2022/08/28 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にリュシーさんが現れました。
リュシー > (歓楽街随一の―――と呼ぶにはいささかうらぶれた、こじんまりとしたカジノの一角。
 カードテーブルを囲んでいた四人のうちの一人が不意に立ち上がり、バン、とテーブルを両手で叩く。)

イカサマだろ、今の、絶対、おかしいって!
このタイミングでそんなに揃うとか、どう考えても…、

(周囲の注目を一身に集めているのは、黒ずくめの女。
 肉感的な体躯を男物の服に押し込め―――切れていない、
 大きく開いた襟からは胸の谷間が露わになって、スラックスの臀部も形良く張り、
 男装をしている、とはどう見ても言えない、これがデフォルトなので仕方なかった。
 そんなことよりも気になるのは、―――カモられている、明らかに、騙されている。
 ニヤニヤとこちらを見ている三人の男たちの顔が、何よりの証拠だろう。
 とはいえ、状況はかなり、不利だと思われる。)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (大きなカジノであれば安心できる、と言う訳でもない
かといって、小さなカジノが安心だと言う事も在り得ない
賭け事に金が絡む以上、悪意を持つ者はそこかしこに蔓延って居る物だ

此処でも又、恐らくはそう言う事で、客から金を巻き上げているのだろう
店が其れに関わって居るのかまでは与り知らぬが、同じ卓を囲んだのが全て仲間内で在るなら
女の立場は明らかに悪い。 ――そう、仕向けられて居る。

イカサマであると訴えた所で、証拠を突き付ける事が出来なければ認める筈も無い
次のゲームへと素知らぬ顔で移行しようとする男達が、カードの要求をし始めた中で

――不意に、女の耳元で、店内に居る者たちとは昭画に違う声が、小さく響くか。)

『――――――……いやぁ、何処に行っても居る物だねぇ、この手の手合いは。』

(――何処か、否、絶対に。 面白がっている様な声で、そんな一言。
しゅるり、其の服の襟元から、ほんの少しだけ顔を出している小さな黒蛇が
他の客には気づかれない程度の主張で、様子を見物して居た)

リュシー > (大金の動く博打をしようというのではない、だからこそ選んだ場所。
 もちろん、それなりにリスクがあるのは承知の上で―――しかし、だ。)

てゆーか、アンタ、どこ見てやがんのさ!?

(びしっ、と右手の人差し指を立てた先、右隣に座っていた男が笑みを深くする。
 なるほど、男であり、貴族のドラ息子であった頃にも、カモ認定されたことはある。
 けれどより簡単に、より直接的に金になり、得になるのは、もちろん。
 男よりは女、であるのだろう―――それもわかる、だが、しかし。

 カモられてなるものか、と決意を固めた女の鼓膜を、甘い声音がくすぐる。
 極上の愛撫めいて、背筋を這いずる感覚に軽く身震いしながら、
 声の出どころを、否、気配を辿りにゆく。
 そうして、襟元の辺りへさりげなく、左手を添えながら。
 紫の瞳を剣呑に細めて、声を低くひそめ)

………て、ゆか。
見てないで、助けてよ、おとーさま。

(こんな時ばかり、その呼称を使う。
 どこまでも図々しい、放蕩息子、ならぬ、放蕩娘だった。)

ルヴィエラ > (どうやら徹底して居るらしい。
女の周りでこの博打を見守って居る者は、皆が皆、御仲間であるとの事だ
実際、金に換えやすく、愉しみ易いのが女である事は間違い或るまい
特に、純粋な勝負で在れば自信があり、負けず嫌いな性格の女であれば猶更に

流石に気付いたらしき女が、襟元へ隠れる己に触れる
其の指先に、ちろりと蛇の舌を触れさせながら戯れれば
呼ばれた己が名に、くすくすと、可笑しそうな微笑が響き。)

『さて、何処まで抗えるか見ものだったのだがねぇ。
……其れに、御前なら、その気になれば幾らでも意趣返し出来るのでは?』

(かぷり、其の指先に、噛み付いて見せる悪戯。
無論牙は立たず、痛みも無い只の甘噛みであった、が
同時に、不正無しの勝負を貫くのは――何か理由でも在るのか、と

告げて、不意に再び娘の襟元から、服の中へと身を潜らせた
しゅるり、肌を蛇が這う感覚を――首元から、其の、胸元まで
何か思い当たる節が在ったのだろう。 態々、"其の姿"を取って居る娘が今

見目から察せるよりも、飢えて、余裕が無いのでは、と)。

リュシー > (見渡す限り、きっと味方になってくれる者はほぼ皆無。
 テーブルを囲んでいる連中はもちろん、カードを持ってきてくれたディーラーも、
 飲み物や軽食を運んでいるウェイトレスも、もしかすると客だって、みんな。
 見慣れない女がカモにされて、文字通り身ぐるみ剥がれるのを待ち構えているのだろう。

 ――――――そんな中で、つ、と指先に触れる異質な感触。
 ちろ、と掠めた舌先のひんやりと滑らかな刺激さえ、ぞく、と肌を粟立たせるもので、
 場違いなナニカがゆっくりと、からだの芯を波立たせるのを感じながら)

