2016/01/05 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 一体、この九頭龍山脈という場所にきてから何日が経っただろう?
おかしい、記憶では歩いたとしてもそんなにかからないはずだ。
歩んでいた足を1度止め、手近にある座り易そうな岩に腰を下ろした。
「ふむ…今のところ、途中で襲った山賊やらの棲家から奪っ…もとい、拝借した食料でなんとかなっておるな。
しかし、まだまだ続くようではまたこれも足りなくなってくるのぅ…さてはて、どうしたものやら、じゃな」
後は、そろそろ程よく獲物でも見付けて力を得たいところだ。
…言葉にせず、そこは心の中で呟いた。
■タマモ > 別段、房中術で力を得る事も出来ない事はないのだが…
あれは正直、よくそちらに意識が向き過ぎて力を得忘れる。
そうなると、相手にするべきは自然的と…となる訳だ。
まったく、もう少しこの体が堪え性もあるならば良かったが…まぁ、これは仕方が無い。
「しかし…本当にこちらであっているか、というのも考えさせられるのぅ?
間違ってはおらぬはずなのじゃが…」
岩から腰をあげ、ぽんっと左手に唐傘を出す。
それを地面に立て、しっかりと真っ直ぐの位置にする。
後は前と同じだ、ぱっと手を離し…支えを失った唐傘が、ぱたりと倒れる。
それを拾い上げ、再び元に戻すように消した。
方角はあちらか…倒れた方向へと視線を向け、はふ、溜息。
■タマモ > さて、では改めて向かうとするか。
ぐーっと大きく伸びをすれば、再び歩みを始める少女。
食料が尽きるのが先か、タナール砦に到着するのが先か…
まぁ、食料は尽きたところでそこいらの動物が何匹か居なくなったりする程度。
または、稀に地面を転がってたりぐったりしている少女の姿がある程度である。
タナール砦まで、あと少し。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。