2021/07/21 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」にシェライラさんが現れました。
シェライラ > 五月蠅いカジノとかいう場所があるらしいと聞いた
そこは、色々と楽しめる場所らしいというから

わざわざ金なんて持って、適当に目についたカジノに入って
これまた適当に選んだゲームのルールを聞いて

当然、勝ち続ける

当たり前よね。私には精霊の加護が付いている。何なら日頃の行いも良いし
イカサマしようとしても、精霊が教えてくれるし、何より自然で鍛えられた耳と目は大抵のイカサマを見破る
仕掛けられたその時だけ、最低限だけ『施し』を与えて勝負を降りてやるのだ

「ふっふーん、その程度?もしかしたらカジノのお金を枯らしちゃうかもね~」

私の前には無くなりそうもない大量のチップ
もちろん、まだまだ遊ぶつもりだ

ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (勝ち続けると言う事は、多くの目を引く
カジノにおいて、客の動きは売り上げに直結し
当然ながら不審な動きをする者が居れば、鋭い監視の目が早々見逃しはしない
勝たれる事に問題は無いのだ、一晩の夢を掴み、大富豪となる
そんな話が時折あればこそ、人はカジノに夢を見るのだから
問題は、其れが少々度が過ぎて仕舞う場合だけ、だ。)

「―――――……やぁ、御機嫌よう。 同席しても良いかな?」

(勝ち続ける女に、周囲の視線が注がれ始めた頃合いで
次の挑戦者が声を掛け、相手の正面の座るだろう
――ほんの少し、周囲がざわめいたのは、恐らく正体を知る者か
されど、気付かぬ者たちの喧騒に紛れて、然程目立ちはすまい

問題は――精霊達。 人間よりも余程鋭く見通す者達
女が加護を受けているのなら、きっと精霊達は、今までと同じ様に教えてくれるだろう

――まっくろで、なにもみえない、と)。

シェライラ > そろそろ適当に切り上げてそこら辺の店で買い物でもしようかと思っていたところに
すごすごと引き下がった人間の代わりに、妙な奴がやってくる

「あはは、この戦力差に挑んでくるなんて、馬鹿なの?
別にいいけど、泣いて帰っても知らないわよー?」

当然、精霊たちの警戒の言葉には気づいている
まあ、所詮は遊び
最初に賭けた額も大したことないし、適当に遊んでやればいいでしょ
多少魔法を修めた者なら、精霊を誤魔化すことぐらいできるでしょうし

「わたしがやってたゲームでいいのかしら?
何なら別のゲームでもいいけど」

テーブルに肘をついて、相手を見よう
積み重なったチップで良く相手の顔は見えないが…今の私はツイてるし、負ける気はしない

ルヴィエラ > (カジノに慣れているとは余り思わない
勝つ事には慣れている様子だが、あくまで其れだけ
自らが本気で負ける事など在り得ない、或いは――主導権を握られる事は無い
目の前の女は、そう確信して居る者の瞳をしている。)

「ゲームはお任せするよ、何でも構わない。
ただ、生憎君のチップと勝負になる手持ちでは無くてね
其れでも良ければ、だが。」

(くすくすと、微笑を零しながら、勝負を此方は受諾する
積みあがった相手のチップに比べ、此方が並べるのは
少なくも多くも無い、ごくごくありふれた量の其れ
被って居るシルクハットの鍔を僅かに下げ
ゲームについては、問題無ければ先刻までと同じ物を選択

――さて、ここで一つ確かめて置く点が在る。
カジノに於けるイカサマとは、どこからどこまでなのか
無論魔法や手技による違反は咎められて然るべき
見抜かれなければそれが正義だ、と言う考え方も存在はするが
自らの眼や、直感以外を頼りにゲームを行うのは、ある意味で”ズルい手”とも言える。

なら、果たして精霊の加護とは、イカサマで無いと言えるのか。)

「大丈夫、直ぐに稼がせて貰うよ。」

(そう、告げた。 ――まるで女を挑発するかに。
其の鼻っ柱を叩き折ってやると息巻く、先刻までのギャンブラーとは違い
まるで、女自身の様に――負ける事など、考えても居ない、と言うかの声音で)。

シェライラ > 妙な笑いを浮かべながら、私から見ると少ないチップを掛け金に出してくる男
2,3回私が大勝ちすれば無くなりそうな量に思える

「ふぅーん?一文無しになりにきたなら別に止めはしないけどねぇ」

ディーラを介した勝負ではなく、直接の勝負をご希望のようだから
さっきまで泣きべそかいて親をやっていた人間に配る役をやらせる

ルールは単純
配られた2枚のカードの数字を足して、既定の数字に近づける遊びだ
精霊たちは、危険だったりする時に教えてくれるだけ
別に普通にゲームをする分には、特に何も言ってこない

それはそうだ。私は精霊を使役しているわけではなく、ただ懐かれているだけ
そもそも、ニンゲンとかそこらの雑魚相手に初めてのゲームでイカサマなんてするだけボロが出るだけだし
ここまで勝ってきたのは、純粋な運とイカサマされた時の引き際だけだ

「はい、チップ。何してるの、早く配りなさい」

ひらひらと手を振ってチップを賭ける
まだ何山もあるチップを崩して適当な量を
そして、配られたカードは最高に近い札2枚
これに勝つには、特定の役でしか勝つことができない役

別に何もしてないのに、こんなのが来るなんてやっぱり日ごろの行いが良いからね

ルヴィエラ > (其の辺りを確かめに来たのが、目的。
時折こうして、寄った際に怪しい客の判断を頼まれる
このカジノ自体は、知人の経営している場所だと言うのも有る
要するに、人付き合い、と言う物だ。

とは言え、勿論其処に愉しみが無いと言う訳では無いが。)

「では、其れで。 嗚呼、配り方には気を付けてくれ給えよ。
イカサマと難癖を付けられては困るのでね?」

(ディーラーではなく、同じ客にカードを配らせるなら
先刻負け込んで居た相手故に、そんな軽口を向けて置こう
――精霊が、例えばカードを操作したり、相手の手札を盗み見たり
そう言った事をしている訳では無いらしい。
純粋に、運が強い、と言うのが相手の強みと言う事か
相変わらず、自らが負けると微塵も思って居ない態度でチップを置く女を
先刻から口元に、のんびりと弧を描いて眺めては
遅れて配られたカード二枚を――見る事もせずに、テーブルへと伏せて置き。)

「――問題無いよ、では、公開しよう。」

(――告げて、其処から。
自らが持っているチップの手持ちを、9割方、賭けた。
先んじてチップを出してしまって居る以上、此処から相手が取り下げる事は出来ない
出来るのは、上乗せで積む事くらい。

そうして、相手に問題が無ければ、其処で漸くカードへと手を掛ける
凡そ、"堅い"手札であった筈の女から僅かに遅れて
開いた手札の数字は、きっと。 女の手札を唯一越え得る役を、示している)。