2023/03/27 のログ
■エレン・ローズマリー > ◆
真夜中のハイブラゼール
数日の雨も過ぎ去り、すっかり人の脚を取り戻した表通り
その波はいくつもハイブラゼールへと向かっており、酒場 娼屋
賭博に取引と、事欠かない。
二階分を利用してつくられたデスマッチやライフofレイプといったアケローンを真似た小闘技場を兼ねた中央
周りではルーレットやカード ダイスが催されており、併設されている酒場では勝った一人が周囲に酒を振る舞っている。
エレンは、今夜は店の出来事からは外れており店構えを観に訪れながら、小さく賭けて遊んでいる。
「オッズは10:1.5、ね。一方的になりそうじゃない。」
次々とはじまる前で賭けのオッズと共に、周りのコインを集めていく声出し要員
適度に弱らせた強者とドーピングさせた弱者なども混ぜているらしい
期待と逆転を目指してギャンブラーのスリルと旨味を掬おうとしている。
その商売を眺めながら小柄で幼く見えるエレンは、背中でマナーのように小さくたたんだ黒翼姿
盃に甘い蜜ワインで唇を濡らしながら、かちゃりかちゃりと手の中でコインをもてあそぶ。
「私も、参加してみようかしら。
せっかく雨が上がったんだもの。」
クスッとそう呟く傍らでは、エレンを誘ったほかの貴族や経営者
読めない賭けない楽しめない と三拍子で言われて肩をすくめ、一人闘技場を眺めるエリアにて
刳り貫かれた階下にての争いごとを眺め。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からエレン・ローズマリーさんが去りました。