2016/01/02 のログ
■タマモ > 「ふむ…この前は遺跡、今日は洞窟か。
本当に飽きぬ場所じゃのぅ?」
ぽつりと呟くと、その視線を外へと向ける。
それを合図とするように、少女の側に光が集まり始め…小さな球体が出来上がる。
側に浮いたそれを灯りに、奥へと進み始めた。
………なかなかに深い。
歩けど歩けど、行き止まりに当たらない。
どころか、分かれ道が少女の目の前に現れる。
はてさて、どうしたものか?
こういった選べる選択肢、少女はあまり考えたりはしない。
左の道、右の道…左の道、と視線を向ければ。
こちらにしようと左の道へと突き進んでいった。
罠とか警戒しないのか?いいえ、全然してません。
直感が働いているか、たまたまか、罠一つかからずに進めている。
ご案内:「九頭龍山脈 洞窟」にエミリーさんが現れました。
■エミリー > 「………」
今日のエミリーは不機嫌だった、なぜなら山の中を自分の足で歩いているからだ
「疲れた…しんどい……帰りたい…」
ぼそぼそ文句を漏らしながら山を進む、自分の体力の低さがあまりにもだったのでこうして頑張っているが…結果として疲れてイライラしながら進んでいるのみ
そもそも一度死んでいるこの体に改めて筋肉がついたりするのか?そこから不思議である
「ん~?」
ひょいと視線を上げれば何か山に似つかわしくない色が
金色のフワフワ…見覚えのあるそれが洞窟へ消えていく…これは追わねばならない
そう思えば底をつきかけた体力を振り絞り山道をぐんぐん上っていく
「よぉ~しぃ…タマモンに向けて突撃~~…!」
厳つい戦士に参謀風の男、そして姉妹二人の後からノソノソ洞窟を進んでいく
■タマモ > はてさて、この洞窟は一体何なんだろうか?
少女に分かるのは、自然に出来上がった洞窟に人の手が少々加えられたものである程度。
何の為に作られたといった理由も知らない。
どこまで続いているか、どこに繋がっているのか、なども知らない。
なので、少女が出来る事はひたすら突き進むだけである。
そのペースは地味に速い。
足を止めて辺りを調べるとか、まったくしていない。
それは、少女の直感がそこには何もないと伝えているから。
であれば、何かある場所までひたすら進むだけだ。
…ただ、さすがに後ろからの気配には気付く。
進んで、進んで…その進む先が少しひらけた場所となれば、一旦足を止めて後をつけて来る者達を待つだろう。
■エミリー > 「ど~こまでも~(シュッ)す~すむ~(ガッコン)よ~♪洞窟~を~♪(ゴゴゴゴゴ)」
エミリーの前方を進む四人、横に広がりまっすぐ進んでいるおかげかすべての罠に引っかかりながら進んでいる
落とし穴に壁から飛び出す矢、果ては天井が下りてくる等これでもかと罠を作動させながらエミリーの安全を確保する四人
その身に矢が刺さろうが穴に落ちようが何も言わずにエミリーを先導する
そうして洞窟を攻略している内に前方にタマモが見えてきた
「あ、タマモ~ン…やっほ~♪」
ふらふら~時の抜けるような不入り方で手を振る黒フード
バイオレットの髪が覗く黒ローブにのんびりとした声
直ぐに誰なのかわかるだろう
■タマモ > 少し広めの空間、先にまだ道はあるが、その前で立ち塞がるかのように立っていた。
振り返り、今自分が通ってきた道を見詰める。
その内に、そこからこちらへと姿を現す者を確認するように…
「………誰が付いて来ているものかと思うてみれば…お主じゃったか。
えーっと…エミリーじゃったかのぅ?」
…なんだか、色々と起こっていたみたいだが、何かあっただろうか?
さすがにそれをはっきりと知っている訳ではない。
姿を見せた相手を見れば、相手からもこちらが見えるようになる。
手を振って声をかけてくる相手が見知った相手としれば、はふ、と小さく溜息をついた。
言葉を返し、ひらりと挨拶代わりに手を振った。
■エミリー > 「お~覚えててくれてた~♪」
ヨタヨタと近づいていき垂れかかるように抱き着こうとする
「偉いねタマモ~覚えてた~……ところでぇ、こんなところで何してるのぉ?」
至近距離から首を傾げ尋ねる
抱き着くことができればぎゅーっとホールドし離そうとはしない
■タマモ > 「妾は1度見た相手の顔はちゃんと覚えておるぞ?
………名前はなんとか覚えておれたようじゃ」
ふふんっ、と偉そうに…いや、偉そうにするなら名前もちゃんと覚えれるようにしよう。
ともあれ、前回と同様に危なさ気に近付いてくる女性に苦笑を浮かべた。
凭れかかるようになって寄りかかられれば、抱きとめるだろう。
「それよりも…さっきのタマモンとは何じゃ?妾の事か?
その様な新種の魔物のような変な呼び方は止めるのじゃ。
…で、何をしておるか、か?
