2016/06/24 のログ
レイカ > 護りたいから…。ただ、その一言だけだった。
騎士であった時、貴族に散々虐待されていたミレー族をみて、それを護れなかった自分。
ミレーに育てられておきながら、それを護ることができなかった私。
それがあるから…護りたいと思うものは、今度こそ命を賭けて守ろう。
それで体が壊れても…悔いはないと…。

「…………はい。」

母様に言われた言葉が、そのまま思い返された。

”一人だと思ったとき、立ち止まって周りを見なさい。”

もっと、人を頼ったっていい。
私は今、沢山の仲間に囲まれているんだからと、改めて実感した。

「………あっちへ…。
彼らの護衛がいるなら、そこにいるはずです……。」

医者にかかるのは、後でも構わない。
門番たちが、腕の中で力ない私に何事かと心配して声をかけてくれるけど…今は、大丈夫だと右手を上げるだけだ。
ともかく、まずはミレーたちが無事かどうか…確認したい。

クライブ > 「それにな、俺がこの集落にいる間はいつでも頼って来い。
俺が言える立場じゃねぇが生き急ぎ過ぎだ」

娘の仲間やミレー達だけでなく己も心配するぞと告げれば門番たちが娘を心配するのが良いが、己を不審者を見る目で見られる事には耐えられずに指された方区へと足を向け。

「無事なのを確認したら医者だぞ、いいな?
組織ってのはな、自分の拠点に居る時が一番手強いってもんだ」

集落につけばもう走らずとも大丈夫だろうと気遣うように指された方向へと早足に向かい、早く無事だと安心させてやりたいと考えて…。

レイカ > ……そうだ。
彼はここに今はいるけど、傭兵だった。
いつまた、どこに行くかもわからないし…依頼次第では敵になるかもしれない。
でも…今の私に、彼に刃を向けることは出来るんだろうか。

考えたくもない…。
いっそのこと、彼もこの組織に入ってくれればいいのにと、本気で考えてしまった。
私は人事部じゃないから、そんなことは出来ないけど。

「……ええ、わかりました…。
医療班が確かいるはずですから……後で場所を教えます。」

だけど、もし仮に…ミレーが一人でも欠けていたら、私は我を忘れて飛び出すだろう。
例え足が千切れても、体がばらばらになっても探し出す。
あの時、あの男にもそれは伝えた。

私は…覚悟のためなら無茶をする。そんな命知らずの女だった。


幸い、かけているものは誰一人としていなかった。
どうやらあの男、私との勝負でかなり深手を負っていたらしい。
ミレーを攫う余裕がなかったようで…私は少しほっとした。

クライブ > 傭兵としては失格かもしれないがここの連中とは事を交えたくないと頭のどこかで考えはするが…。
その時になれば仕事だと割り切っているかは今は判らず。

出来ればここ以上に儲けれる場所を直ぐには見つける事が出来ない事を祈ってしまう。

「それならいい。きっちりと全部治してもらえよ。
案内は頼むぜ」

元のいた人数こそ流石には判らないが警護をしていた人間が確認しているだろうと考える。
だがもし一人でもいなければ娘のとる行動は直ぐに思い浮かび、それをさせない為にも抱きかかえる腕にそれとなく力を籠める。

「どうやら全員いるみたいだな。安心できたか?
出来たなら医療班の所に行くぞ」

保護したミレー族の人数も合いほっとしている娘に告げ。
警護の一人に先に医療班の場所を大体に聞けばそちらにと足を向ける。
途中からは娘に案内を頼み医療班の所へとつけば娘の身体の怪我を全て治療してやってくれと無理矢理に頼み込む事に。
そうして娘を医療班に預ければ、念のためとミレー族の警護の応援をする為に分かれる事となるだろう…。

ご案内:「九頭龍山脈 山中」からクライブさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からレイカさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にシャニスさんが現れました。
シャニス > 月明りの山道を大きなバックを両手で持ちゆっくりとした足取りで下る人影。
木の影などにより見えにくい道を見えているかのように障害物や窪みを避けてするすると足を進めて歩く。

「思っていたよりも荷物が少なくてよかったですわ。往復は流石に疲れますものね」

王都から目が覚めた山中の遺跡にまで向かいバック一つ分のドレスなどの着替えを詰め、今度は王都に戻ろうと薄暗い道をまずは麓に向けてと歩いて

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にラナルエリアさんが現れました。
ラナルエリア > そんな木の上から見る影が一人。
薄紫色の長髪の黒いドレスをきた人間が
貴方を見ているでしょう。

「あの子なにをしているのかしら?」

その人間…いや正確には人間に化けた魔族であるが、
木の上から見ているのだ。

棒状の赤い氷を舐めながら

シャニス > 誰かに見られているなど全く思いもせずに大事な荷物が無事でよかったという思いを胸に道を下る。
以前に夜道は危険だと言われた気がするのだがよくは思い出せないままに大丈夫だと考えて。

