2016/06/23 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にレイカさんが現れました。
レイカ > 「…ハァッ……ハァッ……ハァッ……!」

体が重い。足も痛む。
いつもならこんな山林など、あっという間に飛び降りられるのに、今の私はそれができない。

自分の迂闊さを呪っていた。
怒りに我を忘れていたわけじゃないけど、久しぶりに使った精霊交信は体への負荷が大きすぎた。
腹部へのダメージ、そして骨折した足の痛み。
それらを合わせ、私の体はここしばらく動くかわからなかった。

「ハァッ……ハァッ……!」

それでも、私は急いでいた。
眠っている間に、なぜか九頭竜山脈の温泉に連れて行かれていた。
だけど…あの男のそばにいたら、何をされるかわかったものではない。
急いで、拠点に帰らないと…まだ、護衛もしなければならない。
私は、痛みと倦怠感でまともに動かない体に鞭を打ち、木から木へと飛び移っていく。

ご案内:「九頭龍山脈 山中」にクライブさんが現れました。
クライブ > 「確かこの辺りだったか…?」

長期の護衛仕事を開け少し、最近拠点を移した集落のギルドで受けた依頼。
正体のわからない人影を複数みたいという話の信憑性を確かめるためにと山にと入る。
問題は入ったはいいが詳しい場所が解らないだけにほぼ地図を片手に歩くだけとなってはいるのだが…。

「少しは山歩きの知識でも覚える方がよさそうだな…こっちじゃなさそうだな…ん?」

こっちではなさそうと黍を返しかけた時に木の葉のなる不自然な音が聞こえ周囲を見回す。
もしかすれば依頼の目的かと警戒を滲ませながら音の元を探す様に周囲や空とを見回して。

レイカ > 枝を手で掴み、その勢いで更に別の木へと移る。
猫のような動きで、私は木から木へと飛び移っていった。

(こ、この山さえ下りれば…街道に出られる……!
そこまで行けば、あの男も簡単には……!)

あの男は本当に信用ならない。
私を温泉に閉じ込めて、そのままミレー族に手を出す可能性もある。
…信用できないし、信用ならない。

だから、私は焦っていた。
あの時、もう少し意識を保って、拠点まで帰れれば…こんなに焦ることもなかった。
焦っていたからこそ―――次の枝を、両足でしっかりと着地してしまった。

「ぐあっ………!!!」

激痛が走る。
まるで足に強烈な電気ショックを与えられたかのように、神経が激痛に苛まれる。
そのせいで、私はバランスを崩し地面へとまっさかさまに堕ちてしまった。

「がはっ………!!」

背中を強打する。更に痛みが走り、目の前がぐらつく。
倦怠感が、私に”もう休め”と訴えかけてくる…。
このまま、目を閉じられるならばどれだけ楽になれるだろう…。
その欲求に、私はうっすらと目を閉じかけた。

クライブ > 段々と近づいてくる音にどちらから聞こえてくるかがはっきりと分かればそちらに向け早足に足を向ける。
どうやら木の上を移動してる様子に下を探していても見つからないはずだと苦笑を浮かべる。

「音からすりゃそろそろ通るよな……」

相手がこちらに気は付いているかはわからないが、気が付いていなければ不意を打ち一気に気絶をさせるかと小型の魔法銃を手に音の聞こえる方向に銃口を向ける。
揺れる葉や枝が近づいてくる事に引き金に指がかかるがそれを引き切る前に聞こえた声。
そして落ちた影はよく知る娘のもので思わずになんでだ?と疑問が浮かぶがそれをすぐに振り払い駆け寄り。

「しっかりしろレイカ。息は出来るか?」

慌てて目を閉じようとする娘を抱き起す様にして軽く頬を叩き声をかける。

レイカ > もうだめだ、体に力が入らない。
精霊の力を借りた代償は今までにもあった。
だけど、それはただ疲れやすくなる程度で、ここまで倦怠感を覚えるものではなかった。

原因はわかっている。怒りに任せて、力を使いすぎた所為だ。
おまけに久しぶりの精霊交霊。
体が着いてこれるはずがなかった。

(………明日、目が覚めたら…奴隷ギルド、でしょうか。)

そうなったら、自分で自分の目をくりぬいて何も見えないようになろう…。
そう思っていた矢先、うっすらと目を閉じかけた瞬間に見えたのは、彼の顔だった。

「……………。」

まさか、眠る瞬間に彼に幻影を見るなんて…。
そんなことを思っていたけど、頬にかかる軽い痛み。
……私の意識は、少しだけ現実に戻された。

「……クライブ……さん?」

クライブ > 抱き起した娘の頬を軽く叩き声をかけながら落ちてきた時にぶつけていた背中以外に怪我はないかとざっとになるが上から下と見て確かめる。
本当は背中も気にはなるが同意もなくこんな所で脱がせる訳にもいかず軽く触れるだけに留めて。

