2023/03/12 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 地下闘技場」にエレン・ローズマリーさんが現れました。
エレン・ローズマリー >
夜も深まる出歩きやすい気温と湿度
冬に比べて足を運びやすい者らは刺激を求めて今夜もいろいろな場所に出没する。
そう、稼ぎ時だ。

酒場 娼館 非合法な闘技場
ハイブラゼールの中は欲に欲を付けて増築していくような無限城そのもの。
人が活発になる中で、地下階というものの中には、闘技場だって備わっている。
アケローンよりも悲惨で、アケローンよりも手間をかけたものだってある。
だがしかし、港湾都市として売りにしている荒れに比べれば、こちらの質はやや落ちるか。

小柄なエレン
翼を綺麗に畳み、椅子に腰を下ろして白い衣から覗く足が組まれている。
闘技場で“牝の豚オーク達に貪られている男”という、いつもとは違う光景
それを視界に収めながら、白桃ワインを片手にする様子。
女が、なにかをされるという光景の中にこういったものを一ついれることで
飽きも満ちもしないものだろう。


        「おやつの時間にちょうどいい催しね。」


アハッ、と笑う笑みは、鬼歯が覗く表情
どこか妖艶でどこか幼くて 目の前の逆地獄絵図を甘いお気に入りのワインを片手に、ほかの者らと眺めている。
ゴブリンの群れに穴という穴を貪られる女戦士
陥没した隻眼傭兵の眼孔を犯す薬中変態
ふたなりに犯される美笑の青年。

一対一のご褒美と罰ゲームの幅が広がるこの世界。
眼を覆う光景になるくらいが、ちょうどいい。