まぁ…今日は洞窟探索じゃ」
抱き寄せるようにしながら、じと目を向けて呟いた。
呼び方が何とも…微妙に感じたから、止めさせるような言葉。
続くように女性の問いに答えておいた。
抱き着くのは良いが、あんまり強くされるのは…あれだ、少し苦しい。
■エミリー > 「すごいね~さすがタマモン~♪」
ナデナデヨシヨシと頭をなでながら褒めている
覚えられているか少し不安だった様でこのありさまだ
「タマモンはタマモちゃんでしょ~?
だからタマモン~♪かわいいよね~♪」
丸っとしていそうな名前を連呼する
よほど気に入ったのかやめろと言われても従う素振りはなく…
「たんけん…タマモンはトレジャーハンターさん…?」
抱きしめる力を緩めてもたれかかりながら尋ねる
離れる気はないらしい
■タマモ > 「………エミリー、聞いておったか?
妾の言う事をちゃんと聞けぬのならば…お仕置きの一つでもするところじゃぞ?」
撫でられる事はあんまり気にはしてないようだ?
だが、連呼するその呼び方には耳をぴくりと揺らし、じと目のまま女性を見詰め続ける。
言葉と共に体の間に左手を這わせ、少し離させる。
そして、その自慢気にしている(様に感じる)胸の膨らみをぱしーんっと引っ叩いた。
「………とれじゃーはんたー?…なんじゃそれは?」
最近、冒険者と言うものを知ったばかりだ。
トレジャーハンターなんて存在を知る訳がない。
ぺしーんっ、ぺしーんっと胸を叩きながら、問うてみた。
■エミリー > 「や~ん…痛いよタマモ~ン♪」
どちらかといえば邪魔に感じている胸を叩かれるがダメージはそのサイズのせいか分散し…バルンと揺れる
「えっとぉ…お宝を探してぇ…一攫千金するひとぉ♪」
ポヨーンポヨーンと胸を揺らされながら答える
タマモに胸を叩かれるのに離れたのかもう何も言ってこない
■タマモ > 「…痛くしておるのじゃ、当然じゃろう?
少しは反省するのじゃ」
うん、相変わらずこう…よい叩き具体だ。
揺れる胸をちらりと見るが、すぐに戻す。
「あー…なるほどのぅ?となると、妾はそういうものではないぞ?」
何と言うか、こうするのにどうという訳ではない。
何も言わないならば手は止めず、叩きながら言葉を返す。
…そろそろ自分の手が痛くなってきた気がする。
■エミリー > 「は~い♪」
反省しろと言われてのんびり手を挙げる…反省する気0だ
「違うのに…洞窟をたんけんしてるのぉ?」
なんでぇ?とまた首をかしげる
かなりの重量の胸を叩いていたのだから手も痛くなってしまうだろう
叩かれていた当人はけろりとしている…どうやら全くと言っていいほどダメージが通っていないらしい
■タマモ > そういえば…ふと、前に会った事を思い返す。
「そうか、分かったか、ならば良い。
もしちゃんと聞いてないのが分かったら…今度、人前でこれを剥いでやるからのぅ?」
うん、聞いた感じで反省さえもしてないのは分かる気がした。
なので、それを理解させる為に、こう言いのけた。
…そう、この女性には確か羞恥心があった。
ならばこちらのが通用するだろう、といった感じに、指先で着込んでいるローブを示すように摘んだ。
「うむ、さて、何でじゃろうな?
というか、そのトレジャーハンターとかいう者だから探検する訳ではなかろう?
そうでなくともこういう事はするものじゃ」
はふ、元々説明とかあんまり好きでない少女だ。
こう色々と説明とかさせられるのは、なかなかに疲れるようだ。
叩けど駄目ならば引いてみろ。
これに関してはちょっと違う気がするが、手が痛くなってこれば叩くのは止め、ぎゅむっと鷲掴みしてぎちりと引っ張ってみた。
■エミリー > 「う~ん…やだー……」
しょんぼり、そんな表情を浮かべる
よほどタマモンが気に入っていたのか…
「そっか~…むぅ?
……いだだぁぁ…痛いよタマモ…ン~…」
引っ張られればいたいのかやめて~と腕を振る
涙目になりながら胸を引っ張られる…なかなか妙な光景が広がる
■タマモ > 「………」
沈黙、こう、なんか妙に自分が悪者になった気分に陥った。
しかし、この妙な呼ばれ方は…人前で言われたらと考えれば、続けさせるのもあれだ。
仕方ない、うん、仕方ないのだ、そう言い聞かせる。
「そうなのじゃ。…どうかしたかのぅ?
ふふんっ、これで妾の感じる痛みを少しは理解出来るじゃろう?」
やっと痛がった、こんな事が目的でもないのだが、何と無く嬉しい。
…あんまりよろしくない達成感ではある気がする。
しかし、まだ呼び方は変えてない、なかなかに良い度胸だ。
引っ張る手を1度止める。
言葉をちゃんと理解させねば駄目だろうか?
