2017/12/11 のログ
ナティファ > 「あ、駄目ですか……」

しゅん。マミーさん、御役御免である。悲しい。

「えー、私はどっちでも構いませんよぉ。ここは、このお家の持ち主であるフィロさんに決めてもらいましょう?」

フィロの意見を尊重すべき、とそれっぽい事を口にする。
ちなみに、ナティファに特に下心とかはない。単なる天然である。

フィロ > 「私は壁を背にしないと寝れない。
 ナティファは寝相次第で二人から体重がかかる中央は避けたい。
 異論は?風邪引いたり体痛くしたいなら別だけど。」

無慈悲ここに極まる。

「……マミー以外なら。他に居ないの?」

それ以外ならいいらしい。変に寛容だ。

ブレイド > 「(めんどくせー体質しやがって!!)」

心のなかで悪態をついた。
と言うか、ナティファもナティファである。
今更とかそういう問題ではないのに。
かと言って、無駄に会話を拗らせるのも得策ではない。

「…わかった、了解だ」

死んだ目。
マミー並みに死んだ目。

ナティファ > 「え、えっと、スカラベさん達なら……」

フンコロガシの事である。うーんこの。

「決まりですねぇ。じゃあ、早いうちに寝ちゃいましょうか」

ナティファ、ブレイド君の眼がマミーと同じソレになっていることに気付かずそんな事を言う。
ちなみにナティファのスリーサイズは122/57/94。とんでもない我儘ボディである。

フィロ > 「ヤダ。」

どきっぱり。

「ん。さっさと寝ないと明日に障る。
 …詰めてよ、狭いし。」

そう言って布団に潜り込む。……インナー姿のまま寝るようだ。
なんて女だ。

「……ブレイドがこないとナティアが寝れない。」

さも当然のように布団をぼふぼふ叩く。
処刑台を上る罪人のケツを蹴り上げるが如き暴挙である。

ブレイド > 「……寒いからよ、なんか重ね着しねぇで大丈夫か?」

最後の抵抗。
その格好はまずい。
色々まずい。ちいさい体なのにムッチムチとかわけのわからん姿。
何だこいつ。

「あ、お、おう…」

布団に潜り込む。やや浅く。

ナティファ > 「駄目ですかぁ……うー……」

残念でもなく当然である。
そして、二人が横になれば、ナティファはいきなり服を脱ぎ始める。
のたのたとした動きで上半身は裸、下半身も下着だけと言う姿になってベッドに入ろうとする。

「それじゃあ、御邪魔しますねぇ~」

フィロ > 「私は体が丈夫だから。それより後ろには言わなくて大丈夫なの?」

後ろを見る。
これはオーバーキルだなぁ、とどうでも良い感想を抱きつつ。

「虫はともかく糞は嫌。
 で、なんで脱いでるの。別に良いけど。」

至極真っ当だ。ついでに壁際に目一杯寄って。

「……ブレイド、もっと寄らないとナティファが入れない。
 怪我人に無理させるつもり?」

ブレイド > フィロの言葉に、ナティファの方を見る。

「…………」

なんか脱いでる。下はかろうじて下着だが、なんか上裸になってる。

「…ばっっっっかじゃねぇのか!?あほか!?
なにやってんだあんた!?着ろ!!服を着ろ!!」

目を隠しつつ、後ずさる。
後ずさればフィロの方に詰めることになる。
むちっとした感触に、思わず腰を引く。

「なんっなんだ!?」

ナティファ > 「うーん、可愛いんですけどねえ、スカラベさん……」

しょんぼりしつつ、平然とそのまま横になろうとする。

「あ~、実は私、服を着ていると結構寝苦しい事が多くてですね~……なので、寝る時は下着だけになってるんです」

それを男性の前で平然とやる神経の方が問題なのだが、悲しいかなナティファにそういう観念はない。
下だけでもはいてるだけマシと割り切るしかない状態である。

フィロ > 「……諦めて。大丈夫、面白いから。」

何が大丈夫なのだろう。

「いいから寝る。私はもう寝るから、二人も早く寝て。
 騒がしいと怒るからね。」

ぎゃーすかと騒ぐブレイドの体を挟むサンドイッチのパンの役割を全うしつつ、目を閉じる。
まさに無慈悲。ギロチンの拘束具もかくやという存在感。
当然、刃は目の前から迫る暴力的な乳である。

ブレイド > 「………クソがぁ…」

天を仰ぎ、カクンとうなだれる。
ナティファはおそらく…言っても無駄なタイプだ。
ドジだとか迷子とか、そういう問題ですらすでに無い。
もうダメだ。

「(確信犯かよ…)」

寝ようとする少女をやや恨みがましく見る。
出来る限り被害を減らす術は、フィロの方を向いて眠る。
ということくらいか。
心臓が跳ね続けてる状況で眠れるかどうかは置いといて。

ナティファ > 「はぁい、おやすみなさぁい」

言いながら、のそのそとベッドに入り、ブレイドに豊満な胸を押し付けて横になる。
面積の関係で、足も絡め気味にくっつけていたりとかなり性的なアピール行為になっているのだが、本人にその自覚がないのが何より罪深い。
……ちなみに、寝相の問題でブレイドを抱き枕したいにして寝るだろう。全身を押し付ける構えである。

フィロ > 「(クソ面白いな、この子。)」

心の中で黒さを見せつけつつ、眠りの中へ。

……こんなに他人と接したのはいつ以来か。
こうして他人と関わるのは、どれくらいぶりか。
人見知りをこじらせて暫く経つが……

「(こういうのも、悪くはないかな。)
 zzz……。」

ぷつりとランプの火が消え、闇の中へ、微睡みの中へ。
ちなみにスペースの関係で足を絡めたりして寝るハメになった。

ご案内:「隠れ家」からフィロさんが去りました。
ご案内:「隠れ家」からナティファさんが去りました。
ブレイド > 「…!?ばっ…!く、そぉ…」

大声をだすわけにもいかない。
というのに、背後の女は押し付けてくるわ絡めてくるわ…。
本当に、どうなってるんだと問いたい。

「……(死ぬ…)」

刺激が少ないと思ったフィロの方だって
ふれてみればすごい肉感的な体というか、やばい。
主に太ももあたりがヤバい。

結局一睡もすることはできなかったという。

ご案内:「隠れ家」からブレイドさんが去りました。