「今日は麓で宿を取った方がいいですよね。……?」

この時間を流石に王都まで歩くつもりはなく、麓で宿をと考えていれば木や草とは違う匂いを感じ取り。
誰かいるのかと足を止めて周囲をきょろきょろと見回して。

ラナルエリア > 木の上から見ている者を探す貴方を
みていて、呑気に紅い氷を舐めていた。

「ふふ、探してる探してる♪」

木の上の者は見つかろうが、見つからないがまるで楽しんでるようであった。
ほんとに呑気なものである。

ちなみにこの赤い氷は血を固めて作ったものである。

シャニス > 「おかしいです。確かに違う匂いがしますのに…?」

何とは直ぐには言えないがある意味嗅ぎ慣れた匂いの元を探す様に周囲を見回す。

「ええと……あ、そこですね?」

何処かと見当がつかないままに探していれば小さく風が吹く。
そのお陰で匂いの元が視線よりも上、木の上あたりだろうとわかり視線を上げれば何時から居たのか黒いドレスの人影の姿。
誰だろうと思いながらも笑顔を浮かべたままでじっと見て。

ラナルエリア > 「ごきげんよう♪」

木の上の人物は、赤い氷を舐めながら
貴方に笑顔で挨拶をかわす。

しかし赤い氷が異様な感じを醸し出しているが
舐めている人物自体は人間のようである。

「こんな夜は狼さんに襲われるわよ♪」

笑顔で軽い調子を崩さない木の上の人物。
しかし木の上の人物は色気…それみたいなのを感じさせる。

シャニス > 「こんばんわ。こんな時間に危ないですわよ?」

恐らくは匂いの元と思える赤い氷を舐める女性を見つければバックを持っているために頭だけを下げて挨拶をかわし。
どうしてこんな時間に山賊などが多く出ると言われるこの場所にいるのか。
自分の事を数に入れ忘れ不思議そうに見る。

「それでしたらあなたも襲われる事になりますわよ?」

ゆっくりとした足取りで木の下にまで歩き見上げれば殿方ならきっとと思いを持ちながら見上げて

ラナルエリア > 「うーん、確かにそうよね。」

でもそれなら心配ない。
山賊なら吸血させて貰った。
あんまり美味しくは無いが…。
腹の足しにはなるでしょう。

ちなみに今なめてるのは女の山賊の血です。
男よりも美味しいですよ。

木の上の人物は女性であるが、女性の血を好む。

「あ、そうだ。氷でも舐める?赤いのと白いのあるけど」

木の上のやつは舐めてる氷と同じものを薦めてきた。

シャニス > 「そうですよ。増えたり減ったりと大変だと街で言っていましたから」

今は増えている時期だと聞いた記憶があったので何かあったら大変と言いかけるが今更に遭遇していないと首を傾げる。
多きと聞いていただけに不思議そうに周囲を見回してから女性に視線を戻す。

そして舐めている氷が匂いの元、血の匂いだと気が付けば変わった人?と見てまさか同族だとは考えもしない。

「氷をですか?そうですね……では白い方を頂けます?」

血はどうせならそのまま飲みたいという思いから白い方をとお願いをする。

ラナルエリア > 「じゃあちゃんと受け取ってねー。」

貴方に向けて白い氷を貴方が受け取りやすく投げてきた。
ちなみに白い氷の原材料は女山賊の愛液…。
なんてものを食わすかとつっこみたいが
彼女は夢魔でもあったりする。男のもあるが、
おっさんばかりだったので取りませんでした。

舐めてみるまではまさか女山賊のあれで
出来ているなんて気づかないかもしれない。

「いやー山賊って物騒ねー。」
笑いながら氷を舐め終える

シャニス > 「はい、ありがとうございますね」

投げられた白い氷を目で追いかけキャッチ。
はむりと口に咥えればどこかで口にとした味に首を傾げる。
まさか女性のものを固めたものだと思いもよらず。
純粋な吸血鬼である少女には固めるなど考えもせずに。

