2022/12/07 のログ
■タマモ > この室内で行われるのは、カードゲーム。
ディーラーがテーブルの奥に、その手にトランプを切っていれば、言わずとも分かるもの。
さて、どうするか。
真面目に勝負をするも出来るし、しっかりとトランプを視線に捉えていれば、カード配置の記憶は可能。
自慢ではないが、瞬間的な記憶は得意なのだ。
まぁ、真面目に勝負をする場合、賭けるのはコインでなく、自身にしても面白そうかもしれない。
そう考えるのが、この少女である。
前者を選べば、面白い勝負となるかもしれないが。
後者を選べば、勝ち確定とも言える、後のお楽しみを期待するものとなるだろう。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」にカチュアさんが現れました。
■カチュア > VIPルームで待っているところにやってきたのは、下卑たエロ親父といった感じの成金貴族だろうか。
そして連れているのも褐色肌にシースルーのランジェリードレスの肉感的な女で、連れある国ふさわしい印象を与える。
男は先に部屋にいる少女に気が付くとペロッと唇を舐めずり、女は驚いたよううすを見せた後にすぐに顔を隠すように俯き気味になり、男の影に入り控えようとする。
『おうおう、姉ちゃんが勝負相手になるのか。
俺が賭けるのはこの娘になるが、姉ちゃんはどうするんだい?』
がははと笑って告げる男、傍らの女は顔を上げようとも言葉を遮ろうともしない。
最初は護衛の依頼だったのだが、男に言葉巧みに騙されたというか、乗せられて引く事が出来なくなったのか、こうして賭けの対象になってしまったのである。
自分に気が付いているのか分からないまま、少しでも気が付かれないようにと大人しく身を控えている。
ただ、何も知らない相手でなく助かったとほっと息を吐いて。
■タマモ > のんびりと待っている、そこに現れた二人組。
片方の男は…まぁ、うん、あんまり興味が無い。
が、その男が連れてきた女を見れば、ぴくん、と耳が揺れた。
興味を持った、その表れだ。
とは言っても、その仕草、男には分からないものだろうが、女であれば…どうだろうか?
「…おっと、いかんいかん。
お主が妾の相手、となるようじゃな?
ふむ、妾が賭ける物、か?
ほれ、ここに置いてある、これじゃ。
この中身、すべてを賭けてやろう」
あえて、女には気付かぬふりをしながら。
声を掛ける男へと、そう返し、傍らに置いたコインの詰まった鞄を、ぽんっと叩く。
大型の鞄だ、相当な金額となる事は、安易に予想出来るものだろう。
■カチュア > ぴ君と微かに揺れた耳に気が付き、お互いに気が付いたのだと小さく溜息を吐く。
男の影に隠れたままでいようとしていたのだが、背に手を回され、ぽんと軽く押されて前に出るしかなくなり、仕方なしといった様子で主の前に姿を現す。
『それが全てとなるとこの娘だけではな………そうだな、此処でショーでもさせて出演料を加えれば良いか。
と言う事で、お前は自己紹介でもするんだな。』
「はい、わたしはエルシア・グラムハイトと申します。
フレアガルド卿の護衛兼賭け品となります。」
男は示された賭け品を見て判断し追加禁だとばかりに勝手に決めるが、女はそれにも口出ししない、いや出来ないのだ。
そして、気が付かないふりなのは情けをかけてくれたのだろうと思い、依頼を受けた時の偽名を名乗る。
『どちらにしろ俺は楽しめるから、つり合いが取れているか決めるのは姉ちゃんだな。
ゲームはポーカーとBJ、どちらにするんだ?』
男は少女と向かい合うようにテーブルに着き、賭け品となった女は値定めをさせる様にとボーイに言われて少女の前に立つ。
よく見れば身に付けている物はチョーカーとシースルーランジェリードレスのみで下着も着けていないのは分かるだろう。
じっくりと眺められると恥ずかしさで頬を染め、顔を叛けてしまうのだが。
■タマモ > さて、この場所に、なぜ女が居るのか。
それは、気にしない方向にしておこう、そう考えながら。
前に出され、その姿が晒されれば、改めて女の姿を見遣る。
と、その姿を眺め堪能していると、賭けの話が進んでゆくも。
その言葉に、ふと気になる点があり、かくん?と首を傾げた。
賭けの対象なのに、護衛、とはこれいかに?
己が勝ったら、護衛居なくなるんじゃないのか…と。
まぁ、一人居なくなっても、二人目、三人目が居るかもしれないか、と勝手にそう理解し。
「………あー…妾は、タマモじゃ。
覚えるも忘れるも、お主次第じゃろうな?」
名前を聞き、再び不思議そうにするのと。
そして、次の言葉が出るまでの、少々長い間。
理由は…うん、これ、二人とも覚え難い名前だった、との理由である。
言葉には出さないが、頭の中で、勝手にえっちゃん、ふっちゃん、とあだ名を付けていた。
「まぁ、妾はそれで良いぞ?
