2015/10/27 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2  風俗カジノ」にフェリアナさんが現れました。
フェリアナ > ……どうしましょうか。

(魔族の少女の下僕に身を堕としてから数週間。――何か大きな変化がそれ以降あったかと聞かれたら否だった。確かに、淫猥なことに対する抵抗はなくなったし、彼女に対する忠誠心もあるが、それでも元来の生真面目さや常識といったものは持ち合わせていた)
(だからこそ、こうして以前は足を運ぶことすら考えなかったカジノへと、彼女の為に情報収集目的でやってきていた。)
(このカジノは少々特殊なようで、平然とあちらこちらで性交渉が行われている。店の集客の為にその辺りの制限やお咎めがなく、どうぞご自由にと解放しているようだ。)
(もっとも、合意の者たちだけではなく、身ぐるみを剥がされたり、『負け』を文字通り身体で支払っている客も散見する)

………まあ、わたくしの目的は情報収集であって、賭け事ではないのですが。

(彼女が敵視しているミレー族の者について一度調べてみようと思ったのだ。勿論、一般知識としてはあるが、それ以上の子とは何も知らない。故に、その情報でも仕入れようと思ったのだが)

……ふぅ。視線が痛いですね。

(以前とは異なり露出度過多な――あるいは露出狂と言われても仕方がない衣装で闊歩しているのだからしかたがない。上半身はいわゆるビキニアーマーと呼ばれるもので、臍下には彼女の下僕である淫紋がくっきりと浮かび上がっている。ミニスカートは少し動けば下着が見えそうなほど丈が短く、その下着も前後共にOの形に切り抜かれていて、まったく下着としての機能を果たしていなかった。そんな恰好をしていれば、こんな場所だ。下卑な視線を向けて来るものも多い。)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2  風俗カジノ」にワルセイ・イダーヤさんが現れました。
ワルセイ・イダーヤ > (男は、普段生活している王都を離れ、ダイラスにある風俗カジノに来ていた……だが、この男、しかめっ面をしていて、まったくギャンブルをしようとはしていない。それもそのはず、男は好き好んでこの風俗カジノに来たわけではないゆえに……)

……まったく、まだ来ないのか。

(男は、このカジノに呼び出されたのだ。薬を売ってくれといわれて。相手曰く「何とかあの女ギャンブラーの鼻を明かしてやりたいから、女体をいじめる薬を売ってくれ」とのこと。まったくくだらないことこの上ないが、男としても金は必要で……だが、ギャンブルをしようとしない男を店員はうっとおしがっていて)

……ふん。まあ、適当に俺も…

(そう呟けば、あたりを見渡して……そして、痴女と言っていいような女を見付けて。)

……あの女にするか。ちょうど、ストックも切れてきたしな……

(そう呟き、ビキニアーマー装備の女に声をかけて)

…すまんが、そこの女子よ。俺と少しギャンブルでもせぬか?

(そう聞いて)

フェリアナ > (不意に声をかけられ、振り向く。黒尽くめの服装――好意的に受け止めれば、紳士的な服装ではあるがどこか狂気を感じさせる彼の目つきが、それらを不気味な印象に与えている)

……ギャンブル、ですか?

(何か悪巧みでもしているのだろうか。単純に金稼ぎであれば、他のディーラーがいるはずだ。客にわざわざ勝負を仕掛けるとなると、それ以上の大金の勝負、あるいはその躰目的――と考えられるが、はたまたそれ以外のものだろうか)

別に構いませんが、わたくしはそんなに金は持ち合わせていませんよ。
もっとも、それ以外の目的で声をかけられたなら、わたくしとしては断る理由はありませんが。

(彼が何を企んでいるのかは分からないが、うまく行けば何かしら情報を聞き出せるかもしれない。ややリスキーではあるが、探りを入れるのは問題ないだろう)

ワルセイ・イダーヤ > (男は、相手がギャンブルに乗ると、にやりと笑って。)

うむ。受けてくれること感謝する。まぁ、そなたは金は賭けずとも良い。ただ、そなたにはその肉体をかけてもらう故……その代わり、こちらもそれなりの対価を用意しよう…命以外なら、何でも…な。

(そういって、男は女を連れ、ギャンブル台に向かいあって座る。)

さて、ギャンブルといっても、俺はカードも使わぬし。チップも使わぬ…ただ、小瓶を使う。

(そして男は、ギャンブル台の上に、二つの小さなガラス瓶を置いて。)

さて、このガラス瓶。片方の中には、人型の魔物を調教するための媚薬。その原液が入っておる。もう片方は塩水だ。どちらか片方を飲むがいい。それだけだ。

(そう言って、男は右側のガラス瓶をことん…と前に置いて)

さあ、そちらが選べ。選んだら、同時に飲むのだ。簡単であろう?カード二枚だけのババ抜きのようなものさ…塩水ならしょっぱく、媚薬なら甘い。

(そう、薄気味悪く笑って。)

……っと、飲む前に、自己紹介をしようか。俺はワルセイ。そなたは?

(そう聞いて、相手が小瓶を選べば、男は、選ばれなかった方の瓶をあおるであろう)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2  風俗カジノ」からワルセイ・イダーヤさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2  風俗カジノ」からフェリアナさんが去りました。