「…エミリー?妾はさっき何と言ったかのぅ?」
にこーっと笑みを浮かべる、が、目は笑ってない。
引っ張るのを止める代わりに、その手は意味を使えるようにローブをぎゅっと掴んでみせた。
次に言ったら本当に剥ぐぞ?と言わんばかりだ。
■エミリー > 「う~…痛いよぅ……」
ぽろぽろと涙を零し始めた
まるで幼い子供である
「さっきぃ?………トレジャーハンターじゃない…?」
キョトンとしている
しっかり考えて出た答えがこれ…完全に笑顔の意味を理解できていなかった
■タマモ > ぴきっ、額に何かが浮かぶ。
「………よし、分かった、教えてやろう。
妾の事を、タマモでなくタマモンと人前で呼んだら…こうなるのじゃ」
ゆっくりと言い聞かせるように呟く言葉。
その言葉が終わるのに合わせるように、ローブの裾へと手を掴み直し、すぱーっと一気に上げれるところまで捲りあげた。
今は人前じゃない?そんな事は分かってる。
だがその状況になってからこんな事をすれば、それはそれで可哀想…な気がしないでもない。
なので、今教えてやるのだ。この場に居るのは自分と…仲間?らしき者達だけだから。
■エミリー > 「やー…!!」
一気にめくれ上がったローブ、そのまま一気にエミリーは素っ裸に…ならなかった
「まっくらで何にも見えないぃ~…助けて~…!」
エミリー自身のその大きな胸、その二つがローブを途中で引き留めた
足元から下乳まであらわになりグネグネ暴れている姿はすさまじく無様で男であればそのまま襲ってしまいたいと思うほどには色気のある体だった
仲間らしい男女4人は虚ろな瞳でじっと前を見据えたまま動かない…以前見た時とはかなり雰囲気が違う
■タマモ > 「…やはり、お主にはこちらの方が通じるようじゃな?」
うん、そこで引っ掛かるのは予想外だったが、まぁ良い。
一種の目隠しプレイだと思えばこれもまた…多分。
「ふふ…さて、どうしてやろうかのぅ?」
胸に引っ掛かったのはそのままに、上になっている裾の部分に手を伸ばし、きゅっと結んでしまう。
下乳から丸見えになっている女体の付いた巾着袋の完成である。
なかなかに間抜けであり…悪戯し甲斐のある体だ。
そこでふっと気になるのが背後の仲間らしき者達。
前に見た時は、もっと感情らしきものが見えたはずだが…
女性をそのままという非情の放置行為をしつつ、改めてちゃんと確認するように見遣ってみた。
■エミリー > 「みーえーなーいー…くらいー…!」
袖を結ばれてはどうしようもできず胸に引っかかって脱ぐこともできない
じたばたと足を暴れさせるがそれも刻一刻とエミリーの体力を削っていく
「……」
一方仲間たちは不動のまま立っている
何も見ていないような眼、呼吸音すら立てずただじっとそこに立っている…よくできた人形と言われても納得ができるほどだ
■タマモ > 「うむ、こうなってしまっては見えないじゃろうな?
まぁ、それはさて置き、お主には色々とちゃんと教えてやらねばいかんじゃろう」
せっかくだし、という事で…いや、何がせっかくなのかは分からないが。
手を伸ばすと腰回りから、脇やお腹へと、胸に近付けていくのが分かるように撫で上げ始めた。
よくは分からない、だが、多分あの者達も人間ではないだろう。
ちゃんと調べていないのだから、勘でしかないのだが。
そうなると…この女性が何かやっているのだろうか?
あの者達の本来の姿がどちらかは分からないが…後で聞いてみるのも良いのかもしれない。
何はともあれ、今はそんな雰囲気をぶち壊すかのように、その手は女性を弄り続けていた。
■エミリー > 「むー…むぅぅー…!」
脇腹を撫でられればくすぐったそうにグネグネと蠢いている
見えないせいかいつもより感度がいい様子
「はーなーしーてー…タマモーン…!」
仲間が邪魔をすることはなくされるがままにエミリーは弄ばれている
ムチムチとした手触りだが汗をかいていないのでさらさらとしている
ムッチリとした肉が指に吸い付き中々の揉みごたえに
■タマモ > 「ふふ…そうじゃな、やる事をやったら放してやるのじゃ。
お主には少しは分からせねばならぬしのぅ?」
胸へと手が到達すれば、その膨らみを楽しむように揉み始める。
左手はそのまま揉み続け、右手はまた下がって行くように肌を這わせていった。
胸からお腹へ、下腹部へ…そして、その先にある割れ目へ…
と、そこへは直接はまだ触れず、焦らすようにその付近を指先でなぞるように這わせ続けるだけだ。
巾着袋状態の下乳から上、頭のある辺りに顔を寄せれば、言葉を囁くように紡ぐ。
■エミリー > 「分かるってー…何をー…?」
モジモジとしているが動きが鈍い、早くも疲れたようで大人しく胸を…そして下腹部を撫でられる
体は子供のそれではないものの体質のせいか秘所に毛はなくツルんとしている
下乳は指に吸い付くように柔らかくローブの上からとはまたかなり違った感触
「んー…んうぅぅ……タマモン、やめてぇ…?」
う゛ーと涙声で懇願しながらも実際に自分ではろくな抵抗もできない
■タマモ > 「さて、何をじゃろう?
