2015/12/05 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にシオンさんが現れました。
シオン > 山の中にある小さな温泉のそばで薪を集めて火をつけ、今日はここで過ごすことにする。
今日の荷物の中には幸いにも鍋があった。
山の中であれば鍋と水さえあれば、あとは山の恵みで十分食事が取れる。
まったく素人であれば危険なキノコの類も、自分にとっては十分見慣れた類のものだった。

「少し多めだけど、こんなもんかな」

しばらくすればキノコや少量の果実などを手に入れることができた。
あまり人の手が入っていないから、こうも簡単に手に入ったのかもしれない。
キノコを鍋に入れて温泉のお湯で茹でていく…調味料があればよかったのだが流石にそこまでの用意は無かった。

シオン > しっかりと煮えたのを確認してお椀が無いので、鍋から直接口にしていく。
特別な味付けはしていないのだが、やはり新鮮なキノコはおいしい。
出来れば後はお肉でもあればいいのだろうが、流石に獣を狩って調理する技術までは無かった。

「うまー、たまにはこういうのもいいな…流石にそろそろ厳しいけど…」

いくら火を焚いて出来るだけ暖かい場所と温泉の近くにいるものの、この季節になるとやはり少し肌寒い。
温泉に入ればいいのだろうが、暖かいものを食べていれば少しはマシなので、今は入らないでおく。
入ってしまえば暖かいが、出た後が寒いのは確実であった。

シオン > 食事の終えて全て片付ければ、薪をまた取ってきて火を絶やさないようにする。
基本野生の獣は火を恐れるから、火を絶やさなければ襲われる可能性は低い。
逆に火を絶やせば襲われる可能性が高まる。
暇で仕方ないが、一人でこんな場所に居れば仕方ない。

そのまま、朝になるまでここで火を絶やさずに居たのだった。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からシオンさんが去りました。