2015/10/09 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」にソードさんが現れました。
■ソード > 湾岸都市ダイラスへと到着したのはもう日も落ちる頃であった。
山賊街道をまっすぐ突っ切っての道程。途中でカモにした山賊どもから分捕ったゴルドはそれなりのものになった事もあり、男はそのままその足で歓楽街のハイブラゼールへと足を運んだ。
酒か女か。
しばし悩んだものの、ひとまずは飯、と決めてしまえば、行き先は酒場。
湾岸都市だけあって、豊富な魚介類をたっぷりと使った料理をこれでもかという程に注文。
巨大なエビのミソをすすり上げ、爪を穿って貪る。
貝だのイカだのたっぷりと入ったリゾットを鍋ごと一人で掻っ込む。
他にも、ピザだのパスタだの煮物だの揚げ物だの。
「―――あァー、食った食った。」
一通り平らげた頃には、軽くギャラリーのできる勢い。
男は何とも幸福そうに腹をさすりながら、嘯いた。
口の横についた米をペロリとなめとってから、ジョッキになみなみと注がれたエールを一息で飲み干す。