エミリー、お主はこうされてどう感じるのじゃ?」
動きがより鈍れば、よりその体を弄るのは楽になるか。
下乳を揉みながらも、指をするりと引っ掛かったローブの隙間に差し込む。
その先で胸の頂を触れ、くりくりと捏ね回すように動かす。
「止めてやるぞ?妾が満足出来るまで、してやった後でな?」
笑顔…は相手には見えないか、のまま言葉を返す。
少しの間は焦らしていくも、ゆっくりと…その指は割れ目へと触れる。
擦り付けるように上下に動かし、徐々に広げていくように。
そうしながら、その弄る指から力を込め…注ぎ始める。
生きる屍らしい、しかし、元はやはり人間の体には変わらない。
人の心身も影響を与えると考えられる五行、それを与えれば少しはマシになるだろうか?と考えて。
■エミリー > 「んっ…んぅ……分かんないよぅ……」
鈍感なエミリーもここまでされれば体が反応する
胸の先をいじられればどうにか逃げようとするがどうにもできない
だんだんと固くなっていくそれに比例して下の割れ目も湿り気を帯びていく
「うぅ…じゃぁ、早く満足……してね…?」
満足したら辞めるという言葉を真に受け大人しくなる
割れ目の奥へ指を突き入れられればぴくんと体が震えるがそれのみ…
「…なんだか、ポカポカ……?」
自分の中に注がれるものに首をかしげながらも心地よさそうにしている
■タマモ > 「ふむ、ふむ…分からぬのか?
それでは、続けてみようかのぅ?」
とは言うも、分かろうが分かるまいが、そもそも続けるつもりである。
指先の感触に変化があれば、きゅぅっと摘み、扱く様に擦り始めた。
「ふふ…さて、それはお主次第じゃ。
…妾を楽しませておくれ?」
大人しくなる様子に、くすりと小さく笑う。
指の動きはまだゆっくりとしたものだ。
擦る場所が広がってくるのが分かれば、つぷっと少し深くへ指を埋める。
そしてまた擦り始め、広がってこれば指はより深く…じわじわと指は埋められていく。
「ほほぅ…暖かくなってきたかのぅ?
そうかそうか…ならば、こうもしてみようか」
与えた力は体に暖かさを与えれた。
より強い力を与えていき、一時のものとはいえ、その体に体温らしきものを戻させる。
そして、続けて別の力を与え始めた。
それは体に刺激が与えられる程に膨らむ、性欲による火照り。
普段はなかなか感じれないのでは、と思えるその体。
その体を普通に…いや、それ以上に快楽を感じ易い体にするように。
■エミリー > 「ぅん…頑張る……」
ローブの奥でコクリとうなずく
だが楽しませるといってもどうすればいいのだろうと考えていればまた胸の先端をきつく摘まれ
「んひっ…タマモン、そこはぁ……」
秘所よりも強く摘まれた胸に反応している
だがそれもつかの間…体に熱が戻る
汗腺がッ活性化し一時的にとはいえ整然と同じように体に暖かな血が巡りだし…
「えっ、え…どうなってる…の……?」
話し方もどことなくはっきりしてくる
同時に秘所からも熱い蜜が垂れ始める…性欲がじわじわと体を火照らせていく
■タマモ > その言葉に、満足気に一つ頷く。
「…そこは、何じゃ?ん?」
きゅ、きゅ、くにぃっと乳首を執拗に扱いては捏ね、軽く引っ張ってと刺激を与え続ける。
弄る指にも感じ始めるだろう、女性の体が熱を持ち始める。
それに気付けば、どうやら考えていた事は間違っていなかったのだと思う。
それならば…
「はて、どうなっている、というと…何じゃ?
妾にも、エミリーがどうなっているのか、ちゃんと教えてくれねばのぅ?」
指を濡らし始めてくる秘所、愛液を絡めるように、1度ぐりんっと指を捩る。
こうなれば、後はたっぷりと教えてやるだけだ…快楽を。
時間が経つ程に感度を増していく女性、中指を使いくちゅくちゅと音を立て秘所を押し込めるだけ押し込み、掻き回す。
同時に親指を尻穴へと押し当て、ぬちぬちと穿るように…
こちらも解れてこれば、前と同じように指を押し込まれ中をかき回されるだろう。
■エミリー > 「あ、あんまりっ…強く…しない、でっ!?」
少しでも強くこねられるたびに腰が浮きそうになる、これも感覚が鋭くなっているせいだろう
すでに乳頭は痛いほど硬くなり股間のクリトリスも充血しプックリと勃起している
「あ、あたまがっ…はっきりぃ……!」
ぐりぐりと膣肉をかき分けられるたびに音を立て蜜があふれる
ビクビクと腰を震わせてながらシリアナに触れられれば一瞬驚いた表情を浮かべ…
「あっぁ……や、ダメ…そっちは…きたなっ……」
きゅっと穴を締めても抵抗むなしく親指を突き入れられ中をかき回されていく
■タマモ > 「おやおや、なにやら…普段とはまた違った可愛らしい反応が出来ておるようじゃのぅ?」
言葉を耳にしようと、指先の行為は止まらない。
今度は反対側の胸へと這わせ、同じように乳首を弄る。
しばらく弄れば、また戻して…交互に、繰り返し刺激を与えて。
「そうか、ならば良いではないか?
