2021/04/09 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 鉄檻の闘技場」にイスルスさんが現れました。
■イスルス > ダイラスにはアケローンという代表的な闘技場施設が存在する
しかしハイブラでもまた、似たような事業は行われて当然だろう
刺激 快楽 賭け 成立するものが似かよりさえすれば、必要なものは殺し合う者と者
故に見に来る者や、賭けた者
今場で殺し合いを繰り広げている、又は強姦し、周りを楽しませるパフォーマーをかわいがり
スポンサーとして納まる者らも当然いた。
「……。」
傍でソッと控えて立つメイドが一人、闘技場観客席の中に存在した
一般客からやや上質な席までがいくつもある闘技場席
メイドが一人控え立つスペースが存在しても不思議じゃなかった
ボスが手ずからパンチカットした葉巻を咥えるのなら、ソッと傍で燐寸を擦る
一瞬の摩擦から始まる最初の点火 ボゥと燃える最初の勢いを静かに眺め、落ち着きを取り戻したそれが軸まで燃え、火が太くなる
そこで先端に近づけ、均等に焦がすように終わったのなら、先端で弾いた燐寸が軽やかに火を消し、一煙上がる。
『イスルス お前はどっちが勝つと予想できる。』
葉巻を口に咥え、身なりを立派な黒染めで拵えた裏家業を思わせる人相がそう問う
目の前では、粗末な鉄の杖を渡されているエルフと思われる魔術師
顔をマスクで覆い隠した屈強な男が対峙したそれ。
お決まりな様子と、エルフの栄養が行き届いていない体を見ては、スッと視線だけはマスクの男を眺めた
『だろうな あんな鉄の杖で何ができる 魔の欠片もない鈍器だ。』
そして、始まり、適度な殴打 適度な青痣
悲鳴 懇願と共に始まる、強姦と言う名のショウ
■イスルス > エルフが、顔を殴打され、腹部で胃液を吐く
零れるそれに消化されたものはない
空腹でここに出てきたと分かる状態
魔術を唱えるにも力はなく、杖自体にも特殊な力はない
精々が棍棒として叩けるだけながら、杖術をエルフが身に着けていたとしても、杖が取られ、それがチュロスのように曲がった
それで勝率は0になり、長い髪が持ち上げられる
弱肉強食 それに思うことは当然 当たり前の摂理であり、イスルス自身が何度も経験し、行ったこと
周りでは目をそらす者もいるだろう
しかし適度なそれが終わり、小水が零れ落ちたのなら、間違った方法でも濡れきったそこに体に見合ったマスク男の肉棒が突き立てられる
奥底まで貫き、子宮に達したそれで、内臓が押し上げられ、息が吐き出されるエルフ
背面から立ったまま真上に突き刺されたそれ
正常位プレイなど、場内では前座でしかない
見えるようにプレイすることで、場内は沸き上がる。
鉄檻越しでも明確な、強姦
『オゴッ! アガッ! ふぎ、ぃぃぃぃ!』
死ぬことはない
しかし犯されるだけでしかない
適度な暴力と過度な種付け 当たり前のことながら、主たる頭目が葉巻の煙を燻らせ、黒い瞳で場内を身に詰めるイスルスを眺め
そして笑みを浮かべた。
イスルスは食事と敵対 そして肉便器のように性処理を行う以外で、戦闘行為に及ぶことがない
或いは、主に命令されてだろうか
故にイスルスが眺める当たり前の光景 それは一種の慰めとなるかもしれない
無駄に暴れることが無いならば、必要と行っているそれを眺め慰めとする。
もしイスルスが、その行為を眺め、静かに胸を トクントクン と高鳴ることがあれば
主は笑みを深め、葉巻を旨そうに吸い上げるだろう。
■イスルス > 『イスルス エルフの強姦てやつは、利益があるんだ。』
葉巻を咥え、酒精腹を黒い生地で身を包む頭目たる主がつぶやく。
イスルスは、無言 無常 漆黒の瞳で場内のザマを眺めていた
既に一度目が注がれ、それは快楽ではなくただただ、肉筒にされただけのもの
二度目は鉄檻に腕を掛けられ、只管後背位から乱暴な肉音が鳴らされる
マスク男の、膨らんだ腹と下腹部で叩かれる音
盛れる音は 拒む声 注がれた精液で鳴る粘り気のある音
『エルフを孕ませれば子ができる
その子供だって商売になるんだ。
エルフは栄養をとらされ、その子を大事に育てるだろう。
狂気に走り殺しても構わない また、孕ませればいい。』
エルフを生産機としたもの
出産という状況ですら、プレイの一環として見せるのだろう
「……。」
イスルスは、腹部に両手を笠ね置く、控えた姿のままで話を聞いていた。
子殺しという部分にだけ、ピクリと片耳が、髪の中から起き上がりかけるも、また畳まれる。
『従順なペット 奴隷
教育の行き届いた無知な獣 エルフを子から楽しむ者もいるんだ。
お前からすれば、あれは肉か、便器にしか映らないようだが。』
そう言って、あくどい笑みで葉巻を咥えたまま、口角を釣り上げて見せる頭目たる主。
主の、濁り切った、そして唯一仕える者の瞳を見つめ、場内で二度目の種付けをされる場を眺める。
エルフが、体力がつき、倒れ伏し、幕を下ろす。
主が種付けが確定的としているのは、何らかの薬でも盛ったのだろう
堕胎ならぬ孕肚薬といったところか。
「……。」
イスルスは、そんなエルフを眺め、使われ続ける結果を理解し、主に学べたと表すようにうなずいた。
『いい子だ、イスルス。』
宝石の嵌められた手指が五指を開き、宙へ浮く
そっと膝をつき、カチューシャを外した。
頭目の手に頭を添えるようにすると、数度優しく撫でられる。
暴力の世界の理を教える主と、それを拒まず受け入れる狼の従者。
「グルッ……グルッ……。」
撫でられる間、それを受け入れる、喉を鳴らす音。
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 鉄檻の闘技場」からイスルスさんが去りました。