――――…めっちゃくちゃ、おなか、空いてるけど。
いちおう、選り好みくらいしたい、しぃ…、

(『彼』の気配に気づかなければ、いっそ卓を囲む連中から、
 根こそぎ精気を啜り尽くして、干乾びさせてやろうかと思っていたところ。
 だけれども、それはあくまで最後の手段だ。
 普通に金が稼げれば、おとなしく普通のご飯で空腹を満たすつもりだったし、
 ―――――――しゅる、する、首筋から胸元へ、這い降りてゆく気配に目を伏せる。
 右手が、少し遅れて左手が、己の下腹を庇うように宛がわれ)

……ここ、は、アンタの、街だ、から。
お尋ね、ものには…なりたく、なかった、し……ぃ、
…………だけど、ぉ、…… あ、たま、働かなく、なる………。

(だめだ、もう、長く保ちそうにない。
 頭の回転がひどく鈍っている、――――からだが、暴走してしまいそうだった。)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > 「――――……何とか、頑張ろうとはしたのだね。」

(――糧にありつく事は、決して難しい事では無い筈だ。
だが、其れは手段を択ばなければの話
娘がそうしないのは、無論言葉にしたように、選り好みの問題も在るのだろうが

其の理由に、己への気遣いを挙げられれば。
――父親としては、つい、甘やかしたくなる物だ。)

「――何れにしても、此処を選んだ時点で今回は、運が無かったと言う訳だ。
まぁ、確実に勝てる賭け事など存在はしない。 ……此処は、私が仲を取り持とう。」

(――刹那、小さな店内で卓を囲んで居る者たちが、不意に、倒れた。
ふらり、ふらりと、まるで眠りに誘われた様に其の場へと倒れ伏して仕舞う中
きっと、娘は感じる筈だ。 父親の魔力を、何かをしたのだ、と言う事を
けれど、其れが具体的に何か、を知るよりも先に。 飢えて、限界寸前の其の身体には
父たる魔の、魔力の発露を傍に受けて、真っ当で居る事は難しかろう

抑え込んだ腹の奥が、煽られて、目覚めさせられて、狂い出す
見境なく、周囲のいきもの、其の全ての精気を食らい尽くしかねぬ、其の際に
足元から、何かが這い出す気配。 そして直ぐに其の背中を、両の腕が柔らかく――抱き包む、温度を。)

「―――――………私では、好みに合わぬかい?」

(囁いた戯言。 頬へと触れる唇が、娘を誘うと共に
両掌が、娘の掌へと重なり。 ――緩やかに其処を、あやすように、撫ぜよう)。

リュシー > ――――… どぉ、せ、……馬鹿の、ひとつおぼ、え、ですけど…ぉ…。

(所詮はまともに金を稼いだことのない身、食いぶちの稼ぎかたなんて、
 これ以外、思いつかなかったのだ。
 拗ねたような口調、尖らせたくちびるも甘えの一環と知りながら、
 熱っぽく乱れゆく呼吸に、波打つ鼓動に、頭の芯がじわりと痺れて、
 理性を保っているのも限界かと、なかば覚悟を決めたところで。

 ――――――こちらをニヤニヤと見ていた卓の男たちが、ぐったりと倒れ伏してゆく。
 己の裡から――――違う、正確には、己の、背後から。
 滲みるように流れだした力が、彼らの意識を刈り取ったのだと気づくも、
 ほぼ同時、その力に、存在にあてられたよう、衝動は一気に耐え難いほどに高まり。
 熱い、苦しい、立って、いられない――――ああ、もう、倒れてしまう。
 この場で四つに這いずり、雄を誘うけだものに還ってしまう、と。)

ぁ、―――――― あぁ、っ、…… ん、くぅ、ぅ……!

(腰に腕が回る、白い掌が重なる。
 ふらつくからだを抱き込んで、背中をしっかりと支えながら、
 首筋へかかる吐息、頬に触れるくちびる――――――その姿を、振り返って見るまでもない。

 ゆるぎない創造主であり、この身を隅々まで知り尽くした、唯一の男である、
 その人の気配に、確かなからだに、暴走寸前の本能ごと抱き包まれて。
 無意識に、それはもう、本当に意識しないまま、触れる肌から精気を、
 音もなく啜ろうとしながら―――――)

こ………こ、で、おねだり、させる、つもり……?
意地悪、しな、いで、………お、ねがい、………はやく、ちょうだい……。

(なにを、とも、どこに、とも、まだ、告げないけれど。
 煽られた本能はもう、本当に限界近く、
 今ならどんな恥ずべき痴態も、誰かの眼がまだ、こちらを見ていようと。
 きっと、ためらいなく晒してしまえるだろう。
 ――――――もしも、それを、男が望むのなら。)

ルヴィエラ > (父たる己が身体から、精を吸い上げようとする程に餓え切った其の身に
己が漂う魔力は、糖蜜の様に甘ったるく感じられるだろうか
其の身を、ゆっくりと椅子から抱え上げ、支えながらに
耳元へ、かぷりと食む様にして唇を合わせ、娘の理性を煽り崩す