お主のそのはっきりとした頭の中に、快楽をたっぷりと注いでやろう」
広げて、押し込んでと続ければ、前も後ろも指を根元まで咥え込むようになるだろう。
そこまで解れれば、今度はずるぅっと指を指先のぎりぎりまで引き抜き…ずぶぅっと根元まで一気に埋める。
掻き回すように指は動かし続けながら、ピストン運動も加えて両穴をたっぷりと刺激していき。
「汚い?それならば…綺麗にしてやらねばならぬか?」
そう言えば、ぐっと1度指を押し付けるくらいに捻じ込み…今度は一気に指を完全に引き抜いた。
もう大した抵抗も出来ないだろうか?その体を仰向けに地面に寝転がせようとする。
■エミリー > 「んぁっ…タマモン、やめっ……ひんっ…!」
胸を交互に弄られれば快楽に抗えず体と声が震える
根元まで銜え込んだ指を激しく抜かれ、また突かれ…細指のピストン運動といえど今の体には強すぎる快楽を生み…
「んっ、あ…だ、だめ…タマモっ、ちゃっ……!」
指を一気に引き抜かれ完全に足から力が抜ける
されるがままに地面にあおむけにされてしまった
■タマモ > 「またタマモンと言うてしもうたのぅ?
ふふっ…これはもっとお仕置きせねばならぬのじゃ」
もう力も入らない程になってしまったか、女性を抵抗もなく仰向けに出来た。
体を寄せ、顔の辺りに唇を寄せ、あえてわざと小声で囁く。
そうしてから顔を離して胸に、唇を開き舌を伸ばしていく…
それは人在らざる長さをもった舌、しゅるりと乳房を絞り上げるように絡み付き、その先が乳首へと触れる。
ぬらぬらとした擦れる感触を乳房全体に与えながら、舌先で乳首を嬲る。
もう女性の制止の声を聞く気は無い。
ゆらりと揺らぐ数本の尻尾が伸びて女性の腰に絡まり、ぐいっと腰を突き出すような格好にさせる。
再び前後の穴へと宛がわれる指は、一本ではなく二本ずつ。
空けた両手の人差し指と中指をそれぞれ使い、ず、ずずぅっと根元まで押し込んでいく。
その動きは再びピストン運動と、少し激しめの動きで掻き回す。
先ほどよりも少し強い刺激、だが、感度の増し続けている女性には堪ったものではないのかもしれない。
■エミリー > 「ご、ごめんっ…なさっ……い゛っ…!」
ヌルヌルとしていながらザラりともしている下の感覚に脅えがうかがえる
視界をふさがれているせいか何をされているのかもわからず妙な感触に体を震わせる
「はっ…あぁ…今度は……ひぃっ!?」
指を2本だけ…これだけでももはやエミリーにとっては成人男性のそれを超えるサイズのものを突き入れられるほどの快感に襲われる
乱暴に突き入れられ掻き回され…床にはビチャビチャと愛液が滴り落ちる
■タマモ > 「謝らずとも、もう良いぞ?
お主の行為は、お主への行為で晴らしてやるからのぅ?」
舐め回す感触を与えれば、そこから舌は離れていく…ただ、舌で与えられていた刺激はなぜか止まらない。
ずっとされているような感覚を乳房や乳首へと残し、舌は反対の胸へと伸ばされた。
そちらへも同じ様に刺激を与え…その止まらぬ刺激を与えて舌をやっと放すだろう。
女性の上げる声に、ぞくりと身を震わせる。
ちらりと下げる視線に、指や地面を濡らす大量の愛液が見て取れた。
「くすくすっ…ほれ、軽く続けてイッてしまおうか?」
たった指が二本だ、それだけでこれだけの乱れようを女性は見せる。
だが容赦はしない、二本の指を三本に増やし、じゅぶじゅぶっと女性の耳にまで水音が聞こえてしまうくらいな激しさになる。
時折爪を立て、肉壁にぎりっと傷付けない程度に引っ掻く刺激も加えた。
■エミリー > 「も、もうっ…ゆるしっ、てぇ…!」
胸の止まらない刺激に震えながら耐えようとする
下が離れても残る感覚に身悶えしながらタマモの言葉に脅えの表情を見せる
「や、やめっ…!」
さらに増えた指に強まる責め、洞窟内に響く程の音を立ててピストンされ
肉壁を擦られ引っかかれ…
「イッ、イッちゃうぅ!タマモちゃん、もうっ…もうっ…!」
激しく体を震わせ、もう何度目ともわからないが最も激しい絶頂を迎える
■タマモ > 必死に許しを請うも、少女はそれ以上答えない。
言葉の代わりに、残った尻尾が伸ばされ、巾着袋状態になったローブを解いた。
…そして、刺激の残る胸に引っ掛かっているローブをするりと器用に剥ぎ取ってしまう。
ぱさり、地面に落ちるローブ。
その尻尾は今度は女性の体や手足へと絡まっていき、少女の前で大きくM字開脚の格好を取らせる。
…膣内や腸内を嬲る指はそのままで。
「意識も飛ばせぬまま、永遠と感じてしまいそうな絶頂じゃ。
これくらいすれば…いくら鈍いお主でも、しっかり反省も出来るじゃろう?」
にやりと意地の悪い笑みを浮かべる少女、ちゃんと顔の出ている女性の耳元へと唇を寄せ…吐息がかかるように囁いた。
■エミリー > 「うぅ…ひっぐ……タマモちゃん、酷いよ…」
ピクンピクンと体が震えながら強制的にM字開脚の格好に
そんな恰好で両方の穴をいじられれば羞恥で顔が真っ赤に
「仲良く、したかっただけなのに……何で、こんな事…するの?」
濡れた瞳の上目使いでタマモを見やる
意地の悪い笑みに脅えるそぶりも見て取れる
■タマモ > 「………何度言うても直さなかったからじゃぞ?
