2018/05/06 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」にファニーさんが現れました。
ファニー > カツカツとヒールの音を立てながら歩く女。
頭の上に付けている黒いうさ耳のヘアバンドと、ついでにお尻と無駄に大きくて衣装からこぼれそうな胸を揺らしながらグラスをいくつか載せた銀のトレイを片手にカジノのフロアを行く。

「お待たせしました、ご注文の白ワインです。
 あら、ありがとうございます♪」

トレイに載った酒を注文した客の元へと運んでいって渡す。
にやけた客に胸へとチップとしてカジノコインを入れられたり、軽いボディタッチなんかをされながらにこやかに微笑みつつ何人かの客へと配っていく。
暫くして全て渡し終えると、回っている間に受けた注文を酒を作るエリアまで行ってオーダーを通す。

「ふむ……やってみると以外と楽しいなコレは。
 彼に頼み込んだ甲斐があったというものだ。」

何故に女がこんなことをしているのかというと、女の裏のお店の常連だったここのカジノオーナーに頼み込んでカクテルウェイトレスとして短期間働かせてもらっているからである。
なお理由は[本物のバニーガールを体験したいから]という頭の悪そうな感じだったりするのだが……。

「はーい、行ってきます。」

貰ったチップを確認して自分のチップを保留しておく場所に入れているとオーダー分の酒が出来上がったようで声がかかる。
それを聞けばニッコリ笑って受け取り、再びカジノの中を注文した客へと向かって歩き始めるのである。

ファニー > 「ふむ、あの辺りは中々盛況だな。
 大勝ちしている客でもいるのだろうか?」

接客をして回っていると人だかりが出来ている一角が目に入ったので、そんな感想を漏らし。
とはいえ大分離れていた場所だったので遠巻きに眺める程度におさめ、再び酒を配って回り出す。

「それにしても……こういう格好をしているのを見られるのは少しばかり気持ちがいい。」

ボソッと周りの客に聞こえない程度の声量で独り言を漏らす。
内容がアレなのはこの女だからだろう。