そうじゃのぅ…では、ぶらっくじゃっく?としておこうか」
とりあえず、男も席に付けば、向き合う形に。
男の問いに答えながら、ちらちらと、女の方にも視線を向ける。
ガン見も面白そうだが、こうした見られ方をするのも、結構面白い反応が見れるものなのだ。
ちなみに、勝負の方は、面白そうなので勝つ気満々でいくつもりだ。
ディーラーの手元にも注意深く視線を向けていれば、いくら切ろうとも、どのカードがどこと記憶は出来る。
選択式の、このブラックジャックならば。
そう違和感無く、なかなかの接戦での勝利、を演じれるだろう。
■カチュア > 賭け品として十分なのかを確かめるようにじっくりと眺めてくる、実際にはよく知っているはずなのだから、そこまでと思うが、拒否は出来ず恥ずかしさで頬を染める。
シースルーランジェリードレス一枚なのが分かり、にやっといやらしい笑みを向けられ、豊満な乳房の頂点が僅かに持ち上がり、気が付いたのか笑みが深まるとさらに頬を赤らめる。
賭け品として認められると少女の鞄を持ち、ボーイに案内されて二人から見える位置に飾るように立たされる。
『こんな部屋にに何人も護衛を引き連れる必要はないだろう。
それもむさ苦しい男の。』
少女が首を傾げたい身に気が付き、男がが母と笑いながら説明する、おおよそ考えは間違ってなく、女の護衛と言うのは名ばかりだともとれるように。
名乗らせると開いた間、男は気にする様子もなく、女はなんとなく理解して苦笑いを浮かべるが何も言わない。
『ゲームも決まった事だし、カードを配ってくれ』
男にとって金が欲しくてかけているわけではなく、楽しめたら良いと言うだけ。
少女の実力も能力も気にすることなく、ディーラーに向かって告げる。
ガン身ではなく、ちらちらと向けられる視線、いつもと違う様子に視線を向けられるたびにビクンと震え、時間と共にと息が甘く鳴る様子が感じ取れ、男が気が付く事はないが、鼻の良い少女には雌の香りが少しずつ強くなるのも気が付けるだろう。 [ 9 ](残り枚数48枚)
■タマモ > 実際のところ、女の境遇は、何と無く予想が出来ていた。
まぁ、この状況を見れば、容易いものだろうが。
確実に、この状況を打開する術、それは持っているが。
己がそれをあえて行わない、それは、己の性格を知る女なら分かるかもしれない。
「あー…それはそうじゃ、よく分かった」
男が、そんな男達を連れ歩くなんて、確かに好まないものだろう。
それを好む存在も居るかもしれないが、そんな存在は稀だ。
ともあれ、そんな感じに納得はすれば。
「さぁて、それでは、はじめるかのぅ」
配られるカード、それをみれば、手を伸ばす。
ちなみに、視線は女に向けたまま、その反応を楽しんでいるのだった。 [ 18 ](残り枚数46枚)
■カチュア > [ 19 ](残り枚数45枚)
■カチュア > [ 29:Bust ](残り枚数44枚)
■カチュア > 主がにやにやと向けてくる笑みはこうなった境遇の予想が付き、ちらちらと向けてくる視線は楽しんでいるのだと分かり、恵美にはしかめっ面を、視線にはぞくっと震えて香りが増す。
男と一緒で楽しめれば良いという考えの主は状況を打開する術を持ちながら、行う事はないのだろうとこちらも理解している。
抑々が自分の不覚で陥った境遇を主にどうかして貰おうとは考えていないのだが。
『ヒットだヒット、このままだと勝負にならねえ』
北カード二枚では絶対に勝てないのが分かり、最低でも1枚は必要ですぐにディーラーに告げてきたカードを確認し、女の方をちらと見た後また考える。
男から向けられた視線、主からの視線と違い、ぞくっと背筋が震える、何か良くない事でも考えているのだろうかと。
そんな女の様子を見て男はにやっと笑い、ディーラーに目を向ける。
『もう一枚ヒットでストップだ』
少女の手元、見えているカードはジャック、見えないカードは分からない。
勝てるかもしれないがもしかしたらと考え、引いて負けたとしても楽しめるかとにやっと笑い、少女の行動を待ってディーラーに告げる。
■タマモ > 【ここで中断、撤収します】
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からタマモさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からカチュアさんが去りました。