2016/05/17 のログ
■タマモ > 「人がせっかく苦労の際にやっと手に入れた二人目の式を簡単に殺せる訳がないじゃろうがっ!
それに、この程度の連中を相手出来る程度で強いとか言うでない、妾の力はもっと上じゃ!
いや、ちょっと待て、愛してる云々はともかく…捨てるとかどうとか、立場が逆じゃろう!?」
とりあえず、ツッコミ入れられる場所は全部入れておいた。
しゃがみ込む少年を、べちべちと叩く、大して痛くない。
「お、お主というやつは…!
こほんっ…まぁ、ともあれ、そうなのじゃ。
うん?女子じゃぞ?えーっと、何じゃったか…そうそう、サラマンダーと言うておったな?」
あ、誤魔化そうとしてる。察するも、まぁ、いちいちツッコミ入れてばかりも疲れるのでスルーで良しとしておいた。
とりあえずは、といった感じに、問われれば答えておく。
可愛らしい女子じゃぞ?とは言うが、少女の感覚を考えると確信は持てないかもしれない。
誰でも可愛らしいと言いそうだし。
■トモノ > 「……ジョーダンダヨ、ボクハタマモノコトシンジテルカラネ」
(棒読み早口)
「へぇ女子か。そりゃ重畳。
……何マンダーだって?サラマンダーっていうとアレ?
ファンタジーな感じの、火を吐くトカゲみたいなのでしょ?
それとも、アホロートルの事?
流石に見た目トカゲ女子じゃ守備範囲外だけど。」
(それから、タマモをジィッと見て何か確認)
「いや、まぁ……パッと見が人間なら別に鱗や尻尾くらいは、逆にアリか……。」
(何やらブツブツ)
■タマモ > 「『トモノが真実を言うておったならば、何も起こらぬ。
虚言であったならば、その身を火照らせる事じゃろう』」
少年にも聞こえるような言葉にして、力ある言葉をかけてみた。
その顔は、うん、どこかで見た覚えのある笑顔だった。
「おぉ、トモノ、よく知っておるんじゃのぅ?
そうじゃ、確か、火を扱うような事を言っておったのじゃ。
あー…蜥蜴みたいな姿の時もあった気がするが、人型の時は普通に女子じゃったぞ?」
少年の言葉に、ぽむっ、と手を叩く。
とりあえず、なんか見た目みたいなものを知りたそうだったので、答えておいた。
ほれ、こんな感じじゃ。
そう言えば、手元にぽんっ、とミニチュアサイズの少女の姿を映し出した。
…正確なその姿は相手様の名簿参照でお願いします…!
■トモノ > 「…………!?……タマモ……前も言いたかったんだけど。
その言霊使いみたいなの……ずるくない?」
(不意に、下半身から湧き上がる火照り。ショルダーバッグをお腹の方へ回し、両手で押さえて、その屹立を隠す。紅潮した顔で相手をジトッと迫力のない顔でにらみ)
「……タマモ……僕は、彼女とは会わなければならない……そんな使命感を覚えるよ。」
(見せられたミニチュアのもう一人の式神。その姿に、何故かちょっと真顔になった。虚言と言う訳ではないけど、先ほどからずっと戯言ばかり言っているので、暗示の術はしっかり効いていて。バッグから両手は離せない)
■タマモ > 「うん?言霊の事かのぅ?
ふふんっ、母様から直接譲り受けた術の一つじゃ、文句は受け付けぬぞ?
まぁ…母様と比べたら、妾の言霊なんぞは程度の知れたものじゃがな?」
自慢気に胸を張る、ずるいかどうかで言われたら、うん、間違いなくずるいだろうが。
明らかに体に異変の起こった少年の様子に、くすっと笑う。
「まぁ、なんじゃ…今の場合は、悪いのはお主じゃろう?ん?」
嘘を付いてなければ何も起きないと、はっきりと言っていた。
睨む瞳を真っ直ぐに見詰め返しながら、違うか?と。
ついでに、ぐいぐいっと隠すようにしたバッグを押し付けてみた。
「まぁ…会うのは良いが、余り調子に乗らぬようにな?
