があればいいんだけどな」

視覚をリンクさせればもう少しで食事も終わりそうな雰囲気で。
この次はどこの山賊を襲って食糧にしようかとギルドから貰っ
た山賊分布地図のようなものを眺めつつぼんやりと考える。

ディン・タウロス > 「ああ、どうやら終わったか?
取りあえず、腹は膨れたみたいだし、次はどうしたもんか。
街に戻ってこっちに来て、と往復も面倒だしこっちに住み着く
のもいいかも知れないな。
人恋しさで直ぐに駄目になりそうだけど、それくらいしない
とこいつらの食糧賄えないしな」

これからも増え続けるであろう触手達、その食料をどうしたも
のかと頭を痛めながら取りあえずはその場を立ち去ることにし
て、どこかいい餌場はないものかと考えながら歩いていく。

ご案内:「九頭龍山脈/山中」からディン・タウロスさんが去りました。