「レイカ、しっかりしろ。何があった?」

なるべき揺らさない様に気を付けながらも声をかけ続け
もしかすれば探している対象に襲われたのかと考えればこの場に留まるのは得策ではないが動かすのも危ないかと悩んでしまう。
そんな最中に娘の声が聞ければ少しだけ安心し

「あぁ、俺だ。こんな所で会うとは思ってなかったが…兎に角移動するぞ。少しだけ痛むだろうが我慢してくれよ」

意識があってよかったと安堵の息を改めて吐き。
山中よりは街道に出た方が娘を集落に連れ帰るにしても負担は少ないと考え、先に謝るように声をかければ山を下り街道へと足を向ける事に。

レイカ > ちゃんと意識があるならば、私はその視線に少しだけ恥ずかしさを憶えただろう。
だけど、今の私は倦怠感と極度の脱力状態で、いわば人形のようなもの。
彼が―――そう望むならば、私には受け入れることしか出来なかっただろう。

「……………。」

彼の声が、倦怠感の中体に響く。
嗚呼……なんて心地いい声なんだろう、と私はうっすら微笑を浮かべ、彼のくびに腕を回し、抱きついていた。
何があったのかと聞かれても、今の私には答えることが出来ず―――。

「…………ぐっ…!」

移動の際に少し痛む―――仕方がない。
今、私の足はブーツを履いていない右足首が折れてしまっている。
此れも自業自得だった。
防御の力を発動させず、全力で蹴り上げた私の落ちと。

その右足が、痛む。
揺られるたびに骨が擦れて、むき出しの神経がズキズキと痛んだ。

クライブ > 「レイカ、しっかり意識を持てよ」

首に腕を回し抱き着いてくる娘が気を失わない様に声をかけながらなるべく揺らさない様にと注意を払い道なき山中を駈ける。
途中に聞こえる苦しそうな声に何度も足を止めそうになるがそれでもまずは道へと。
娘の様子を見ながらに降りる最中にふと片足にブーツを履いていない事に今更に気が付き。
その足が不自然な揺れ方に折れているという事を感じ取る。

「落ちた時に折ったのか…直ぐに処置するからもう少し我慢しろよ」

その骨折が落下してきた時のものだと考え、もし娘だと分かっていれば受け止めたと今更な後悔に眉を顰め。
そうして街道まで駆け下りれば汚れるのは後で謝るとして道にと座らせる。

「集落に戻ったら医者に行くぞ。それまでは応急で勘弁してくれな。
結構痛むが少し我慢してくれ」

そう告げて娘の前にと屈めば折れている右足をそっと掴み、予備の短剣を鞘ごと添え木代わりにと当て、自らの上着を引き裂き巻き布として固定するように強く巻き付けて。

レイカ > 「……………。」

意識は、正直もうあってないようなものだった。
私は瞳を開けているのが精一杯だし、意識を保てているのは、足の痛みがあるからに他ならない。
ただ…腹部へのダメージだけが少し気になる。
あの太い足の一撃をまともに受けたのだから、おそらく内臓にも少しダメージがあるかもしれない。

落ちた時に…。私はその言葉に、ゆっくりと首を振った。
街道まで下りてきたらしいけど…私には周りの景色を視る余裕はなかった。

「あっ!う…ぐああっ……!」

折れている右足、つかまれれば勿論痛い。
まるで神経を直接鷲掴みにされているような、そんな激痛が私の頭にまで駆け抜ける。
だけど、彼の応急処置が終わればきっと、痛みもマシになるはず。
私は、痛みに耐えながら終わるのを待った。

「ハァッ…ハァッ……ハァ……。」

少しずつ、息も落ち着いてくる。
鞭打った体は、しばらくが指一本も動かせそうにない。
やっぱり…体力が戻るまで温泉にいたほうがよかっただろうか…。
いや、逆に体力を使う可能性もあるか…。

クライブ > 首をゆっくりと振る姿に落ちた時ではないと取り、集落を狙う者が少なくとも数人はいると取る。
娘が不意を打たれたとしても一人に負けるとは思わずに。

「あと少しだけ我慢しろ……よし、これで少なくともさっきよりはマシになる筈だ」

痛みに耐える娘に告げながら応急処置を終えれば手を離して腰のポーチに手を伸ばす。

「確か痛み止めがあったと思うんだが……回復魔法の一つでも憶えとくべきだったか」

痛み止めを探しながら身体強化系の魔法しか使えない事を悔やみ。
どうにか痛み止めを見つければ液体の入った小瓶を取り出す。

「薬は飲めそうか?こいつを飲んだら少しはマシになる。
そうしたら集落に戻るぞ。あそこならきっちりと治療が出来るだろ?」

医者に基本掛かる事がないだけに集落で娘の怪我が癒せるかは己には判らないが娘なら詳しいはず。
余り負担はかけたくはないがこのまま気を失ってしまえば己にはどうにもできなくなる事が判っているだけに娘に声をかけ続けて

