2022/05/06 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」に違法カジノさんが現れました。
■違法カジノ > 今日も違法カジノは相変わらず、アブノーマルでハードなメニューを掲げ、
挑戦者を待って営業中のようだ。
勝者には景品が、敗者には凌辱が待っているが、金を払わずとも誰でも参加が出来る。
本日の目玉商品としておかれているのは、
ダイアモンドのアクセサリーが各種。
本日のオススメメニューは肉便器プレイ、針責め、木馬責め、サンドバッグ。
これらのメニューはポイントが2倍されるとのこと。
ついでにエロゲームのモデルになったりカジノで働いてくれるバニーガールの募集なんかもしているようだ。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にアウロラさんが現れました。
■アウロラ > (爛々と輝く明かりに照らされ、がやがやと賑やかなそのカジノ場にカツン――、というヒールの音が鳴り響いた。
新しいお客人か、はたまた新たな生贄か。彼らがどう認識しているかはわからないけれど、その靴の音は新たな来訪者を告げる。
爛々と輝くカジノの光は外の夜の闇に慣れた目にとっては少々刺激が強く、他の遊技場とは違う異様な雰囲気は感じる、けれど・・・それでも女は刺激に飢えた新しいもの好きの女。危険を感じる心よりも面白そう、という興味が勝る。
その足は臆することなくカジノの入り口ホールへと向かって)
・・・ダイアモンド。
(私も女でありますから。輝く綺麗な宝石、というのはやはり目を奪われる。ペンダント・ピアス、ネックレスに指輪。キラキラと光り輝くアクセサリーの数々はどうしても目を惹かれてしまう。
きらきらと輝く景品の横、賭けるものに関しては普通の女であればリスクを感じざるを得ないけれど・・・刺激に飢えた自由人の画家であるハーフエルフの女にとってはそれもまた面白そうな遊戯の一つとして映っているのだろう。)
■違法カジノ > やけに豪華な品揃えが立ち並ぶ商品の山。
その中でもとりわけ存在感を放つのが、ダイアモンド。
滅多と手に入るまいと思われるような大きなサイズのモノもあれば、
職人技でもまずお目にかかれまいと思われるような虹色の光を淡く放つモノもあり、
いやというほどキラキラして、宝石好きにはたまらない光景を作り出す。
「いらっしゃいませ。」
黒服の男が程なくやってきた女を出迎えると、声をかける。
「欲しい商品がお決まりでしたら、お伝えください。当カジノのルールカードをお渡しいたします。」
そのついでにこのカジノのルールカードを手渡される。
賭けるモノに関して、このカジノがどういうものなのか。はっきりと示されているのが分かるだろう。
違法カジノというだけあって、なんでもありな危険なメニューと、卑猥極まる契約。
それを受け入れるかどうかは本人次第。
だがカジノの下卑た客も黒服も、良い獲物が来たと下劣な期待の眼差しを向けているのに気付くのは難しくもないだろう。
■アウロラ > (宝石の中でもトップクラスの輝きと知名度を誇るダイアモンド。その美しさといえばこの爛々と輝くカジノの明かりをもってしても霞む程。キラキラと輝くその宝石はまるで自ら光を放っているような錯覚を覚える程の煌めきを放っているように感じられる。
それとは正反対にどす黒い闇を放つのはそのカジノのルールカードである。そのカードを受け取れば背に受けるのは下卑た客や黒服達の厭らしい視線。隠す素振りを一切見せないそれはいっそ清々しいまである。ぞわりと背筋を撫でるようなそんな厭らしい視線を受けながらもそのルールカードに目を通せばそれはそんじょそこらの娼館が可愛らしく見える程の項目の数々。借金を背負った人間であってもこれを受けるには二の足を踏んでもおかしくはないような項目もいくつか見受けられて。
でも、でも。ダイアモンドは欲しい。けれど、それ以上に――なんか、刺激的で面白そう・・・。ゾクゾクと身体の奥を刺激する好奇心。それは自分の身を破滅に向かわせる一歩だと分かっていても止められるものではない。
・・・あの国に身を置いて自分も長い。少し感性が麻痺しつつあるのかもしれないけれど・・・でも、面白そう。こんな賭け事、そうそうできるものではない。
――決して、この卑猥極まる契約。そしてメニュー。それを見てゾクゾクと心の奥に潜ませた被虐の性癖を刺激された訳ではない。決して。)
・・・いいですよ。受けましょう、このゲーム。
(女が求めたのは耳飾り。 エルフの耳を縁取る形で美しい装飾の施された御洒落な代物だ。それをつけて街を歩けば多くの人間が振り返るだろう――・・・そんな、代物。値段にしてしまえばおそらくこの女が何十年も働いてようやく届く、という値段であろう。
くすり、と微笑むその姿は一流のギャンブラーか。それとも破滅へと向かう愚者か――・・・。)
■違法カジノ > 「かしこまりました。それでは、お席にご案内いたします。こちらへどうぞ。」
ゲームを受けると言えば、すぐさまその言葉を待っていたとばかりに席へと案内される。
そこには舞台があり、賭け事をする彼女の姿が魔道機会でしっかりと映される事だろう。
「当店のルールはお読みいただけましたでしょうか。
マイナスポイントを持ったままでの途中退場は一切認められておりませんので、ご了承ください。
ルールに同意いただいたのでしたら、こちらにお名前をお願いいたします。」
席で待ち構えていたディーラーが彼女に声をかけると、
ルールの再確認と、途中退場についての注意を促す。
そして、求めるのは彼女の名前。
書き込んでしまえばもう二度と後戻りはできない。
もっとも、先ほどゲームを受ける決意をした彼女が今更後戻りなどするはずもないか。
「こちらの耳飾りでしたら、勝利に35ポイント、敗北はマイナス40ポイントですかねえ…それでいかがでしょうか?」
選ばれた商品を見ながら、商品価値に対しては対等以上に彼女が有利な条件を設定する。
勝てそうな条件をぶらさげてより引き込もうとしているのかもしれない。
「もっと欲しかったら選んでくだされば良いですし、条件の交渉も受け付けます。それでは、賭けの内容が決まりましたらゲームを始めましょう。」