2019/07/16 のログ
ホアジャオ > 暫く、グラスを眺めて考え込む表情。
酒の味に今更感心している、訳ではもちろんない。

「―――よォし」

に、と紅い唇を三日月にするとカウンターを振り返って、ごちそうさま、と向こうへグラスを押し戻した。

「きめた、次のアルバイト、ここで用心棒しよ……」

上機嫌に、跳ねる足取りでバーカウンターを離れていく。
共に跳ねる三つ編みも、人波の合間を漂って―――何処かへと

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からホアジャオさんが去りました。