変わった味だけど美味しいかなと思い口の中で舐めて味わい

「でも退治したりするとお金を貰えるので助かりますわよ。
ですからそれなりに居てくれれば生活に困りませんのよ」

物騒だがそれなりに需要もあると笑顔のままに告げて美味しそうに氷を舐め続けて。

ラナルエリア > こころなしか笑顔は変わらないがにやにやしていた。

「そうよねー。そう考えると…
win-winな感じよね♪」

間違ってる気もするけど、女はそういう。
だって女のあれを美味しそうに舐めてる貴方をみて
すこししてやった感ありありです。

「そういえば、名乗るのを忘れたわね。
私はラナルエリアよ。どうぞよろしく♪」
明るい調子で名を名乗る。

シャニス > 何か笑みの雰囲気が変わった?とほんの少しの違和感を持って見詰めて。

「そうなりますね。ですので狼さんでも居てくれないと困りますので物騒でも少しは残っていてほしいと思いますね」

少しずれたような答えを女性にと返して微笑み。
結局氷の正体に気が付かないままに食べてしまう。

「あ、これは失礼をしましたわね。
ラナルエリア様ですね。私はシャニスと申します。よろしくお願いしますね」

女性の名を聞けば忘れない様にと頷き、こちらからもと丁重に頭を下げて名前を名乗り返して

ラナルエリア > 「シャニスちゃんね♪」

人の名前をちゃんづけで呼ぶラナルエリア。
いつもこんな感じである。

「そうよね。狩りすぎてもいけないし、増やしすぎてもいけないわ。」

そういいつつ、内心ではあの氷のネタバレをいつしようか
考えていた。さてどのタイミングでばらそうか。
私の正体はまだばらさなくてもいいだろう。

シャニス > 「はい、お好きにお呼びください、ラナルエリア様」

様付けで呼ぶのが癖なのが笑みを浮かべたままそう呼び。
もし他にしてと言われない限りは様付けで以後は呼ぶことになるだろう。

「言葉にしてみるとなんだか動物の繁殖見たいですわね
そういえばラナルエリア様はこんな時間にこんな場所でどうされたのですか?」

そんなつもりはないのだが何故かそんな光景が頭に浮かんでしまい
本当に今更に女性がこんな場所で何をしているのかと気になる

ラナルエリア > 「ん?気になるかしら?
そう言えば、山賊を見かけないって
話したけど…あれ私が少しとっちめたのよ。」
正確には頂いただが、なに、死に至るほどまでは
吸ってない。そこまではする意味がないしね。

「お陰さまで、すこしデザートも作れたしね♪」
もし感づければ、彼女の舐めていた赤い氷もとい
血の出所が分かるはず。
さすがに女山賊のあれまで固めるとは思わないが
そこまでたどり着ける方が珍しい。

「で、あなたはどうなのかしら?」

シャニス > 「それはなりますわよ。夜にこんな場所にいらしたら。
えぇ、言いましたけど……そうでしたの?」

それで山賊を見ないのだと納得をして、女性は実は冒険者か何かなのかと勘違いをする。

「それでさっきの氷なのですね。でも凍らせるよりは生の方が美味しいと思いますよ?」

流石に氷の正体が分かれば、その材料も言葉から山賊だろうと繋がって。
しかし自分が食べた氷の正体までは判らずに。

「私はこれを取りに行っていましたの。荒らされていなくて安心しました」

両手で持ったバックを軽く掲げて見せていた理由を告げ。
もし問われるなら中身は衣類だと隠さずに答えるだろう。

ラナルエリア > 「生で飲んだのもあったけど、飲みきれないから
氷で固めてみたの。持ち運びしやすいし、生よりは長く持つわよ?」

バックの中身が気になったし聞いてみようかな?

「これには何が入ってるのかしら?」
普通の中身かもしれないが、見てみたくなる。
変わったものが入ってたらそれはラッキー。

シャニス > 「飲み切れなくて凍らせたのですか。
でも水っぽくなりません?」

それが少し気にはなったが長く持つならと少し考えてしまい。

「これですの?中身は洋服とかですわ。
街で中々気に入れるのが見つからなかったので取りに来ましたのよ」

今着ているようなデザインのドレスとその他ですわ、と簡単に告げれば軽くバックを開き、そこに入るドレスを見せて

ラナルエリア > 「んーなるほどー。」
いいデザインと思いながら、服達を
じろじろと見てみる。まるで感心するがごとく。

「まぁ、そこが欠点よねぇ。」
確かに少し水っぽくなるのが欠点だ。
どう改良したものかー。

「中身見せてくれたお礼にあの白い氷の材料教えてあげるわ♪」
よし、このタイミングでネタばらしだ

シャニス > 「それに今だと作れないそうなんです。ですから泣く泣くなのですわ」

本当は持ちだしたくはなかったという雰囲気を滲ませて。
だが洋服を見せればそれが嬉しというように微笑んで

「もし改善策が見つかれば教えてくださいね
本当ですの…と言いたい所ですがまずは自分で考えてみますわ。
それでわからなければ次に会えた時に教えてくださらない?」

ネタ晴らしを聞いてもいいのだがまずは考えたいと遮って

ラナルエリア > 「あら、そう。じゃあ今度会ったときに答えを聞かせてくれないかしら?」
ネタばらししようと思ったが、考えさせるのも悪くない。
次に会った時が楽しみだ。

「しかし今では作れないとか、難儀なものねぇ。
確保しといて正解よ。」
レア物だったとは、興味深いけど今は作れないとか気になる。
「しかし何で作れないのかしらねー?」