やっと直してくれたようじゃがのぅ…こうでもせんと、出来なかったじゃろう?」
正面へと顔を向き直し、じーっと真っ直ぐに瞳を見詰めあうようにしながら呟く。
実際に、呼び方を直したのはついさっきからだ。
開脚の格好、両穴を弄られて浮かべる羞恥と快楽の表情、それを見詰める。
「それは妾とてそうしたいとは思うものじゃがな?
まずはそれを直すのと…お主の可愛らしい姿を見たかっただけじゃ。
それ以外の他意はない。
…怖いじゃろう?反省を覚えねば、いずれこれよりも酷い目に会うたやもしれんじゃろうな?」
上目使いに見上げる女性、その脅えの表情にふぅ、と溜息をついた。
なにやら余計な言葉もあった気がするが、気にしない。
とりあえず、続けていれば疲れる今の表情を元に戻す。
そのまま顔を更に寄せ…これといった抵抗が無いのなら唇を重ねるだろう。
すぐに放す、触れるだけの口付けだが。
■エミリー > 「…いじわるのタマモ……ン……」
ものすごく間をあけて例の単語を言った気はするが、お返しのつもりなのだろうか
「怖くはない…かな。タマモちゃんは…ひどい事するかもだけど、優しいし…♪」
にこりと微笑みキスをされれば驚いたような嬉しいような表情を浮かべる
…だがこのまま拘束されたままというのはいろいろとまずく……
「えっと…タマちゃん?そろそろ下してくれないかなーって…だめ?」
なんだか新しい呼び名とともにそう尋ねてみる
■タマモ > 「………今度は人前での方が良さそうじゃな?」
にこーっと笑みを浮かべ、そんな言葉を嬉しそうに言った。
そんな事をやれば、またお仕置きをされる元だぞ?と言わんが如く。
「む…むむむ…人が頑張って怖くしようとしたというに、そういう事を言うかのぅ!?」
唸りながら、じとりと睨み付けた。まぁ、うん、言われた通りにそう怖くはないかもしれない。
ただ、その次の言葉が耳に入った途端…ざわりと、鳥肌が立つような気配を醸し出した。
「1度しか言わぬが…その呼び方だけは、止めておくれ?頼むからのぅ?
妾の呼び方は、タマモで良い。…ちゃん付けとかは好きにすれば良いのじゃが…」
これだけは、きっとこれからもどんな相手だろうが譲れないだろう。
だからこそ、つい感情を乱してしまった。
…すぐに普段通りへと雰囲気は戻る。
弄っていた手を放せば、その愛液や腸液に塗れた指を、ぺろりとわざと目の前で見せる。
そして、尻尾の拘束は解き、ローブをその手に取らせる。
…もっとも、体温は注いだ力が切れるまでそのまま、感度は切り忘れてる。
ローブを普通に身に纏おうとすると、普段と違う感覚に襲われるだろう。
■エミリー > 「う゛ー……」
むくれている
頬をぷくーっと膨らましている
「…うん、分かった。タマちゃんってのはもうやめとく」
目に見えてタマモの感情が揺れたのを見ればコクンとうなずく
このタマちゃんという呼び方…自分にとってはただの呼び方でも彼女にとっては別の意味があるのだろう…
「んっぅ…くすぐったい……」
ローブを着るにも色々な所が擦れ体が反応してしまう
感覚が違うだけで服を着るのにこんなにも苦労するとは…新しい発見とともにタマモの方を見やり
「じゃぁタマモちゃん。これからそう呼ぶね?」
■タマモ > うん、どうやら分かってくれたらしい、力技だが。
反論が無いのをみれば、ふふんっと満足気に胸を張った。
「すまんのぅ?分かってくれたのならば、それで良いのじゃ」
相手にとってみれば、親しみを込めようとした名付けなのだろう。
たまに悪ふざけで呼ぶのも居るが。
それが分かるからこそ、なかなかに複雑なものであって。
「ふふ…まぁ、何じゃ。
エミリーがどんな可愛らしい表情をするのか見れはした、それは満足じゃのぅ」
普通に戻った感覚、それ以上になってしまっている感度。
その感覚にどうしても戸惑ってしまう様子に、小さく笑う。
ローブを着たのを確認すれば、近付き、ぎゅーっと抱き付いてみた。
「うむ、よろしく頼むぞ?」
かけられる言葉に、そう返すのであった。
■エミリー > 「…今度抱っこして寝かせてくれたら許したげる♪」
クスリと笑う、脳に血が通ったおかげで少々小賢しさも増えた
「可愛いって…照れちゃうよ♪」
恥ずかしそうに微笑む
照れ隠しだろう…普段とは違い色々な意味で表情豊かである
ローブを着こみ抱き着かれれば抱きしめ返し自然に頭を撫でる…