レイカ > 少しずるだけど、意識がはっきりとしてきた。
彼の心地い声に思わず瞳を閉じたくなるけど…心配はかけられない。
足が固定されれば、痛みも随分と引いてくれた…けど折れているのは変わりない。

私だって、体のことは大体わかっているつもりだ。
折れているときに無茶なことをすると、骨が曲がって癒着してしまい、神経を圧迫して痛みが慢性的になってしまう。
動かないようにして売れた彼には、感謝したいけれど…。

「……………。」

そういえば、ずっと飲まず食わずだった。
今は……夜か。月が上がっているのが見える。
宿を出たのが夕方だったから……もうかれこれ、3時間はかかっている計算になる。
…私が、森を抜けるのにそんなにかかるなんて。
途中、そういえば少し記憶がない…。

彼が渡してくれた、薬と飲み物を喉に流し込む。
痛み止めが聞いてきたら、後は体の倦怠感だけ。
此れで、気絶の心配はなくなりそうだった。

「す…すいま………せん……。」

また、彼に世話をかけてしまった。
馬車の移動中にも、何度か声をかけてもらったし…本当に、彼には世話になりっぱなしだった。

クライブ > 「折れた足で無茶し過ぎだぞ。集落を、ミレーの連中を守ってやりたいのは判るが自分も大事にしねぇと守れないぞ」

娘の骨折を含む今の状態はきっとその為だろうと思い。
本当のことを知らないままに心配をして言葉をかける。
戦い死ぬのが商売な傭兵仲間にはかける言葉ない言葉を、その仲間より付き合いの短い娘にかける己に違和感を持ちながら。

「そんなに急いで飲むと詰まるぞ。
謝らなくていいぞ、俺が勝手にやってるだけだ」

どういう訳か娘に世話をかけられても嫌な感じはなく、むしろ放っておけないという気持ちの方が強くあり。
痛み止めが効いてくるのを見計らえば、しっかり掴まれと告げてもう一度しっかりと抱き上げて月明りの街道を集落に向けて足を進め出して

レイカ > 自分も大事に…。
今の私には、確かにその言葉がよく響く。
護ってあげたい、私の命に代えてもと強く思っているからこそ、無茶もできる。
だけど、今こうして彼に迷惑をかけてしまっている状態が、あまりにも情けなかった。
いくら久しぶりに力を使ったからといって、やっぱり迷惑をかけてしまうのは…とても申し訳なくて。

「…………でも、それでも…。」

ようやく、口だけはまともに動くようになって来てくれた。
彼に抱き上げられるのは少しだけ恥ずかしくもあり…反面、とても嬉しかった。
また、隣にいるべき誰かに申し訳なく思ってしまうけど…。
怪我をしている今は、少しだけ甘えても言い、家も知れない。

いや…待って。
いま、ここに彼がいるという事は……集落の外にいる、ミレーのみんなの護衛は!?

「…はっ…!クライブさん、急いで!
急がないと、集落の皆が……ぐっ…!」

また、あの男がいくかもしれないと思うと気が気でならない。
あの日…最後の最後で邪魔をして、私に戦うことを選ばせたあの男…!

だけど、急ごうとしても急ぐことが出来ない。
固定された足がずきりと痛む…。

クライブ > 「でもじゃねぇよ。あの集落には腕利きが揃ってんだろ?
それに頼りないだろうが一応は俺も手を貸してんだ。少しぐらい息を抜いても罰は当たらないと思うぞ。
次に無茶をしてるのを見たらレイカの部屋に押しかけるぜ?」

言葉が話せるほどに痛みが引いた様子に安堵を隠しながら最後に冗談を付けて娘を心配し他も頼るようにと口にして。
本当にほっとけない奴だと、だがこうやっているのも悪くはないと考えて小さく苦笑を浮かべてしまう。

「早くレイカを治療してやりたいけどな急ぐと傷に…。
集落に…?まさかミレー狩りのやつらが来てるのか?」

娘がこれだけ慌てる理由と言えばそれしか浮かばず。
やっと安心して暮らせる新天地にたどり着けた彼らを攫わせる訳に行くかと。

「レイカ、痛むだろうがしっかりしがみ付け。走るぞ」

負担をかけてしまうが早く戻る必要があるならば仕方ないと。
娘にしがみ付くように言えば能力向上の魔法を自らにかけ、一刻でも早くと集落に向け駆け出す。

レイカ > 確かに、あの場所の組織は腕利きが沢山いる。
銃を扱い者もたくさんいるし、あの場所がずっと襲撃を受けていない。
受けたとしても追い返せるだけの力は十分ある…。
しかし、人間の中には化け物、と言われるほどの者もいるわけで…。

