2016/03/25 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 二合目」にイニフィさんが現れました。
イニフィ > 「あ~、生き返るわ…。」

まだまだ山に登ってそれほど時間は経っていない。
だけれど、さすがにスカートで山登りはあまりにも無理があったらしく、ゆったり上っている。
ようやく二合目の休憩所にやってきたわけだが、既に太陽は高い位置にある。
そろそろお昼時なのだが、なにを食べるのかはまだ決めていない。
メニューを開く前に、まずは冷たい水で喉を潤した。

イニフィ > 「あー、さすがにスカートで山登りはきつかったかしらね…。」

ここに来る前に、マグメールでパンツでも買っておけばよかったかなと少し後悔。
だけど、いまさら戻るというのもなんだし、4合目にあるという温泉までは頑張るとしよう。

昼食だし軽めにと、三菜のサラダと川魚のカツサンドを頼むことに。
ここから先は結構うねり道らしいので、しっかりと休んでから行くことにした。
このあたりは山賊も少ないという話しだし、ゆっくり休んでもバチは当たるまい。

イニフィ > 昼食をとりながら、ふもとで渡されたパンフレットを眺めていた。

それに書いてある地図によると、ここから先四合目までは休憩所はない。
変わりに、沢が一つ伸びていてそこに行けば休憩も出来る、とのこと。
この時期ならば花見も悪くない場所らしいが―――あいにくお弁当を持ってきていなかった。

それがあれば、乗合馬車でそこまで一気にいけるらしい――ん?

「ちょっ!?」

初めて気がついた。四合目まで乗合馬車があったのだ。
思い切り見落としていた事実に、思い切り目を見開いた。

「うっわぁ、嘘でしょ…。思いっきり歩き損じゃない…。」

イニフィ > 「…まあいいわ。歩くのも旅の醍醐味って言うしね…。」

まあ、そこは気づかなかった自分のせいと割り切った。
昼食を終え、代金を支払ってから立ち上がると、旅行カバンを携えて山道に戻る。

とりあえず目標は、四合目にある温泉。
そこで一風呂アビてから、次を考えよう。

ご案内:「九頭龍山脈 二合目」からイニフィさんが去りました。