2022/06/05 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にクレイさんが現れました。
■クレイ >
「……そういえばこっちの方あんま来なかったな」
安定して収入を得る方法も得た今、別にここに来ることは簡単だった。
そういう訳であまり足を運んでいなかったここに足を運んだわけだが。
「……わからねぇ。どこが良いんだ?」
そう、この男、実はこういう遊びはあまりしない。というかカジノなんか行かなくても戦場でこんなところも真っ青な高レートのカジノを出来てしまう。
つまり、この場所。どこがオススメなのかよくわからない。飲み屋に関してもキラキラしているのでなんとなくどこがオススメなのかわからない。
では娼館を使おうにもこちらも値段を見てどこがオススメなのかわからない。
「ふーむ」
と周囲をキョロキョロと。
■クレイ >
探していたのは店の宣伝をしているような人や1人で遊んでいる人である。
やはりわからない場合には誰かに聞くのが1番ということで、聞ける人、もしくは同行できる人を探しているというわけなのだが。
「まぁ、そんなに都合よく見つからないよな」
そんな簡単に見つかるわけでもない。いるのだろうがうまく見つからない。
頭をガリガリと掻いて。
「ウロウロするのもアレだし適当にはいるか?」
パッと目についた店に入るというのも考えるが、もう少し色々と見てみるかとブラブラ歩き始める。
■クレイ >
しばし、考えに耽っていたが。面倒になったのかハァと短く息を吐き出す。
「悩むなんてらしくねぇ。失敗恐れて何が傭兵だ。ヤバけりゃ二度と来ないそれで仕舞いだ」
ズンズンと進んでいくのは適当な店。自分の直感で信じたその店へ。
当たり? 外れ? 関係ねぇ。戦場でも悩む暇があればまず進む。
そういう訳で。
「おう、まだ入れるか。とりあえず酒と肉だ!」
と店に入って注文した。
さて、選んだ店の結果がどうなったか。ひとつ言えるのはこの日、ボッタクリの店がひとつ物理的に潰されたらしいという事だけだった。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からクレイさんが去りました。