まだ、ちと会話をするのに慣れておる様子ではないからのぅ」
なんか急に真顔になっての言葉に、はふ、と溜息をついた。
ちなみに、力は伝えてからの発言が影響を及ぼす、まぁ…少なからず発動をしているのだし、状況は変わらないだろう。
■トモノ > 「なんだ、妖怪って言ってもちゃんと親とか子があるんだ。」
(悪気は無い、単に感想。けれど、声色にはあまり余裕はなくて)
「タマモ……《僕は悪く無い》そもそもが、嘘ばっかりついている僕に正直者になれという君が悪い。」
(なんだか偉そうに。言い返す。押し付けるバッグを押し返しつつ。)
「……っ……それに」
(ちょっと押し返せれば、その拍子に。自分より小柄なタマモの身体を抱きしめようと。その際バッグはずれるので、硬くなったそれがタマモの腰の辺りに当たるだろうけど)
「こんな死体だらけの場所でえっちぃことすんのかよ?……この変態狐」
(内容は辛らつだけど、なんだか囁く様に、からかい半分のように。タマモの耳元で囁いてみよう。抱きしめることが出来ていれば、尻尾の付け根辺りを撫でてみようとしつつ)
■タマモ > 「………まぁ、一応は、な?」
親子とは言っても、母と自分では考え方になかりの食い違いがあった。
そのせいで、それは自慢気に言い辛いものである。
「いや、ちょっと待て、なんじゃその開き直りはっ!?」
なんかこう、偉そうに言い返された。
しかも、その言葉は少年でいう真実だ、言葉による更なる変化がなかったのが、それを証明している。
…なんか悔しい。
と、押し返すように力が入るも、そのまま少年の腕は自分へと伸びて抱き締めようとしてくる。
別に避ける気はない、主張するその部分が腰に当たれば、見上げるようになるだろう。
「おやおや、言葉は選んだ方が良いぞ?それを否定はせんが、立場を考えた方が良いじゃろう」
血の臭いは別に嫌いではない。むしろ、本質的なものからくる興奮を増させるものだろう。
まぁ、それをありありと見せる気はないが…
からかい半分であるのは、なんとなく分かる。
その囁きに小さく笑みを浮かべれば、さすがにその手は尻尾が絡め取る。
「ふふ…お主はどうなのじゃ、トモノ?
ここでもし、妾が良しとするならば、妾を抱くか?」
逆に手を伸ばし、首へと絡める。
身長差はそこまで大きくはない、顔を寄せさせるのは楽だろう。
顔を寄せる事が出来たのならば、囁き返すと共に、ちろっと唇を舐めてみる。
■トモノ > 「僕は大ウソつきの駄目人間なんだ。だから開き直りもするさ」
(相変わらず耳元でささやきながら)
「ダメ人間が言葉も選ぶ訳ないだろう。立場なんか知ったことか。
《タマモが可愛いから意地悪も言う》」
(そういって、舐められた唇を、自らも重ねようと)
「はじめての場所がこんな死体置き場みたいな、しかも山道でも。
《死体の隣に寝かせて、バックで犯してやる》。」
(ちょくちょく強調するような声色を作るのは、タマモの暗示の真似事。むろん、それで妖術や超能力のような劇的な効果があるわけではない。口先三寸舌八丁。かき乱し、こねくり回すような言い回しが。この少年の性質であるゆえに。けれど、暗示の逆効果で、少年が嘘を言っていない事は伝わるだろうか。……そのまま言葉通り、少し強引目な口づけと共に舌を絡めながら、その場でタマモを押し倒してみようと)
■タマモ > 「ふふ…そうかそうか、己を自覚するのは悪い事ではないじゃろう。
ただ、立場なんぞ知った事でなしとしても、場は弁える事じゃ…分かったな?」
こうして、互いに遊び気分である時は気にする事もない。
だが場合によっては、その辺りは考えて欲しいものである。
唇を重ねようとするならば、それを確認出来た褒美という感じで与えるだろう。
出来なければ…また意地悪を重ねるだけだ。
「おやおや、初体験がこんな場所で、しかも死体の隣とは…お主もつくづく変態じゃのぅ?
…それも良いじゃろうが、余り焦るでない。
犯す前に色々と準備も必要じゃ、分かるじゃろう?」
主である為か、本来かかるはずである少年の力は言葉遊び程度にしかならない。
それでも、こうして真正面から言ってくれる少年に、逆らう事もせずに押し倒されようとはする。
それは、どちらかといえば、これから少年がどうしてくれるのかを試すようにも感じるかもしれない。
■トモノ > 「……ん……ちゅ……」
(唇を重ねることが許されたなら、少し長めに、舌を絡めながら口づけを交わし。離して)
「……ん、それもそうだ。じゃあ止めよう。」
(シレッと離れて、立ち上がり。)
「なんせ僕は駄目ではあるけど変態ではない。なので、こんな場所で前みたいにタマモにズボン脱がされて色々されるのはゴメンこうむるので……っ……はぁ」
(喋っている途中で、呼吸が少し荒れるのは。幾つか嘘が混じっているから)
「…………逃げます。」
(タマモが虚を突かれて起き上がるのが遅れるのを願って。全力でこの場から逃げだした。因みに、変態でないという自己主張と、流石にこんな場所で初体験がゴメンという部分が特に嘘だった。)
■タマモ > 「ん、っ…んむ…ふふ…」
その口付けを、言葉に対する理解と判断し、少し長めの口付けを受ける。
ゆっくりと離れる唇、さて?といった感じに、見詰めてはいるが…
「………なん…じゃと…!?」
うん、来るかと思った少年の行為とは別のものだった。
こうまでしたのに逃げるとは、なんと失礼な!と、まぁ、そんな感じ。
離れて立ち上がり、かけられる言葉に、そこでやっと理解をする。
確かに虚を付かれはしたのだが、逃す程の猶予は生まれない。
だけど、それを追う事をしないのは…少年の言葉に嘘が混じっていたからだ。
さて、その嘘が一体どの部分だったのか。
逃げていく後姿をのんびりと眺めながら、考えてみよう。
そして、しばらくしてから気付くのだ。
せめて、帰り道くらいは少年に聞いておくべきだった、と。
きっともう少しの間、少女はこの場所を彷徨うのだろう。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からトモノさんが去りました。