2020/10/08 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (今宵も人並みで溢れるハイブラゼール
街の奥に位置する高級娼館の最上階、突き出したテラスの上で
手摺り越しに階下を見下ろす、男と、数人の女
眼下で行き交う人々を、片や品定めでもする様に
片や愉快な物でも見つける様に、其々が違った目的で見下ろして居た。)

「――――――……誰か、良い娘でも見つけられたかな?」

(――其れは、娼婦として、或いは従業員として働ける人員、と言う意味でだ
されど、意の一番に答えた娘は、「好みの子」が居たなぞと暢気に騒ぐ
そういう意味じゃない、と付近の娘に尻を叩かれる様相を眺め、ふふ、と笑みを浮かべれば
手にしていた葡萄酒のグラスを、くい、と煽った)。

ルヴィエラ > (其れまでハイブラゼールで務めていた従業員と娼婦の内
凡そ四割が、王都の二号店へと移動した
この先、更に人が増えて行く事を見越しての王都進出で在ったが
今の所は滞りなく、順調な滑り出しを見せている

――ただ、ひとつ、少々予想外の問題が。)

「―――――まぁ、シェンヤンの件で、客人が一気に増えるとはね
少々人員が手薄になるとは、流石に予想が付かなかったよ。」

(此れだから商売と言うのは面白い物だね、と
のんびり近況を告げながら、グラスを揺らした
そう、つまるところ、通常であれば問題無く営業出来る所
人が減ったハイブラゼール本店側で、人員不足が起こりつつあるのだ
とは言え決して致命的な問題ではない、王都側とで調整を行い
場合によっては、一度此方に戻って来て貰う、と言う方法で間に合わせては居る

ただ、勿論その為には要らぬ手間も、移動の負担も掛かる
よって、珍しく此処の所、この本店では、所謂スカウト活動、と言う物が行われて居たりするのだ
勿論、誰でも良いと言う訳では無い。 相応の眼鏡に適う者だけ、だ。
とは言えその判断基準に関しては、主である己の独断と好み
興味と気まぐれに寄る所が、多分に優先されるのだけれど)。