2018/04/21 のログ
ご案内:「高級娼館 「ファタール」」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (珍しく、自室に娘の声が響く。
否、声が響く事自体は珍しくは無いのだが
問題は其れが嬌声ではなく、割りと真摯な会話の其れだという事か。)

――――私の店で被害が出た訳では無い、が。
これで、娼婦が襲われたのは21回目か。

(ええ、と、娘が肯定して頷く。
こんな街だ、暴行や障害などの荒事も決して少なくは無い。
けれど、此処最近、娼婦ばかりを狙っているらしき話が頻発している。
何か対策をしますか、と、娘があくまで冷静な声で問うが
それには、少しばかり思案するように双眸を細め――椅子の背凭れへと凭れながら肩を竦めた。)

―――考えるが、まだ様子を見よう。 御前達は、外出の時は注意する様に。

(一言、其れだけを呟いては。 また、下に戻る様にと娘へ促し
踵を返し、部屋の外へと出てゆく其の背を、見送った)。

ルヴィエラ > ――…人間の仕業か…或い、は。

(犯人の正体など、幾らでも考えられる
動機、原因、そんな物は実際に聞き出した方が早い位だ
問題は其れよりも、娘達に実害が及ぶ可能性、だろう。
己が血を告ぐ娘、魔族である娘、彼女達は恐らく、自分の身は自分で守れる。
だが、そうでない娘達は、あくまで人間である娘達はそうは行かない。)

……かといって、信用に足る護衛と言うのもねぇ。

(娼婦達それぞれが護衛を担当するのが、恐らく最も信用に足る。
だが、無闇に危険を冒させるのは、少々意図に反する。
あくまで彼女たちは、娼婦、で在るのだから)。