2016/04/11 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山のふもと」にイニフィさんが現れました。
■イニフィ > ―――マグメールから馬車に揺られること、数時間。
その姿は再び、この九頭竜山脈のふもとにあった。
いつものようにスカートを穿き、頭にはナプキンを巻いた街娘。
だけど、その目はいつになく闘志をむき出しにしていた。
高い山脈を見上げ、ぐっと拳を握り締める。
「………よーっしっ!!」
理由はただ一つ。リベンジである。
■イニフィ > 前回、とりあえず6合目にある温泉を目指してみたものの、途中まで乗り合い場シャガルことを知らずに徒歩登山。
その結果3合目あたりで完全に地価尽きてしまい、結局乗合馬車に載せてもらって下山したのである。
つまるところ、今日は絶対に6合目の温泉を目指して、ゆっくりお風呂に入っていろいろと満喫する決意を固めたしだいである。
「んふふふっ……今日の私は一味違うわよ!なんたって、乗合馬車の駅をチャーん戸調べてきたんだからっ!」
―――前回自分のチェックミスだったのはさておくことにしたようだ。
■イニフィ > さて、その場所だけど―――どこだっただろうか。
確かこの道沿いに、九頭竜山脈街道を4合目まで走っている乗合馬車があるはずだが。
「えーっと、確かこの道を真っ直ぐ行って、右に曲がれば停留所があるはずよね。」
指を指し、行くべき道を遠目からしっかりと確認する。
最悪の場合、風歩きを使って上から確認してもいい。
まだ荒削りだけれど、垂直に上がるだけならば―――多分?
■イニフィ > ―――だけど、その停留所を探すのにたっぷり20分くらいは迷ったとか。
従者の方向音痴がまさか移ったのかな、と心配するのでした。
ご案内:「九頭龍山脈 山のふもと」からイニフィさんが去りました。