「うん、よろしくねタマモちゃん♪」
その後タマモと合流したエミリー達と共に洞窟を探検することとなる
珍しい功績やマジックアイテムを見つけたりと…その結果は二人のみ知る所
ご案内:「九頭龍山脈 洞窟」からエミリーさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 洞窟」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にホムラさんが現れました。
■ホムラ > (静かに物陰に潜む影があった。昼の山中街道であるが木の陰や岩の影といった死角は多数存在している。
――ミレー族という種族や身分を隠した白髪の少女は鎧は纏わず、一個人としてこの場で出向いていた。普段着の白い薄いタンクトップと緑色のショートパンツを身に着け腰には革製のベルトと、短剣の鞘を身に着けている。それに加えてフード付きにマントを頭から羽織っていて獣耳や尻尾は隠れている。そしてさらに、その両手には鉄色の曲剣の柄が二本握られていた。
この場に出向いたのは神出鬼没の襲撃者が居ると言う噂を聞いた為、その偵察である。この場所は冒険者として依頼を受けた際にもよく出向く場所あので、出来れば襲撃者の正体を確かめておきたかった。)
……とはいっても、元々此処って襲われやすい場所だからなぁ。
(普段と違い、崩れた口調で溜息を零しながら静かに呟いた。ホムラの居る場所は丁度日の明かりによって照らされない死角の岩陰、そこから街道を静かに見つめているのだが、この場所においては山賊のアジトが近くにある、だとか魔物の襲撃を受ける、だとか被害報告の絶えない場所なので今更気にしても仕方がない事だ。
それでも気にしたのは、魔物なのか山賊なのかはっきりしない奇妙な情報であった為。襲われた奴隷商が商品から商人を含めて丸ごと神隠しにあったという話まで出ているのにはっきりしない。今回はその様子見と、あわよくば仕留めてしまおうという考えがあったが、仕事ではないし正体不明の相手と戦闘を行う場合は身軽な方が逃げやすくもあるから、今の姿を選んでいた。)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からホムラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にホムラさんが現れました。
■ホムラ > (暫くの間、怪しい人物達が現れないかどうか物陰から様子を伺っていたが、それらしき者達の姿は見受けられなかった。
――時間帯もバラバラである為、普段通り襲われた報告を入り混じって奇妙な報告が流れて来ただけなのかもしれない。
そう思えば周囲に視線を向けてみる。時折人の話し声や物音が聞こえている辺り、やはり一部の山賊がこの辺りに潜んでいるだけのように思える。)
まぁ、慌てた商人の勘違いかなぁ。
(溜息交じりに再び呟きを零した。もしそうなら、このままこの場所に居ても良い事はないだろう。山賊が襲い掛かって来る事も勿論だが、見つけた山賊を片端から殲滅しても再び別の山賊がどこかに拠点を作って占領する。
何より厄介なのが山賊同士の縄張り争いに巻き込まれる事だ。そうなると逃げるにも一苦労する事になる、こんな昼間から山賊同士が争うとは、到底考え辛いが例がないわけではない。
ならばと、早々に立ち去ろうと周囲に置いた携帯食料を回収し、早々に立ち去る準備を始める。)
長居は無用。また次も報告あったら、様子を見に来よ。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からホムラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中街道」にホムラさんが現れました。
■ホムラ > (撤収作業を進めている間、ふと岩陰よりも前にある街道を遠い過ぎていく商人集団があった。荷馬車を引く馬のスピードは速く、周囲を守るように移動する冒険者一行もなるべく急ぎ足で周囲に警戒しながら進んでいく。
ただ、ひっそりと進むにしては物音が大きすぎるしこれだけ明るい昼間だ、商人達側から山賊や魔物の襲撃を見つけやすいという事は、その逆も然りである。)
……山賊、居るよね?
