2016/01/07 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にアルバトロスさんが現れました。
■アルバトロス > (既に陽も暮れた時刻。男は複数人の賊に囲まれていた。正確には、男の他にも囲まれている者たちがいる。男を護衛として雇った商人と、同じく護衛として雇われた冒険者たちだ。夜間にも関わらず、急ぎでの移動ということで護衛を雇った商人。襲われるかもしれないという予想は残念なことに的中したということになる。賊たちは商人の荷物を置いていけと分かりやすく脅してくる。)………。(他の冒険者は陣形を崩すなと互いに呼び掛けているが、男は聞いているようで聞いていなかった。)
■アルバトロス > (男は緩やかに一歩踏み出す。賊も他の冒険者もそれに気付き、賊たちはたった一人で何になると笑い、冒険者たちは孤立するなと呼びかける。だが、男は構うことなく賊の一人へと近づいていく。近付かれている賊は、何をするつもりなのかと下卑た笑みを浮かべている。)………やるなら、さっさと来い。(次の瞬間、男の目の前に居た賊の頭部が生々しい音を立てて転がり落ちた。本人も何をされたのかよく分かってないのだろう。その表情は先程までと同じ下卑た笑みだった。)………やれ。(賊たちが逆上した瞬間、二つの巨大な影が賊に襲いかかった。キマイラとグリフォン…それは男が道具で呼び出した霊獣だった。糸が切れたかのように、山の中に叫び声が木霊し始める)
■アルバトロス > (漸く、辺りが静かになる。取り囲んでいた賊たちは一人残らず死体となり、地面に転がっている。冒険者たちは、怪我をしているようだが一人も欠けてはいないようだ。だが、男への敵意を剥き出しにしている。肝心の商人は、先程までの惨状を見たことで放心状態だった。)………。(呼び出した霊獣を戻し、男は剣を納めないままで何処かへと歩き始める。前金は既に貰っている。残りの報酬など求めるつもりもない。そのまま男は歩き続けて、何処へと消えてしまうのだった)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からアルバトロスさんが去りました。