2018/06/20 のログ
■ヴィンセント・ミラー > 「俺もそうだ。
ボスは良い上司だし、パーティーそのものに不満はないが
身体を動かしている方が面白くてな。」
歳は違えど共通項もあるようで。
互いに愚痴を言い合っている内に声が弾んでいた。
「だろ? 大勝できたら友達にも自慢できるぞ。」
おてんばなお嬢様を連れてカジノへと入る。
木製の大きな扉を抜けた先は予想通りリッチな客で賑わっていた。
ひょっとしたら城の中で見たことのある顔も居るかもしれない。
「負けてしまってもまた今度返してくれたらそれでいい。
それより、初めてならあれはどうだ? 魔道機械の一種でな。
ボタンを押して数字が揃ったら金が出てくる仕組みだ。
ああ、喉が乾いたらその辺にいる綺麗なお姉さんに持ってきてもらえ。」
お嬢様をスロットマシーンへと案内する男。
少女が座れば金を投入し、ゲームを開始させる。
店の中はなかなかに騒々しいが、男にとっては慣れたもの。
そして、男が言うように店の中には胸の大きなセクシーなバニーが巡回していた。
■フラヴィア > 分かる分かる、なんて倍以上の年の差がある男と意気投合しつつ、やがて二人はカジノの前へ。
その頃にはすっかり気分も軽く、見上げた彼へと頷いて見せては、共に店内へと足を踏み入れた。
「おー……! あ、っとと……
分かりました、必ずお返しします。……ふむふむ、ここを押して数字を……」
物珍しそうに立ち止まり、カジノをぐるりと見回していたものの、彼の言葉ではっと我に返った。
一台のスロットの前で彼の説明を聞いていたが――騒がしい店の音に負けぬよう、少し大きな声で少女も返しつつ。
早速と投入されるゴルド。その彼の視線を追うように店内を見れば、セクシーなバニーちゃんを目にし。
「でかっ……! あ、えーと……何かジュースをお願いできます?」
通りかかった彼女と瞬時に己の胸元を比較し、素で驚きの声を上げる。少女も小さいわけではないのだが。
誤魔化す様に笑みを浮かべては、そんな注文をして。
「ミラー様も何か頼みます?」
■ヴィンセント・ミラー > 「面白いだろう?
若い奴は大抵こういう店に嵌るものだ。
ま、その年で出入りしているのはお前さんくらいかもな。
どのみち使う予定の金だ。 慌てなくても良いからな。
ああ、そこのボタンとバーを動かすんだ。 簡単だろ?」
男も初めてこういった店に来たとき、興奮した記憶があったので少女の反応は見ていて気持ちが良い。
スロットの操作自体は非常にシンプルであった。
後は少女の運次第である。
男はゴルドを投入し、彼女がゲームを進める所を横で眺めている。
「ああ、俺はスコッチを持ってきてくれ。」
胸の大きなバニーに酒とジュースを頼むと、バニーは飲み物を取りに離れて行く。
男は少女の頭に手を載せ、小さな声で囁いた。
「大丈夫だ。 お前さんもあと2~3年ほどすればあれくらいになるだろう。
それに今でも十分魅力的だ。」
■フラヴィア > 教わったとおり、おっかなびっくりながらもボタンとレバーを操作。
――やがて、すぐに慣れてスロットを楽しみ始める。
結果は数字を見るより少女の顔を見たほうがすぐに分かると言うほどに、ころころと表情を変えながら。
「そうですね、やることは簡単なのに、こう……色々と派手ですし、後一つで駄目だったりすると――」
そう言いながら、少女らしくない感じでやっていることに気づき。咳払いを一つ。
ぽふ、と頭に感じる優しい重み。
「んなっ……そ、それはどうも、です。……でもあんなに大きくなったら、それはそれで不便ですよぅ」
視線を上へとやりながら、彼の囁きに戸惑いながらも素直に受け取り。
軽く頬を赤らめながら、口を尖らせたのだった。
と、言うところで運ばれたジュースを口にし、クールダウンを――
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」からヴィンセント・ミラーさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」からフラヴィアさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」にしずくさんが現れました。
■しずく > (ここはハイブラザールにある歓楽街の一角。
多くの客が右往左往しながら店を周り、今夜を楽しむのである。そんな中の一つの店のこと)
『あんさ~ん、いらっしゃいねぇ~♪』
(入口に入れば少し怪しく光る店内に多くの部屋と男女の笑い声。
ここは酒場と言うより居酒屋に近いような店であり、更には、和の文化を取り入れた遊廓である。
客はここに来れば席に付き、一人に付き一人、または複数の着物を着た花魁のような店員と酒を交わせることができる店である)
「ど、どうぞ~♪」
(その店の中でしずくは働いていた、少し名が売れたのか、派遣のような扱いでこの店に入れられしばらく働くことになった。
着慣れない着物を着ながら、少々露出させては男性客に酒を進める)
■しずく > (えひひ…♡これはこれでありかも…♡)
(心の中で自分に語り掛ける。
綺麗な衣装に少しいやらしさもあるその姿をして、満足である。
顔を真っ赤にした男性客はガッハッハ!っと笑えば、しずくの肩に手をかけて指先でぷにぷにと胸を突く。)
「きゃ…♡お、お客さん…飲み過ぎですよぉ~♡」
(嫌がっているようなにやけ顔をしてはまんざらでもない声を上げてセクハラを受け入れる)
■しずく > 「…あ、お会計ですか?はい…少々お待ちを♪」
(客の言う通りに会計を済ませる。
それなりの代金を支払ってもらえれば男性を入り口まで送り、少し不器用な笑顔をして見送る。
次に入ってきた客を迎えれば、また同じように接客をし、一日を終えようとするのである)
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」からしずくさんが去りました。