一度始めた抱擁を解き、片掌がテーブルの上へと、何処からともなく取り出した革袋を置く
微かな金物の音、娘が悪者とならぬ程度の、後腐れを産まぬ為の、ちょっとした泡銭
再び、其の掌が娘の衣服へと指を掛ければ、男物の衣服では到底隠しも出来ぬ女としての丸みを
暴き、解放する様に、留め具を緩めて。)

「せぬよ。 意図せず木乃伊を増やしても仕方あるまい?
……テーブルにしがみ付いて居なさい。 確りと腰を上げて。
御前の一番奥を、確りと私に、明け渡せる様に…、……構えて御覧。」

(――するりと、滑らかな臀部の丸みを晒させ、下衣を床に落とさせる。
娘へと、ポーカー台の上へと手を突かせ、其の腰を引き寄せれば、

愛でる事も、慰撫する事も無いままに、熟れ切った秘裂へと  熱を、押し付ける。
もう、僅かでもきっと耐え切れぬであろう娘の飢餓を、埋める為に
抉じ開ける様にして、娘が何よりも待ち望む熱を、ふかく、ふかく、捻じ込んで仕舞えば
きっと、其の瞬間こそ。 娘が、理性を手放して良いと赦された、瞬間で在ったろうか

鈍い音が、胎の奥で響く。 雌の証たる深い場所を、余りにも容易く押し潰し、拉げさせる雄のカタチ
未だ衣服を纏った儘の下胎が、薄らと浮き上がる様な蹂躙を齎しながら
其の首筋へと口付け、耳元へと、さえずりを残して――)

「――――――……私の部屋に、来るかい?」

(ずるり、腰が引かれた。 娘が、もし望むのであれば、其の身を攫おう
されど、其れすら必要無いというなら。 ――次に与える律動は、もう
娘をこの場で愛してやる為の、追い堕とす、律動となる筈だ)。

リュシー > はぁ、っ…――――― あぅ、ん、みみ、だめ、ぇ…!

(ただでさえ、この男の指も、くちびるも、気が遠くなるほどの快楽をもたらすのだから。
 限界まで飢え渇いている今はもう、わずかな刺激さえ毒にも等しく、
 酔わされて、操られて、ひと目も憚らず、あられもない声をあげて善がってしまう。

 後ろから抱き起こされて、カードの散らばるテーブルの上、新たに置かれた革袋の中身を鳴らしながら、
 艶めかしく揺れる乳房を捧げるよう、なかば、上体を伏せるようにして。
 下半身は爪先立ちに、細くくびれた腰を浮かせ、まるく張った臀部を突き出し、
 下衣を寛げようとする手つきさえもどかしげに、左右へ腰をくねらせながら)

は、やく、早く、ぅ………、お、くまで、欲しい、っ、お、ねがい、突いて、
おなか、の、いちばん、奥、ぅ……… あ、ついの、いっぱい、満たし、て、

―――――――― あぁ、っ、…… ひぁ、ん、イく、イくぅう、う……!!

(暴かれた白い双丘の狭間、既に待ちかねたように蜜をたたえ、
 切羽詰まった声でねだるたび、ひくん、ひくん、と喘ぐ下のくちびる。
 そこへ宛がわれるだけで、目も眩むような快楽が背筋を駆け抜ける、
 淫魔として覚醒した身にとって、これ以上はないほどの『御馳走』が、
 ―――――いっそ性急とも思える勢いで、ただただ、女の胎を隙間なく満たすために、
 捻じ込まれて、突き入れられて、それだけでたまらずに嬌声を放ち、
 己はあっけなく、一度目の絶頂を迎えていた。

 ギチギチと膣肉が軋み、戦慄き、一撃で子宮をあやまたず打ち据える雄の楔をこれでもかと揉み扱きながら、
 恥知らずにも卓を、床を雌の飛沫で濡らして、昇り詰めた頂で理性を手放す。
 首筋へくちづけられてもう一度、耳朶をやわく嬲られて、更に一度。
 もはや自らの意思では止めようもない、荒波に攫われるままに。
 抱き竦められたからだを切なく悶えさせ、抜き出される楔を勝手に頬張ろうと、
 濡れた媚肉を浅ましく纏いつかせながら――――)

い、く………お部屋、で、いっぱい、愛し、て……… でも、
待……てない、もう、待てない、よ……ぉ、
お、願い、………ちょうだい、熱いの、もっと、突いて、ぇっ……!

(男の部屋に攫われて、思う存分抱き潰される、それはもちろん嬉しいけれど。
 それだけでは足りない、そこまで、もう待てない。
 強欲でわがままな『娘』はそうねだって、自ら腰を押しつけようとして、
 まずはこの場で、久方ぶりの雄を味わいたがる。

 もちろん、一度の交合で満たされるはずもなく、身を離すつもりもなく、
 そのあとには当然の権利のように、彼の褥へ招かれることを願うだろう。
 彼が先刻、テーブルへ置いた革袋の中身は、この場の清掃代も兼ねることになるか。
 いずれにしても己には、もう、何もかもどうでもよいことだった―――――。)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からリュシーさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からルヴィエラさんが去りました。