「わ、私のことはいいんです…時間がたてば自然に戻ります…!」

体の倦怠感だけが問題だけど…今は脚も折れている。
おそらくしばらくは、戦うどころかまともに動くことも出来ない…。
しかし、まだ登録が済んでいない彼らが危険に会う可能性もあると思うと、やっぱり焦ってしまう。

「………わかりません…ですが、あの男は…!」

もう少しでミレーが拠点に着くというときに、最後の最後で邪魔をした。
何を考えているのか、わからない男だったけど…最後の最後で、目的が見えた。
あの男は、完全に信頼できないと確信した瞬間だった…。

「あの男は……何をするかわかりません…!」

目的も何もわからない。
いや、”私と戦う”事があの時は目的だった。
けど、それ以上がまったくわからない。狙いはミレーなのか、私の体なのか…。
何はともあれ、あの男がミレーを狙うことも容易に考えられるし、なにより今ミレーがいる場所は拠点の外壁の外。
狙うなら絶好の場所だった。

「お、お願いします……!」

足の痛みなんか、気にしている場合ではない。
まだ襲われていないとは思うが…それでも、早くみんなの無事を確認したい。

クライブ > 「いい訳ねぇだろ。そのままにしてみろ。戦えなくなって守るどころじゃなくなるぞ」

確実に医者で治療を受けさせないと治癒しない間に無茶をする未来が見て取れ心配ではあるだろうが無理やりにでも医者にと連れていくことを決めて。
集落につけば娘の心配事を組織の人間に仕えようと。

「あの男?正体は知ってるんだな?
なら戻ってそいつの特徴とかを伝えて警戒もさせねぇとな」

どうやら娘をこうしたのは顔見知りな様子。
ならば集落にも入り込んでいる可能性が高く警備をしている組織のメンツに伝える必要があると考え…集落に全馬車が入るのを見届けはしたがそれほどまで危険な奴がいるのならばと更に加速をする。

「どうしてそんなやつを野放しにしてんだ。間に合ってくれよ」

あの集落は貴族が突っつく粗を探しているのは己がよく知っている。
もしその男が起こした事でそれで突っつかれれば己も気に入ったあの集落に危害が入るのは気に入らない。
娘の言葉に頷けば普段では絶対にしない強化魔法の重ね掛けを行い、度の過ぎた強化に身体が軋む痛みに眉をしかめるがそれよりもと街道を全力で駈け……集落に入る門が見えてくる場所まで兎も角駆け抜ける。

レイカ > 確かに…倦怠感は日がたてば直る。
けど、折れてしまっている脚はちゃんと直さないと脚力が落ち、戦うどころか日常生活も危うい。
治療はちゃんと受けるが…今はそんなことにまわす余裕なんかなかった。

「……はい、戦いました…。
最後…馬車が入る直前に…ミレーを攫おうとしたので……。」

だけど、それこそが彼の狙いだったのかもしれない。
あの時、私は怒りに我を忘れて全力で戦った。
その結果……その男を痛めつけたと思っていた…けど。
最後に手痛い反撃をくらい、足を骨折。
腹部に強烈なダメージを追ってしまい、力の反動も相まって本来なら動くこともままならない。
そのことを……彼に伝えた。

「……そうするしか、なかったんです…。
私が戦わないと……あの男は…。」

脅しに近い圧力だった。
私一人で戦わないと、組織の人間を傷つけるつもりだった。
だから、私は一人で戦った…。
最終的に、私は気絶してしまい…気がつけば、九頭竜山脈の温泉街に運ばれていた。
どうしてそんなところに、とは思ったものの…、あの男の姿が見えなかったので、嫌な予感がしていた。
”やりかねない”と、頭の中でふるボリュームの警戒音がなった。
だから……無理をしてでも、集落に戻りたかった。

クライブ > 「元騎士なら身体の大事さも判ってるだろ、それにだ…。
そんな相手に何で一人で戦ったんだ。本当に無茶をし過ぎだ」

少しは判ってはいたが娘は己が思っていた以上に守ると決めたものを守るためには無茶をすると改めて判る。
その意気ごみは尊敬に値するほどだがここまでの無茶は許容など出来ず。
伝えられた事を聞き、そんな男が護衛に交じっていたのかと気が付けなかった己にいら立ちを持ってしまう。

「それでもだ…一人で背負い込むな。
それで死んだら助けられたミレーの連中は自分たちのせいでと傷付くんだぞ」

それを分かっているのかと言い聞かせる様に告げる間にすぐ眼の先にと門が見えてくる。
止まる余裕などなく門番に何とか一声をかければ強化した脚力だけを頼りに集落に飛び込み着地する。
そして娘を見下ろし、次は何処へ向かうのかと目で問いかけて