2016/03/24 のログ
■イニフィ > 「…んふふ、ごめんなさいね?…私はイニフィ、姓はルフィルレート。
勇ましい女戦士さんは、『淫魔の四大貴族』をご存知かしら?」
まるで、許しを請うかのように四つんばいになったルーザリアを見下ろし、淫魔は微笑む。
もうその姿では斧も振るえまい、いやもし振るえたとしても、もう手遅れだ。
電気を操るのは、得意だ。
静電気から落雷、その気になれば町一つの明かりを奪い取ることだって出来る。
魔族特有の膨大な魔力を操れば、このていど造作もない。
だが、まだ動ける辺りさすがというべきか。くす、くすと笑みを浮かべて。
「あらあら、頑張るのね?…でも、もうだめ。―――んふふ」
いつもならばじわじわと高ぶらせていく色欲。
だけど、この屈強な女戦士はきっと、それでは屈服することはない。
だからこそ、立ち上がれないまでに高ぶらせて―――そして落とす必要がある。
斧を杖代わりにして立ち上がろうとする、その女戦士に止めとばかりにふわり、と。
まるで紅茶を農耕にしたような香りが、ルーザリアへと香る。
そしてその瞬間、脳へと直接叩きつけられるような欲情を味わうだろう。
「んふふ……淫魔を相手にするんですもの。当然『負けたらどうなるか』知ってるわよね?
犯しつくしてあげるわ、心も魂も―――全てね。」
ご案内:「九頭龍山脈 山のふもと」からルーザリアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山のふもと」からイニフィさんが去りました。