(先程聞こえていた筈の話し声は聞こえなくなっている。周囲に居たであろう山賊達の姿は既に無い、どうやら他へ移動したらしい。というより、近付いていた商人達にいち早く勘付いたのだろう。ミレー族たるホムラも今はフードを被っているせいで音を敏感に察知できない状態であったはいえ、彼らの行動はやはり早いらしい。
急に停止させられたらしい馬の声が、街道の先から聞こえてくる。同時に山賊達の叫びや商人の悲鳴、または冒険者達の声が、視界には納められない街道の奥地から響いているようだ。)
なんで襲われるってわかっているのにこの道を使うんだよ…急ぐのは判るけどさ。
(撤収準備を完了すると岩陰から這い出て来るホムラは溜息を零す。両手に曲剣を握っているが、果たしてどうしたものかと思案した。――昼間に襲撃する場合、山賊はより確実性を高める為に夜よりも多くの山賊が襲っている場合がある。この場合その人数によってはホムラが救援に行ったところで救いにはならないだろうし、何よりミレー族だと察知される危険性もあった。
判断を渋ってしまったのには他にも理由がある。声を聴いている限り冒険者達は善戦している様子だったからだ。それなら見て見ぬふりで逃れてしまってもいい、何しろ、仕事で来ているわけではないのだから。)
■ホムラ > …ん?おや?
(そのまま身を翻して帰ろうとした直後、前方から慌てて走って来る人影が複数。先程通り掛かった冒険者達ではない、どうやら山賊の生き残りのようだ。と、いうことは冒険者達に対して配送したのだろう。
幾つか強奪したらしい物品を手に持っているがその表情が必死だ。フード越しでも良く見える。)
まあ、それくらいならいいか。
(左右に大きく曲剣を構え、右足を一歩踏み込み、姿勢を落とす――所謂猪突猛進の構え。
だがホムラの持つ曲剣に関してだけはこの方法が一番威力が出る、勢いが無ければその鋭さは活かせないからだ。
フードを被ったまま前方を見据えると必死に逃げていた山賊達は漸く己の存在に気付いたらしく、走る足の動きが怯み、何名かは完全に怖気づいていたのだろう、左右に散り散りに、山の中へと逃げていくのが見えた。ただ数名は残り、意地でも撃破しないと気が済まないと言った様子で自らの得物を引き抜いてホムラへ斬りかかって来る。)
馬鹿だねー、無視して逃げればよかったのに――
(たんっと、足踏みをするように素早く両足を動かして、正面から斧を振り挙げ飛び掛かって来る山賊の男の脇を一回転しながら高速で走り抜けた。恐らく山賊の男はただ避けられたのだと思ったのだろう。
――実際には、その胴体には深々と二本の刃が走り肉を切断され、大量の血が溢れ出しているのだが、それに気づくには、男は数秒以上遅れた。
男は体の動きが鈍くなった事に気付いたようだが、その時は既に全身から力を失い、地に倒れ伏していた。)
あー、やっぱこの剣が一番戦いやすい。
(振り返りながら、残った数名の山賊を見て口端を無意識に吊り上げた。左右に曲剣を広げ、先程と同じ突撃の姿勢を取ると、何が起こったのか理解できた山賊と理解できない山賊で反応が異なり、残った山賊は残り二名だけでその他は慌てて荷物を投げ出し、逃げ出していった。)
■ホムラ > そいやっ。
(鎌鼬、と自らでは呼んでいる。
地面を蹴り、身を大きく捻り、回転を掛けて切り裂きながら対象の脇を走り抜け、切れ味のいい曲剣で紙のように肉体を刻む戦闘術。
ミレー族特有の脚力と腕力があればこそ行える瞬発力を活かした剣撃は、ミレー族との戦いに慣れていない山賊達にとっては脅威となる。
普段はやたら重い鎧と、やたら重い大剣を振り回すなんて戦い方を行使しているが、やはりこの戦法が自分にとっては一番やりやすい。もっともミレー族なんて身分がばれてしまっては冒険者を続ける事も出来ないので仕方なくあんなスタイルをとっているのだが。)
お前で最後――だ。
(すぱ。
そんな乾いた音が響くかもしれない程あっさりと唖然と剣を構えていた山賊の首が宙を舞い、大きな木の実が落ちるかのような物音を山中街道に響きはしなかった、聞こえた。
走り抜けた後に残ったのは山賊の死骸が三つと、恐らく商人達から盗んだらしい物品が幾つかのみ。それを拾い上げようかと思ったが、放っておけば商人達か冒険者が拾いに来るだろうと思えば手は出さない事にした。無用な嫌疑を掛けられるのも面倒だからである。)
結構逃げられちゃったな~……まっ、仕方ないか。ワタシの落ち度じゃないし。
■ホムラ > さて、撤収撤収。山賊側にも脅威の噂くらい立つんじゃないかなってね。
(げし、と転がった首を蹴って壁の方へと転がすと、曲剣を背負い山中の方へと入ってから山を下っていく。
何故そんな前をするかというと、単純にそのまま歩いていくと目立ってしまうからだ。
出来れば人目は避けたいホムラはひっそりとその場を後にして、後程山賊を追いかけて来た冒険者達が死体を残された物品を見つけ、ちょっとした騒ぎになったとかならなかったとか。)
ご案内:「九頭龍山脈 山中街道」からホムラさんが去りました。