2015/10/31 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」にメルツさんが現れました。
■メルツ > (闇が濃くなるこの時刻。天には煌々と淡い色の光を放ち地を照らす月が浮かぶ。
草木も眠る――とされる今時分だが、ここの歓楽街には当て嵌まらないらしい。
数多くの風俗店や賭場、酒場、はたまた人身売買の競り市をその両脇に構えるレンガ通りは
多くの人が行き交い、どこかギラついたような異様な雰囲気があった。
そんな中、人の流れに乗りつつ、何かを探すようにキョロキョロと左右に視線を振って
歩くひょろっとした少年風の人物は少し浮いているかも知れない)
んー…。参ったな。これで見つけられたら奇跡じゃねーか。
(ボヤいた事でよそ見が長引いた。当然前方不注意となり、対向から歩いてきた人物に肩がぶつかって)
お…っと、こりゃ失礼。
(へらっと笑って誤魔化すような謝罪を。)
■メルツ > (かの人物は呆れたような、それでいてイラついたようにチッと舌打ちを残して去っていった。)
おぉこわー。
(肩を竦めて少々大袈裟な仕草を見せると再び歩き出す。そのまま雑踏に紛れるようにして――)
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」からメルツさんが去りました。