2020/12/12 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 大通り カフェテラス」にエレン・ローズマリーさんが現れました。
エレン・ローズマリー > やや低身長な、しかし身に着けるものはゴシック調の貴族の娘を思わせる丁寧な編みと織りを見せるもの
半魔のエレンとして知られる貴族の血を引いた妾腹
ハイブラゼールで活動する幼き夜の店のオーナー

店は気にくわない限り店の長に任せ、嫌がらせや妨害があれば、自らが相手の体重を減らしにいくような行為すらする
長の役割なんてそんなものでいい。 裏切りと妨げに対し、口にねじ込んだ火薬に火をつけるような行為だけで事足りる。
故にこうして、剣を空席の一つに立てかけながら濃密なアイスワインを楽しんでいる。

甘い口当たりの子供でも飲めそうな甘い酒精
渋みや酸味のない、水気が取れたブドウの蜜の味がするかのよう。
テラスの冷たい空気も、自身の種族性ゆえか気にならず、二階から見下ろせる眠らない街並みを見るのは気分がいい

「夜のカフェテラスもいいものじゃない。
 かといって刺激も物足りないかしら。」

頬杖を突き、テラスの縁で眺めながら、荒事のない時間は貴重なもの。
廻りの客層からもうかがえながら、刺激が欲しくなってしまいそう。

しかし真夜中に経営するカフェなんて、ここくらいなものだろう。
眠らない街は眠らない夜にこそ輝けるのだから。

エレン・ローズマリー > 夜の野外を満喫すると、空のグラスのそばに代金を。
このカフェのような客層なら掠めとるコソ泥もいやしない
愛用の剣を背中へと吊り下げると、縁へと足裏をつける。

「さて、冬の夜は長いものね
 どこで楽しみましょうか。」

そう言って両翼を広げると、二階から軽やかに飛び立ったかと思えば空の散歩へとしゃれこんで。

ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 大通り カフェテラス」からエレン・ローズマリーさんが去りました。